ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3613】 中華蕎麦 三藤 (東京・緑が丘) 醤油・麺多め 〜セレブに出しても恥ずかしくない日本的中華蕎麦!落ち着きの淡麗系醤油清湯!

急に温かくなると・・・お散歩らーめん!
 春だねぇ~。とある平日・・・急に4月下旬の暖かさだと!。嬉しいような気持ちにもなるが、単に寒暖の差が激しだけでコートが手荷物になるだけだ。またこれをきっかけに一気に花粉飛散が進みそうだし、良いこととそうでないこともやってくるのを実感しますねー。そんなことを考えながら、自由が丘駅周辺のラーメン屋を散策しますが、混んでたりピント来なかったりで・・・結局、ちょっと散歩してもいいかなという気持ちにはなります。
 

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 例えば、春というのは年度末決算があるばかりでなく、新体制やその人事異動など・・・結構に重要な間接業務が目白押しで嫌になりますねぇー。そしてそして大型10連休の課題対策など全く気が抜けないのであります。ひょっとして安倍ちゃん(首相)より忙しいかもしれないオレっすよ。
 

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 とは言っても、予定よりも30分も早く予定が切りあがって早めに外出できた平日ランチ。午後の都合から「自由が丘」で食うつもりでしたが、天気がとても清々しいためお散歩気分で少しいいもん食いに行きましょう。そんな感じで選んだのが「中華蕎麦 三藤」さん。自由が丘と言うより、緑が丘ってロケーション。過去に1度だけ訪問してますが、実は何回かトライしようと思ってたんです。以前にビブグルマンに載ったんでしたっけ?。それ以来、なんだかランチタイムは行列イメージで少し敬遠してたんですよねー。今回は、店前行列もなくすんなり入れましたが、やはり女性人気みたいな感じで和風で落ち着いた店箱が雰囲気ナイスです。
 
 

 

 
 
<全体&スープ> 明るく円やか!研ぎ澄まされた透明感ある醤油清湯に貝滋味加わる旨味感!
 
 敬遠・・・と言うか気になってた点はもうひとつ。それは少しお高めなこと。そう頻繁に来れん!というイメージが染みついてしまった。しかし何気にデフォルト800円という価格も、今では目くじら立てるほどでも無くなってきたかもと!。まわりの値上げがイメージGapを埋めつつある昨今です。とは言いつつ、昼飯だけで英世オーバーは辛いので、味玉200円アップは諦めて、麺大盛対応とさせていただきました。それはこんな麺顔して登場!
 

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 おおお!シンプルー!高級感と質素感が紙一重なイメージありあり。むしろ雑な部分が少しでもあれば、一気に意気消沈してしまいそうな危うさすら覚える!。なんて思ってみたけど隙らしきは見当たらず。例えば大判チャーシューの配列や麺の流れ。汁の透明感やトッピングの置き方等。・・・どれも合格点ではなかろうか。それだけ神経や気の回りがいい感じということは、味にもはね返るという展開と、この時点ですでに飲み込まれたように感じます。
 

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 こんなに迫力あったっけ?と過去の記憶を呼び起こしながら、まずはスープをゆっくりレンゲで味わいます。銀のレンゲを使っているのも計算なのか、キラキラしているスープが反射して余計に煌びやかに見える。レンゲを上下すると琥珀になったり、黄金になったり、その表層をゆっくり揺らめく鶏コクの脂が実に優雅。いやーこれは旨いに決まっている風貌ですよ。それと同時に大体味構成が分かったりする。
 

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 「穏やかさ」と「淡麗さ」が共存しているような味風景が実にナイス。「穏やかさ」には2通りあって、まず醤油の味わい。その輪郭が穏やかに感じるほど塩気が円やか。そして醸造感ありそうでさらっとした風合いが見事で、その輪郭は鶏ガラのエキスにむずびついて甘く感じるほど。そして鶏出汁。一切の濁りのない丁寧な仕事ぶりが伺える煮出し感。また香味強化として更に鶏油を加えるって感じは低く、バターのような濃厚さを感じさせる代物ではありません。ここを鑑みると「穏やか」と感じ取ってしまいますな・・・。
 

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 そして「淡麗さ」なんですが、魚介と察しがつきそうですが、ここでは私の駄舌が感じるのは貝出汁。昆布とか節などもありましょうが、じわっと体の内側から感じるような味の輪郭には貝エキスを仄かに感じるのですが、実際のところはどうなんでしょう。その滋味と感じる風流な味わいに「淡麗さ」と結びつけてしまいます。前回塩食ったときの記憶が、完全に抜けているので・・・この部分は全く確信が持てませんがあしからず。
 
 

 

 
 
<麺> 多加水の平型ストレート麺。パラレル感美しく歯応え&スベリ・・・食べ応えもありなむ!
 
 スープの味風景も予想外だったが、麺がもっと予想外でした。多加水の平型麺。モチモチとした食感とツルツルとした歯応え。そしてしなやかな腰つきがスベリとのど越しで楽しめるタイプ。以前と麺を変えているのか、また塩と醤油で使う種類を変えているのか?。これは薄く曖昧な記憶の中でも、前回との違いを感じざるを得ません。どこかしら恰好よい一杯と味付けが頭を占めるなかで、この麺を感じると一気に馴染みが生まれて、心理的距離が縮まっていく気がする!。
 

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 麺を多めにして良かったぜ!。これは旨し。若干汁を吸い込むところもあるし、熱々なスープの中にあっても熱ダレもせず。しなやかさに一貫性があります。麺も絡みつくことなくスルスルと外れるので、箸のリフトもクチからの啜りも意外とライトな心地よさ。平型の中太麺でもズボボボボボっとすすり上げれる快感です。また飲み込むのに勿体なさを覚え、思わず途中で余計に奥歯でクチリと潰したくなる。想定200g弱といった麺多めのボリューム感だったか?。これは実に好みの麺でした!。
 

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<チャーシュー> 定番すぎる豚バラ肉ロール&肩ロース肉もなんだかとても上品に感じさせる雰囲気!
 
 王道、奇を衒わない・・・と誉め言葉が浮かぶ豚バラチャーシュー。そして肩ロース肉。頑なな姿勢ですな。この価格帯なら今をときめく低温調理半レア仕立てでも来たいしたいところが本音だったんですが・・・。ただ、質感に手抜きなし。定番肉がちょっとおしゃれに上品になった・・・・そんなイメージでした。
 

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 肉質については言わずもがな、肉繊維のきめ細やかさと脂身の甘さが絶妙。しかしながら味付け自体は実に薄味で、汁に浸してぴったんこといったレベル感。汁の鶏エキスで少し濡らし吸い込ませてから食らうことおススメです。いつもなら飯に合いそうなアイテム肉ですが、何となく酒気分にさせる仕上げ感。やっぱ上品だわ・・・。なのでいつもみたいに麺を巻いて食うなんてことはせず、そのままの味わいをダイレクトに楽しみました。
 

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総じまして「セレブに出しても恥ずかしくない日本的中華蕎麦!落ち着きの淡麗系醤油清湯!」
 
 ・・・というそのままの感想。以前は自由が丘価格と揶揄してた自分が、妙に今回は値ごろ感を覚え始めるかも。ちょっと小粋に食いたいシーンにだって、ラーメンがあっていい。そんなタイミングでは実にハマるお店ですので、実は夜が楽しみなのかもしれません。既に「辛醤油」というのがあって、次はそれを狙うと決めているオレ。今度外国人の友人に勧めてみたいと思います。そんな応援気分が覚めないうちに、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
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