ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5111】丸幸(東京・武蔵境)ラーメン + メンマ皿 + アサヒスーパードライ + 多満自慢生貯蔵酒DRY 〜先行き不透明なストレス抱える現代社会にこそ安寧ノスタルジックな中華そば!

素朴で質実ワンコイン拉麺

 
 日曜日なれど冬の曇天。休日なれどマンションの理事会。実にすっきりしないねぇ〜。そんな時には、乗り切った後の酒と拉麺を楽しみに頑張りましょう。こんな似たようなパターンで、金曜夜は「みたか」、土曜夜は「高尾」、日曜は昼間でしたが「丸幸」へと流れてみましたー。
 

 
 この他にも、中央線沿線で飲んで食らって好き放題させてくれる店は、あれこれあるのですが、2023年の週末は順次これらをローテーションで回ることとなりましょうー。
 

 
 
 
<アサヒスーパードライ> 冷え方!グラスの気配り!タイミング!真冬の寒さにつんざく淡麗辛口の旨さ!

 
 ここは生ビール・瓶ビール・日本酒・ハイボールとラインナップされとるのです!だから素敵!いやすき!。生ビールよりは瓶ビールなオレ。アサヒスーパードライを堪能させていただきましょう!。ははは・・・・瓶を握った瞬間から「冷え冷え」「キンキン」でして冷たさが手に沁みる。そしてグラスじゃなくてコップ!。これが大衆酒場感を感じさせてくれていい感じ!しかもコップも冷えてて曇ってる。冷たいコップにキン冷えビールを注ぐ瞬間がたまらん!。
 

 
 あゝ、口に含むとスーパードライらしいキーンとした辛口の響きと冷たい刺激がマッチします。喉越し刺激を与えながらも、比較的ライトな味わいと鋭いキレ味で、心のストレスを一気に流してくれるようです。
 

 
 
 
<多満自慢 生貯蔵酒ドライ> 三多摩地区自慢銘柄!甘さに滲む辛口後味!冷たさに余韻すっきり!

 
 今回も生貯蔵酒ドライ!。一時期「澤乃井」だったんだが、冷酒は今回も「多満自慢」。例え真冬であろうとやっぱり日本酒は冷やでいただきたい!。直系尊属は、酒屋を経営しておりその血を受け継いてでるのかも知れません。さてこの冷酒!日常酒の風合い低く、淡麗なる切れ味もしっかり表現。メンマとよく合うじゃないか。
 

 
 ちなみに酒類を注文すると、メンマか味ねぎが提供されますが、これもまた嬉しいサービス!。酒飲みの心が分かってる!。シチュエーションによって選んでくれます。例えば、メンマ皿を注文すると味ネギ、ネギ皿を注文するとメンマ、チャーシュー皿を注文すると???・・・答えは味ネギ!。チャーシュー皿には味ネギが入ってるのが理由でしょう。
 

 

 

 
<メンマ皿> クニャコリ食感!ちょいとスパイシー!深めの醤油に染まった円やか味わい!

 
 さてこのメンマ!醤油色がしっかりと染まった色合いで、その深さとは違い、塩気が低くて逆に甘味あるほどに円やか。そこに少し胡椒が効かせてあって、その仄かな刺激が妙に醤油と素材の風味に合うのだった!。いかにもなフニャコリとした歯切れの短冊タイプ。
 

 
 下味の旨さで箸が止まらなくなると言いたいところだが、今回も性懲りも無く味変化を試すのであった。へへへ・・・辣油を後半に垂らしてみます。これがまた合う!酒が更に進む!。
 

 
 
 
<全体> ザ・ノスタルジック中華そば!贅沢さを感じさせず懐かしさと馴染みの味わいで満足感誘う!

 なんとも言えない、実にティピカルとも言える忠実なる昭和の中華そば感がありありです。質素のようでメンマとチャーシューの存在感はあり、かと言って贅沢さを主張するわけでもなく、肩肘張らず安寧に食えると言った感覚。
 

 
 全体から醸し出される優しさが心根に染みとおるようです。深い琥珀にも思える醤油ブラウンは、少し地味とも思える古風な色合いですが、それがまた深い出汁感のようでもあり、オヤジの心をくすぐります。ああ、やっぱり来て良かった!^_^。
 

 
 
 
<スープ> さっぱり豚の旨味!古風な節系の魚介溶込み!カエシの穏やかさ!安らぎ感じる味風景!

 
 クラシカル?ノスタルジック?と思うのは先入観かもしれませんが、シンプルに言えば「さっぱり系」な旨さが心地よいのです。動物感が淡い感覚で、グツグツとエキスを絞り出した感覚は皆無で、骨というより肉を煮出したような優しい豚の出方と妄想します。つまり穏やかな動物感。
 

 
 そこにしっかりめに魚介が浸透しております。甘味も穏やかなことから、煮干しよりも節系の溶け込みの方が、しっくりと感じるような味風景。鯖のような濃ゆさはないイメージかと。更にカエシも穏やかで、まさにゴクゴクと飲み干しても引っ掛かりがありません。薬味の玉葱もフレッシュな甘味を感じるほどで、飲んだ後の〆にもフィットしそうな味わいでしょう。
 

 
 
 
<麺> 自家製麺!蕎麦粉入りとは言え明るい歯応えとツルツルとしたライトなスベリ!王道中華麺!


 
 卵麺と蕎麦粉入り中華麺とで選べるシステムなんだけど、今回は久しぶりに蕎麦粉入りを注文してみました。蕎麦入りとは言え、蕎麦っぽいイメージはほとんどなく、ズバリ中華麺なのですが、プツプツとした歯応えは卵麺よりは淡白で出汁の吸い込みも優れている様子。表層がツルツルとしており、非常に啜りもライトです。
 

 
 麺の甘味と言うより、出汁と一体化した旨味がイメージの全て。後半の方が俄然しなやかになり、私は後半の方が好きかも。崩れたチャーシューやら、まだ残ってるメンマなどを存分に絡めて食らうと、あっさり味の中に滋味が加わるよう。歯応えも複雑になり楽しさアップなので、具材はなるべく絡めた方がいいです。玉葱の微塵は放ってても自然と麺に引っかかったり絡むので、玉葱の味わいも麺の旨味にフィットする様子かと!。
 

 
 
 
<チャーシュー> 肉に甘味すら覚える円やかさ!持ち上げると崩れんばかりの柔らか豚ばらスライス!

 
 醤油系のタレにしっかり浸かった豚ばら肉。タレが浸透した脂身の部分が旨いが、スープが浸透した赤身も肉味と交わって旨いね。そしてその脂身と赤身が交わると最も旨い。肉全体に甘味すら覚える円やかさが、実にクラシカルで印象的です。全く胃袋に負担なくバクバクと食える感覚なのです。
 

 
 
 
<メンマ> 自家製?色合いより薄味で素材感あり食感柔らか!魚介系の下味が優しい旨味!

 
 メンマも自家製?。これも昔から慣れ親しんだ味わいながら、丁寧な作り込みを感じます。炒めよりも遥かに煮出し感が強いメンマで、醤油っぽい色合いがある一方で実は薄味系。素材感も味わえるし、スープを吸い込んだ後の一体感もまた旨し。本来ならビールとアテたいところですが、このご時世だからラーメントッピングで十分に堪能させていただきました。
 

 

 
 
総じまして「先行き不透明なストレス抱える現代社会にこそ安寧ノスタルジックな中華そば!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。たかがラーメンと言うこと勿れ。その一杯でオヤジ世代こそ心豊かに落ち着かせる旨さです。中華そばの原風景すら覚える旨さかと!。しかも若い世代がしっかり受け継ぎハートフルで入りやすい店です。なので懐かしさを味わいたくなったら激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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