ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3599】 らーめん専門店 Chu-Ru-Ri (東京・十条) 芳醇 塩らーめん 味玉付き 〜若いセンスで織りなす玄人好みの崇高塩そば!

迎え入れる気持ち感じる若い新店舗!気持ちいいねぇ〜
 平日の疲れを取るには、1日では足りませんな(汗)。とある日曜日、久しぶりに遠くの景色も見たいし、クルマも走らせないと調子悪くなるし、ラーメン遠征だ!と思ってたんですが、寝坊で出鼻を挫かれてしまいました。で目覚めたらすっかりブランチのお時間。参ったな・・・都内でラーメン物色するか。何時ものように、有名ブロガーさんの情報や、ラーメンデータベースを元にコーヒー飲みながらチェックして過ごします。
 

f:id:TOMASSOON:20190210112923j:plain

 
 
 こんな重い体調じゃ「淡麗」「塩」くらいがちょうど良いな。気分を変えたいし「新店舗」なんかがいい。そういえばガソリン入ってたっけ?往復考えて「都内」だな。・・・なーんて感じで検索し絞り込んで行くと引っかかったのが「らーめん専門店 Chu-Ru-Ri」さん。まだ情報露出が少ないですが、いっちょ行きますか!環八と環七の流れもよろしく、ネズミ捕りに引っかからない程度に飛ばし気持ちよくやって参りました。このエリアはPメーター、コインPが多くて重宝です。
 
f:id:TOMASSOON:20190210123022j:plain
f:id:TOMASSOON:20190210122728j:plain
 

 
 外観は扉からも白木の装いでなかなか落ち着いたもの。そして店内は和風で白木のカウンター等が眩しいさっぱりと渋い作り。地元の雰囲気に溶け込んでいるなと感じていたところで、ご店主と軽く挨拶を重ねますが・・・・結構お若い!!。へぇーってな感じで内心思ってたところで、言葉遣いも丁寧んだななんて感心しました。ところが更に嬉しい心遣い。一口サイズのアイスコーヒーが差し出されて、お待ちの間どうぞなんて気の配りよう。面白いなと感じてたら、店のうんちくでコーヒーって健康に良いらしく効能が詳しく紹介されてた。最近身体が完全にジジイだから、こういう効能書きって自然と食い入るように読み入ってしまう(汗)。
 

f:id:TOMASSOON:20190210122949j:plain

 
 
 
 
<全体&スープ> 芳醇さありながらも淡麗なる落ち着き感!シンプルな中にカオスな旨味!塩好きならオススメ!
 
 更に嬉しさが続く。「宜しければ浅漬けもどうぞ!」とな。カウンターには黒く大きめな壺があり、中には白菜を中心とした浅漬けあり。お手製とのことで、これも若いながら凄いねと、ますます感心してしまう。ここまで来るとラーメン屋じゃなくて料理店と呼びたくなるな。しかも旨いから納得度も深い。もうこの時点で、この店はなかなかラーメンもイケる店なんだろうなぁ〜って予感みたいなものありました。そんな期待を具体化したものが、このあと直後にお盆に乗ってやって参りました。それはこんな麺顔です。
 

f:id:TOMASSOON:20190210122045j:plain

 
 
 おおお!前衛的和風な丼に浮かぶ一杯は、一見すごく淡麗に感じましたが、見れば見る程明るさを増すじゃないですか!。そのスープの霞んだような半濁りには、魚介のニュアンスを感じて塩と結合する淡麗さが伺えます。しかし落ち着くと表層に流れる鶏のエキスが見事に澄み切っており、半濁りと感じた心がどんどんと澄んだ明るさに感じる。そしてよく見ると香味には焦がし葱が浮かんでいるではないか!。このアイテムは動物感に色を指す役目があって・・・一気に淡麗系から芳醇系へとイメージが変わってくる。
 

f:id:TOMASSOON:20190210122756j:plain

 
 
 先を急ぐように慌ててレンゲで味わったが・・・旨さは想像以上にライトな芳醇さだった!。薬味が効いているのか?香味野菜の雰囲気が感じられて、一瞬生姜でもと疑ってしまったほど(本当に隠れているのかも)。ネギの香味がすごく跡を引く。柚子も少しかおる。そして鶏のエキス感もしっかり出ているのに、嫌味がなくて重みがない。鶏油の化粧も低いのが好印象で芳醇さが実に好みに合う!
 

f:id:TOMASSOON:20190210122742j:plain

 
 
 しかし実際に芳醇と感じさせるのは魚介の風合いじゃないだろうかね・・・。その魚介だが、昆布・煮干・節など色々あるなか、個人的には節系の旨味が素晴らしいと思う!。節の旨味が塩気に結びついて、香味などと混じると明るく軽い旨味にも通じ、そして味の膨らみ感から「芳醇」と感じさせる雰囲気がありありです。
 

f:id:TOMASSOON:20190210115138j:plain


 
 さて、焦がし葱。わずかな分量ではあるけど、これがあるとなしではずいぶん違うんだろうね。もしこれがなかったら、ずっと魚介系に感じてたかも。これがあるので、動物感も味残像を食い止めるし、香りと甘みがカオスを高めるようなイメージ。実に繊細なスープ感。実際にはもっと色々な風景があり、例えば麺の風味も更に溶け込むのだから・・・興味が尽きないスープなんです。
 
 

 

 
 
<麺> 三河製麺:全粒ちょい配合!風味と汁吸い込みが両方楽しめる・・・いい意味でずるい細麺^_^
 
 おおお!全粒配合!!。これだけでテンションが上がり、依怙贔屓が始まるオレです。最近出会う配合麺は加水が高めのタイプが多い気がします。かと言ってモチモチ度合いは一定レベルで、明るさよりも引き締まりの方が印象深い麺です。前半は微妙に芯が残って、表層だけが軽く一枚透明感がある見栄え。ツルツルしてるけど、腰がキープされた感じでしょうか。ズボボボっとすすりも軽く、勢いよく噛むと微かに風味が残るのが嬉しいです。汁の芳醇さを咀嚼で合わせてゆき、甘みを楽しみます。
 

f:id:TOMASSOON:20190210115148j:plain

 
 
 後半になると、汁を吸い込み切っていますが、だれた感じはしません。麺の風味が汁にも移ってより一体感があるような旨さ。クチクチと奥歯で潰して感じる旨味が楽しい感覚。この時に薬味ネギと絡まると飛躍的に旨いですな。海苔も少し恋しくなりますが、いずれにしても、風味と汁吸い込みが両方楽しめる・・・いい意味でずるい細麺。大盛り必須かもしれません。
 

f:id:TOMASSOON:20190210115203j:plain

 
 
 
 
<チャーシュー> 肉質の旨味!脂の甘み!塩スープを吸わせて溶かして旨し!
 
 流行りのレアチャーシューに手を出さないのがむしろ好印象。この全体感ならこの落ち着いた煮豚タイプでしょう!。薄味の仕立てなんですが、しっとりと旨味を確保しているところが素晴らしい。むしろ汁以上に味がしっかりしている部分もあります。脂身が少ない部位と、逆にサシが多めの部位と合わせてます。少ない部位は汁を十分に吸い込んでいて、自身の塩気も吐き出しながら柔らかく食えます。これはロックの焼酎と合うと思うあっさり滋味な肉味。一方、脂多めの部位は、ほとんど似た味風景ながらもとろける感覚と、脂ならではのコクが肉厚に広がります。両方ともスープや互いのを転換するような味じゃないからいい。正に、肉質の旨味!脂の甘み!塩スープを吸わせて溶かして旨し!なのだ!!
 

f:id:TOMASSOON:20190210115123j:plain

 
 
 
 
<味玉にハズレなし!> スープに溶け出ないねっとり卵黄!敢えて汁に沈め含めて出汁感で味わう!
 
 最初塩味玉と思ったのですが、薄口醤油出汁も滲んでますかな・・・。案外塩味が低くて、芳醇な甘みが優ったようなイメージ。卵黄のトロトロ度合いが重めでスープに安易に混じらないのが印象的。だから半分は、あえて沈めて汁を吸わせるようにしながら食らうのです。これが味が色々混じって旨い。白身はぷるんとして卵黄と混じらせて食いました。嗚呼、やはり今回も味玉にハズレなしの旨さ!
 

f:id:TOMASSOON:20190210115024j:plain

 
 
 
 
総じまして「若いセンスで織りなす玄人好みの崇高塩そば!」
 
 ・・・と言う感覚でして、近くにあったら夜に行きたい専門店。駅から少し離れているのが気がかりでしたが、これなら地元客をがっしりと捉えられると確信の旨さ。塩のレベルが高いと醤油も俄然気になってきたし、寒いうちに味噌もどうなのかと次々気になる。また来ます。そんな応援気分のまま、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

f:id:TOMASSOON:20190210145521p:plain

 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!

関連ランキング:ラーメン | 十条駅東十条駅

赤羽本 (エイムック)

赤羽本 (エイムック)

 
0331-04 埼京線・川越線 快速 (十条?赤羽) 205系

0331-04 埼京線・川越線 快速 (十条?赤羽) 205系