ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3584】 RAMEN CiQUE (東京・阿佐ヶ谷) 塩ラーメン+焼きトマト+白味玉 〜色褪せぬ今風ハイセンス!斬新さの中に懐かしさも感じる王道コンテンポラリー拉麺

なんだか隠れ名店みたくなって居心地が良いのだ
 10年ほど前はとても人気と注目を集めていたこちら「RAMEN CiQUE」さん。まだ東京のラーメンを食べ始めたあの頃は、とても混んでたようなイメージ。そして当時、その良さをよく理解できなかったオレ。その後、少し某ラーメンSNSでの露出が減った後、復活タイミングで食ったら、腰を抜かすほど旨かったっけ。今でも人気は高いんだけど、いい感じで「並ばなくても食える旨さ」を享受させてもらってます。感謝の一言。
 

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 そして店内がモダンでスペースを贅沢に使ってるのが、今でも斬新に感じます。山水のスピーカーが何気に置かれてて、オーディオ世代のオヤジには泣ける。そこから流れるBGMは、モダンジャズのようであたり、フュージョン系であったりと、実に和ませてくれるのです。店内待ち用のソファーに少しゆっくり座っていたいと思いつつ、順番が来たからカウンターに向かうのであります。
 

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 もう・・・この店で食うものは個人的に決めてしまってます。それは、塩ラーメン+白味玉+焼きトマトこれまでもそれに近かったし、今後はずっとこれになるでありましょう。なので・・・似たようなコメントの繰り返しになってしまう部分が多いこと、あしからずでございます。
 

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<全体&スープ> 淡麗なコンソメ感覚!トマトは崩さぬとも出汁を吐き出すものなのか!?
 
 いつもと違うと言えば・・・酒を頼まなかったことでしょうか。ちょっとこれまで飲みすぎ人生だったので、少し抑えておきましょうと言う流れ。たまたま休肝日とかぶっただけ。お酒を休んでも、ラーメンを休まない。化学調味料を使わないラーメンなら毎日でも続け食べれるのだ・・・と他人にはそう説明しておるこの頃です。今日もヘルシーなラーメンをいただきましょう!・・・と配膳され来たのがこの麺顔です。
 

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 おおお!本当にいつも変わらん美しさと落ち着き感。赤・白・緑・・・その配色はまるでイタリアン・トリコローレ!。その真横に純和風な麩と海苔が並んで和洋折衷な様相です。ついでに麺も素朴さを写し、やはり和風感覚へと気持ちを誘う。透明なようですでに霞んだような塩スープがとても優しそう。これまで似たような一杯は数多く見てきたんだけど、やはり落ち着くよなぁ〜・・・この手の淡麗塩ラーメンって。
 

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 ベースのスープはいつもの通りの、スッキリ煮出しの鶏ガラ感。鶏油など色気ある香味はそこにはなく、控えめとすら覚える動物感覚です。魚介系は節系メインで、昆布等の乾物と野菜が甘みをひくと言った味風景でしょうか。十分にゴクゴクと飲み干してしまいたくなる塩加減。塩ラーメンとは言っても塩っぽさがなく、さっぱりとした甘みを蓄えてます。
 

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 さっぱりとした甘みとは、私の中では野菜の旨味が一番ヒットするのでして、特にここに焼きトマトを配していることからその傾向が如実なのです。かなり前のこと、関東で初めてトマトのおでんを食った時の感動も少し連動するかな・・・。別にトマトを崩さなくても、食べ進めるうちにスープが攪拌されるから、出汁がにじむ、エキスが沁みる。甘みの中にうっすらとトマトを感じるが、淡い酸味もじわじわやってくるのが楽しくてなりません。
 

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 また意外とチャーシューの味が沁みてくるのが後半分かるのだが・・・酒を控えると色々過剰に敏感反応しているだけかもしれません。もう妄想が止まらない・・・。麩を沈めて汁を吸わせ、それを噛み締めて気を鎮める次第。
 
 

 

 
 
<麺> 前半に風味を醸し出し、後半には甘味すら思う汁との一体感・・・うまし!
 
 出会った時も確か全粒粉配合だったっけ(違ってたらごめん)。もうこの店では全粒配合の麺が食えると頭に刷り込まれております。以前はしげしげとこの全粒入りの姿を観察して、そのジラフ文様にラーメンレビューのコメントを創作しながら食ってたっけ(爆)。
 

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 もちろん風合いが楽しめるタイプなのですが、こちらの麺は前半と後半で、楽しませ方がはっきり違うので分かりやすいね。潰し込みと浸透圧の関係なのかは不明ですが、汁は割と吸い込みやすいと感じてます。なので前半は麺は風味豊かに感じて、咀嚼で出汁旨味と合わせて食う楽しさなんですが、後半は汁を吸い込みきるに近い状態で噛み潰す感覚。前半は香り豊かで、後半は甘みしっかりで味わい尽くすのです。
 
 

 

 
 
<チャーシュー> むしろ一番塩気を感じたのは肉かもしれない?肉身の出汁浸透と脂の甘味のコラボがナイス!
 
 知った当時からブレませんねー・・・。実は分からないところで変化させてるかもですが。少なくとも低温調理の肉が流行ってるから右に倣えはしないみたい。肩ロースと思しき部位が、よく煮込まれてトロトロに解ける寸前。肉身部分は十分に汁を吸い込んでおり、箸で持ち上げるだけで自重で崩れる。また脂身部分は半透明で、端っこからエキスがスープに溶け出しているのでは?と思えるほどふわふわ。実はこのエキス感がスープにもゆっくりと影響してると感じます。割とこの中ではやや塩気を感じるパーツなので、しっかりと食いたい気分にさせますが、口の中であっという間に溶けてしまう。ズルイ肉め・・・、オレをもっと楽しませておくれよ。
 

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焼きトマト> 初めて知った時は革命かと思ったよ・・・今でも色褪せぬ旨さ!
 
 誰が最初に考えたのか・・・ラーメンに焼きトマト。アイバン氏なんでしたっけ?(自信なし)。独身時代にテレビをごろ寝して眺めてたら、変わったアメリカ人がラーメン店開いてるって紹介されて、そこで目にした焼きトマトが衝撃的だった記憶!。今でも焼きトマトを見たらこれを無視できません。
 

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 後半から「トマトを半分崩す」。そのままホールで食うのも好きだが、やはり少し崩してスープに溶かすのが流儀でしょうか。ここから一気に酸味とフレッシュな甘みが溶け出して、スープを含めた旨味がワンランクアップします。これをピュアに楽しみたいために、私個人的には、柚子胡椒を封印することにしました。以前はこれも溶かしてたんだけど・・・トマトの味がばらけてしまう気がしてね。
 

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<味玉にハズレなし!> たまに恋しくなる塩味味玉!選べる味玉が嬉しいサービス!
 
 ありそうであまり見かけないのが「味玉選択」。要するに「白か黒か」を選ぶだけなんですが。スープと味玉の味の相違を気にする人と気にしない人。その相違を表現ニュアンスと捉えるか違和感とか捉えるか。食べ手と作り手の考えが、いつも微妙にミスマッチするところを、ここで一気に合わせます。
 

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 塩味玉・・・とここでは言い切りますが、白醤油も含めてだと判別できないのであしからず。出汁が染み込んでマチュアな甘みを感じる味玉も好きだけど(そういうの多いが)、たまにはシンプルな塩味で玉子を感じたいと思うこともありましょう。だったら茹で卵食っとけという話になりそうですが、汁と一体感が出ないのでそれはそれで痛い。塩ダレが染み込んだ味玉は、こういうワガママな人間のためにあるのだわ!。ねっとりした卵黄が舌に絡みつきますが、ゼリー状の中に玉子味が芳醇。そして塩気がシンプルに染み込んで、馴染みある味わいの中に芳醇さが花開く。嗚呼・・・旨し!やはり味玉にハズレなし!。
 
 

 

 
 
総じまして「色褪せぬ今風ハイセンス!斬新さの中に懐かしさも感じる王道コンテンポラリー拉麺」
 
 ・・・と言う感覚。これからも間違いなく食い続けるでしょう。もっと他のも食べて欲しいとお願いされてもこれを食う意固地なオレをお許しください。誰に残悔か分からんですが、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!

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