ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2441】五ノ神精肉店 (東京・東秋留) 味玉合鴨つけ麺

<お彼岸に、秋雨の秋留で秋らしく、鴨をいただくーー!>


 お彼岸に雨ってあまりイメージがないのだけど、台風が過ぎ去っても、なかなか強い雨が降り続きます。そんな中、ちょっと久しぶりに、東京都西エリアの遠いところへ車を走らせてやってきました。五ノ神精肉店さんが今回のターゲット。あきる野界隈の「精肉店」と言えば、池谷がイメージされるのですが、そんな偶然も面白く感じます。これまでは、魚介系・・・特に甲殻類の使い手と、このブランドイメージなのですが、今回は「肉」ですからねー、興味津々次第です。








 道が混んでて予定よりも30分オーバーで到着。こちらは共同駐車場が広くて便利ですねー。しかし雨が強くても店前行列は、軽く20名は超えております。他府県ナンバーもちらほらありましたから・・・注目度が伺えます。こちらは食券を買ってから並びましょう。これを知らずに入る客と並ぶ客がプチ衝突しそうですから。大体配膳までに1時間弱待ったかな・・・・雨もあってイライラが鬱積したのかもしれません。雨の匂いに混じる豚骨臭も・・・何とも言えない(二日酔いだったら胃が重くなる匂いかも)。







 店内は、広々としていてなかなか勝手がいい感じ。メガネのご店主がとてもいい感じでご対応。スタフさんたちを丁寧に指揮してます。少しばかりの失敗は「気にしてないから」と言葉をかけ、空気感を大切にされてる感じ。こちらは、「豚骨」デフォルトで、そのほか2メニューは周期的に変更になるとのことで、その2メニューとは「牛出汁(汁系)」と「合鴨(つけ麺)」。通常、何でもデフォルトメニューから攻めないと気が済まない性格なのですが、この季節、「合鴨」という言葉には強く惹かれます!。結局、コインP代も浮いたこともあり、「味玉合鴨つけ麺」とさせていただきました。







【合鴨の甘さがじっとりと広がるコラーゲン感覚!舌にまとわりつく滑らかさ】


 ほぼ他客は、「豚骨」のご様子。広い店内で、合鴨つけ麺を食っているのは2名のみでした(それほど豚骨の完成度が高いのか?焦る)。多少の配膳前後は無問題。しかし意外に早く配膳が進むのは、事前に食券を回収しているためか、嬉しい誤算で麺顔と対峙です。さてこのつけダレ・・・・実に芳醇さが見た瞬間から伝わります。合鴨エキスの脂が表面を厚く多い、醤油ダレの優しいブラウンがしっとりと感じる雰囲気がナイス。通常思い浮かべる・・・清湯合わせの合鴨出汁とは、少し面持ちが違うのが、興味をそそります。








 実際に味わうと、冒頭はオイリー!?と感じるほど、濃厚な合鴨のエキスで口の中が占められます。濃密感覚と、まろやかさ、野趣な風合いが濃ゆいわー。徐々に攪拌されて味わい続けると、これまたイメージが変わります。醤油ダレの風合いと混じり合うと、合鴨の脂はとても甘く感じだしてくる。ああ・・・鴨だーーー!って頭の中で羽ばたく鴨たち。やはり秋めいた時期に食うとググッとうまく感じるのは気のせいか。味わい深い動物系です。







 そして徐々に白湯か?と思えるほどコラーゲン感が強くなる。舌全体にまとわりつくような動物感が広がり、それが一切嫌味がないところが素晴らしい。微妙に一味が投入されてる??。不明だけど塩気は甘みに覆われている印象だけど、時折見せる香ばしい旨味に塩気の存在も感じます。鴨には少し焦げた白ネギなんだけど、薬味の刻み青ネギが頑張っている。このつけダレは、麺や具材にもいい影響を与えていて、尻上がりに評価が上がって行く感じ・・・。












【品良い色合いで密度感もある、やや平角のストレート麺!風味よし!滑りよし!ボリュームよし!】


 麺がいい!。つけ麺にしてよかったよかった!!。見た目から味わいなどどれも合格点以上。各で少し平べったい形をしたストレート細麺。汁系では、中太に分類されるかもといった微妙なサイズ感。この微妙さが、タレとの絡みや歯ごたえに至るまで、いいバランス感覚を形成してる感じ。








 綺麗に折りたたまれたそれは、色白で少しだけアイボリーな色合いであるところが、とてもナチュラルな素材感を醸し出します。表面は漆喰のようなきめ細やかな仕上がり。水切りもよく、それでいて水気を感じるみずみずしさ。意外に引き締まり感覚があって、麺の密度が高いです。そのため、前歯の千切りにおいてもクツクツとしたしっかり歯切れ感があって、その都度グルテンの爽やかな風合いを運ぶかのよう。香りがうまい。







 そしてつけダレのコラーゲン感が、この麺の絡みにはぴったりで、貼り着きとか吸い込みとか・・・タレを持ち上げる全てがMAXに感じます。なので滑らかにすすりあげることができて、密度あるヘビーな感覚にしてはライトに食えます。また、デフォルトのボリュームがちょうどいい。私的感覚では250g超程度か??。タレのコラーゲン感もあってちょうどいい分量です。今の私には無理して大盛りする必要性を感じません。うまいけど。












【鴨肉も当然美味いが・・・・鴨つみれが絶品! 味玉も深い味付けでナイス!】


 麺皿に乗せられた合鴨肉は、うまいに決まってます。そのままでも食えるし、野趣感じる一方でとても柔らかい。皮の部分も甘みが広がる絶品です。これをつけダレに半分だけ沈めて食う。柔らさは微妙にいつも食っている鶏肉とは違う感じを受けます。また味玉がとても深い味付け・・・、これも唸るうまさ。白身はすでに茶色に変化し、タレを吸い込んだ味わいがなんとも・・・甘いのか香ばしいのか、判断つかないほどうまい。そして黄身にい立っては味噌漬けかと思えるほどに、濃密あ味わい。ジェルが少し固まったような面白い食感なのもナイス!。これもうまい。メンマも独特で大胆な三角カット。柔らかくて味わい深い。いつ樹系譜を彷彿とさせますな・・・。








 一番うなったのは、合鴨肉のつみれ??。大きめでこれが二個入っているところが嬉しい。粗めの肉感覚で、しっかりと鴨肉の粒を感じ取れる歯ごたえで、つけダレを吸い込んだ味わいが、唾液の腺を一気に刺激するほど「うまさ」が直結しますよ。これは追加して食うべしかも。もっと写真メモを撮っておくべきだったけど、食ってると完全に忘れてしまいます。












【スープ割り:ブーメラン方式・調整中かな・・・】


 まだスタフさん達のオペレーションが安定してないのか、結構ドギマギした対応(笑)。スープ割りのはずが、タレ割りになりそうだったりして・・・。慌てて軌道修正されたけど、果たして配分があっているのか、間違っているのか、妙に少なくなった割りスーウが再配膳。しかし、ちょと薄くないか??。多少淡くなるのは計算してたけど・・・・。温度もそれほど上がらず、本来のスープ割りなのかが確信を持てなかったことだけが残念だったかな。








 総じまして、「秋しっとり&鴨じっとりとな・・・濃厚つけ麺」と言う感じですかね。いやー今回は堪能いたしましたよ・・・。合鴨は確かに美味いね。デフォルトの豚骨はいつでも食えると思ってのことだったけど、早速それが気になります。これは流行るな・・・。目の前の道は新たな幹線道路となっていますので、クルマが移動手段としてもパーキングが確保されてるのは大きいし、この質感なら、子供でも安心して食べさせられるし。また来ますよ・・・・限定もきになるかも。ということで・・・・なので詠います!



   長袖も
   彼岸の雨に
   冷え震え



   温もり嬉し
   秋鴨の出汁



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!






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たまら・び<№93・2016/10>あきる野市 東京ローカルライフ/自転車はじめます宣言

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