ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2292】 自家製麺 然 (川崎・武蔵小杉) つけめん並盛

<ガッツリつけめん男子の集まる店>


 ツイてない昼飯のスタート。ちょうど横浜方面の外出があって、戻るついでにちょっと回り道で東横線白楽駅で途中下車。「くり山」で、またおま〜な、つけめんを食うつもりが情報が古くて休業だった ´д` ; 。もう横浜引き返す気力なく、移動して武蔵小杉の「麺や でこ」でいつもの通りに食うつもりだった。しかしここでも臨時休業だった 囧rz。もう〜〜限界だったので、途中で見かけたこの店の「自家製麺 然」さんに飛び込むしかなかったのでした。こういうことは、最近多いも。


   











【豚魚の「またおま」感覚少なくし!豚コク甘さと淡い酸味でグイグイ食わせる!】


 細長いカウンターだけのお店ですが、キャパはそこそこありまして、ご夫婦とバイトか娘さんという3人オペレーションがいい感じで回ってます。季節がらか、ほぼ「つけめん」のオーダーが多く、並盛でも300gという迫力ながら、大盛、特盛がバンバンと注文入るという昼飯時の風景は、なかなか見ていて気持ちがよいものです。午後から眠くなってもいかんので、自分なりの適量300gにあわせて並盛の食券を通します。後客のスリムなOLさんと全く同じだったりして・・・・へタレなオヤジ丸出し状態ですが、気にしない気にしない。







 以前に一度だけ訪問したことがあって、記憶がかなり薄れているんですが、イメージは濃厚豚魚。先に配膳されたつけだれは、2枚の海苔座布団が敷かれてあって魚粉が乗るという構図です。やはり「またおま」系かとレンゲを透かしたりして視認して、まずは一口いただきますが・・・・意外に「またおま」感があまりない。多少酸味の張りや、一味やペッパーのジリリとした感覚を後追いに感じますが、魚粉の甘さよりも、動物感が前に出てきているような感覚。だから「またおま」ってな感じはあまりなくて、ちょいと新鮮に感じ取れたかもです。「豚骨>魚介」のイメージなんだけど、実際はどうなんだろうか。








 また醤油のエッジも程よく効いていると思います。一味と味わいの輪郭がシンクロしているようにの思えて、この部分だけクローズアップすると、荻窪のある店を連想してしまう。だけど見栄えが全く違うから不思議な感覚で食い進めます。一味の欠片と、魚介の欠片が同じ大きさで「4:6」の割合で滲むというフィーリング。こりゃ腹が減っていた以上に旨いかも!












【褐色で「ド」が付くほどハードな太麺!光沢もよく意外によく滑る!】


 麺丼の配膳の瞬間・・・・こんなに食えるか!これでも300gか!!とつんのめったような気分に陥りますが、よくよく見てみると底上げしてあります。安堵を覚える。それに底上げって水切りがよくなるから、基本的に悪い仕組みじゃないね。さてその麺ですが、全体的には淡い茶褐色という感じで、全粒の欠片は見当たらず、キレイに打ち込まれた感があります。なかなか最近になってこいう麺は見なくなりましたが、そこは自家製麺のいいところ・・・・唯一無二な麺という感じもします。








 さてその麺ですが、基本的に加水低めのストレート麺。その歯応えはかなりハードで少なからず顎の力を意識して使います。太麺なのに歯応えを明確に感じまして、芯があるような二段階の沈み込み方。そして風味がそこそこですが、どちらかというと瑞瑞しさが気持ちよいようなムードです。前歯ではぶっつりぶっつりと切断するように食い進める。奥歯でのプレスはヌッチヌチなハードな反発で、グルテンの風合いをダイレクトに感じます。







 そしてつけだれをまといますが、ツルツルした表面なのでするっとコーティングされて、意外にずぼぼぼぼーーっと口当たりよく啜り上げることができます。なので、咀嚼そこそこでも喉奥へと落ち込んでゆきますので、麺の喉越しというか、シルエット感がかなりキッパリとしています。300gグラムがあっと言う間にそこをつくから、旨い部類であったのでしょう。これなら400gは余裕で食えたはずです。













【炙り角肉旨し!メンマのゴリゴリ感覚が痛快!】


 具財はシンプルで、やや小さめのゴロっとしたばら肉の固まり。柔らかく煮込んである上に、炙りをいれたような香ばしさがあって、これがまた異様に食欲をそそります。これは旨い!麺300gという表記で躊躇してしまったけど、これなら特製トッピングも大いにアリですね。そして、メンマ!このやや細くてやや長めのスリムなタイプのものが、かなりゴリゴリっとした引き締まりがある歯応えで、これも居様に小気味良くかじれます。特製だとこれが一回り大きなメンマになるのかな・・・・これなら、冷酒と共にやりたい気分。800円のつけめんとしては、満足度が高いと感じます。














【スープ割:卓上ポットのセルフタイプ】


 スープ割りは自分でポットから注ぎます。淡い煮干出汁だと思うのですが、多めに注いでもそんなに味が薄まることなく、味傾向も変わることないのですが、寧ろそれでよいかと思います。非常に心地よく飲み干せた・・・・。麺がハードなだけに、熱をかなり奪っていくから、熱いスープ割りが最後にはありがたかった・・・・・。






 総じまして、「またおま・・・・と言うより、ちょいまた?」と言うような豚魚と言うイメージかと。最近、濃厚豚魚を食っとらんですが、ちょっと丸長ニュアンスも感じるような仕上げは、ちょっとどころか、かなり好きですし!それにこの一帯では、唯一無二なハードな太麺も魅力的ですし! 最近、「麺やでこ」へばかり通っていて、店の前を素通りでしたけど、これならまた来たいし、夜の部の味噌にも興味が大きく湧きます。いや〜救われた上に、いいもん食って満足満足。これから暑くなると、やっぱり、つけめんだね。と言うことで・・・・なので詠います!



   汗感じ
へばり彷徨い
   またムサコ



   暑さと疲れ
   忘れがっつく



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


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