ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1457】 神田ラーメン わいず (東京・神田) 台湾まぜそば

・・・悲喜こもごも。内々示は、私自身には何にもおこらず、ただ私の周りは嵐の如く吹き荒れたのであります。まあ、どこに行ってもどうこうということなく、自分のコアコンピタンスを磨くしかないのですから、悩んでも仕方ないのです。しかし、今までやりやすかった仕事相手とか、見習うべき先輩方などと縁が遠くなるというのは誠にもって淋しい以上に、残念であります。そんなどたばたが続くなか、外出さきで・・・・妙な調整相談などをしつつ、「小さい仕事って馬鹿にしてはいけないけど、なんだか自分が小さくなっていくな・・・」などと、悩みを打ち明けることもこれからできないことを嘆くのです。そして、悲しくても、苦しくても、生きているのだから無常にも腹が減るというものです。






 ・・・・などと考えながら、外出ついでに遅めのランチを取りに神田駅で下車です。「わいず」もう何年も前に訪問して以来、久しぶりの訪問となりますが、訪問きっかけは何かと訪ねればちょっと気になるまぜそばがあるから。言わずもがな「台湾まぜそば」でございます。もう私は虜になってしまいましたか、中毒患者になってしまったか、はたまた沼にハマったか。もうこうなれば、気の済むまで突き進むのみであります。


  



 それにしてもわざわざ時間をずらしてきたというのに、この混雑はどうしたものか。プチ行列に連結しようとすると、食券購入を促され、紐付け状態で外でまつしかないわな。大抵このタイミングは、会社仲間の2人組が「ちょっとガッツリとラーメン食おう」と算段して来店するような時間帯か。妙にオッサン同志の連れが多い。そういえば、ラーメンレビューを始めるようになってから、ラーメン食うときは、仲間と一緒にだべりながら入店しても、配膳以降はピタッともの静かに食うようになった。家族とラーメン食う時、その変化の異様さに驚かれたりしたけど(笑)。この店で食っている方々は皆もの静かに麺を待っていて、そして食って帰るようだったけど、私のようなレビュアーばかりではなかろう・・・・。なーんて考えてながらスマホいじってたらあっという間に配膳だったような気分です。しっかし・・・・飽きないな、台湾まぜそば。またちょこっと食ってから、心の中で叫ぶのであります。

 めさめさ旨いがな!こうもベースが濃厚なればピリ辛も競い合うが如しですよ!とろとろしたタレもナイス!うまし!!




 



【タレ:豚鶏のコラーゲン豊かでしっかりした味わいベースに・・・台湾系辛味がガッツリ四つ】


<濃厚家系由来のしっかりしたベースが、ピリ辛挽肉に負けない>


 いやいや〜久しぶりとは言え、中々な男臭さある店内とその雰囲気がたまりませんな。ダイエットなどなんぼのもんじゃい!的に、ただ旨いもん、ただ濃厚でガツンとくる豚骨醤油を求めるサラリーマンたちで埋め尽くされる狭いカウンターが、なぜか心地よいです。そんな濃厚ハードな雰囲気が乗り移ったかのような、濃いめの味付けがいい感じであります。


 まずベースのタレが濃厚に違いない。鶏油と豚骨コラーゲンの煮出汁加減がじっとりと感じるところに、醤油ダレという感覚はどこかやはり家系由来を感じてなりません。なので、粘りというかトロミというか、ドロドロ感というか(笑)、何気に味の濃さの通りに比例しています。そしてそこに、唐辛子を効かせた挽肉がたっぷりと乗っかり、ドロドロ感に粒粒感が襲い掛かるという構図でして、まるで片栗餡でも溶いたかのような感覚になります。


 そして中々の挽肉感と赤唐辛子のピリリ感ですが、ニラもそこそこの助けをしながらも、豚骨ダレを打ち消すというところまではいかないのでありますな・・・・。タレと出汁が両方とも濃厚なれど、引き分けというより、バランスの高さが光る。そんなまぜそば感覚がナイスなのであります。





<脂と酢、無臭ニンニクでややハードに攻めて良し>


 いやはや、「無臭ニンニク」なるものが常備してありますやん!これは個人的には実にうれしい!今回は遠慮なく、ニンニクを投入することにいたしました。そしてお酢も結構いれたかな・・・・。動物系濃厚コラーゲンが漂う「餡」のようなタレに、酢を投入すると酸味がいきなり円やかになり味わいが良くなる。そこに、ニラがクサクサで、ニンニクがビリビリで、ハードに攻めてやりましたわ! いや〜、上品な台湾まぜそばも好きだけど、ワイルドな台湾まぜそばも好き。


 「わいるどだぜぃ〜」・・・なぜかピークアウトしたピン芸人が壁のポスターに貼ってあったが、文字通り、ちょいとワイルドだったわけだ。やっぱり、ハードに攻めるべきかな、台湾系ってのは。山椒のジリジリ感と辣油の辛さでスパッと切るタイプも好きなのだけど、ガッツリ濃厚コラーゲンを円やかに&コッテリと食うのも堪らんですな!




【麺:タレのニュルニュルを負けずにナイスなフィット感・・・・・オイリーを越えたスベリがナイス】


<家系麺が意外とイメージに合う!クッチリ密度感ある多加水ストレート>


 家系の麺なのだろうが、そういうこと意識せずにとってもナチュラルなまぜそば麺としていただけました。イメージが合う!ラーメンよりも余計目なゆで時間を要求されまして、かなり私の順番をこえていきますが、待つ間は柔柔麺かもと予想してました。されど、なかなか仕上がり具合が、プルン!とした弾力があるし、前歯の歯応えもスパスパとした切れ味と、プルンプルンとした固い弾力の両方を併せ持つような感じです。


 しかも、奥歯でのすり潰しにおいても、割と密度感を感じますし所謂潰し込みも感じます。しかし固めとはいえ、そこは多加水みたいな鮮やかな弾力もありまして、まぜそばとしても合いますね〜。まさに、まぜそば向けなクッチリ麺です。





<タレと挽肉と薬味攻撃で・・・まさにヌルヌル、悪くない>


 タレとベーススープのコラーゲンが、酢などと交じり合って・・・なかなかのヌルヌル一色ですから、麺に絡んで一層ヌルヌルの塊が大きくなるようにも思えます。それを4〜5本つまんで啜り上げると、スボボボボボボボーと抵抗感緩くすべり込めます。勢い余って、挽肉が鼻の変なところに入りこんで思わず咳き込むやん。めさめさ高速なスベリではありますが、ぬるつきも最大級でありますので、なんとも言えませんな・・・・。いやはや、オイリー攻撃も悪くない。

【具:ここに来て・・・ニラに目覚めたかもしれない】


<追い飯としては、一番一体感を感じて旨し>


 くやしいほどに、追い飯が旨かったりする。トロトロな余ったタレと汁が飯によく絡むのでありまして、また濃厚な味わいに白飯が実に中和的に合うのであります。うう・・・この時点で千切り海苔の風味もたつやないの。旨し。やはり、無臭とは言え、ニンニクが入っているとライスも旨いし、またニラも割と大きくざく切り系で苦みと共に歯応えも経ちまして、追い飯状態になって飯と一緒に歯応えとなり食うところも非常に心地よい!まさに、別腹として食えますよ!





<ニラが一番ハード!癖になる>


 地味だけど、ニラがいい仕事をしています。ざく切り感覚がワイルドでして、そしてボリュームも多め。そして、鮮度もそこそこ感じますので、青臭さがまたニンニクとハーモナイズして旨しと思えます。台湾系と言えば、ピリ辛挽肉に目が行きがちですが、いやいやどうして、ニラもナイスですよ!

 総じまして、「レギュラーメニュー化とあればまた来たい!」と思えます。近くにも「ほうきぼし+」で台湾まぜそばがありますが、この狭いエリアに、このレアメニューが二つ引き召し合って競っているという偶然が嬉しい。中央線利用者としては、ちょくちょくと食いにくるかもしれないな。ドはまり連続したいという妙な習性ある私でありますが。

 さて、どこまで続けようか、汁なしシリーズ。そして台湾まぜそばシリーズ。そろそろ、ナチュラルに戻ってもよろしいでしょうか?3月中をめどとさせていただきますね・・・あしからず。・・・なので詠います! 

   朗らかな
   陽に包まれし
   昼下がり


   呑気劈く
   ハードなまぜそば

 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





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