夏休みが開けると職場が変わるため、今後は大岡山にもアクセスしやすくなるかもな〜・・・なんて考えていて、たまたま知った「高田馬場店オープン」情報! おお!これはまた・・・西早稲田・東新宿界隈が、一気に「台湾まぜそば」で熱くなってきましたね〜。かねてより業務を調整してまいりましたが、開店時間を30分間違えてしまいました。いかん・・・前のめり過ぎるのにもほどがある。大人しく本を開いて読書タイム。幸い陰があったので、それなりに暑さしのげて快適な待ち時間でした。気がついたら後ろには凄い行列。そうとう本に集中しましたからね・・・・。開店前のご店主の挨拶すら最初気がつきませんでした。
【タレ等:辛いものは辛く、マイルドなものはマイルドに・・・そんな主張がぶつかり合い均衡と保つ味わい】
<シャープに決まった鷹の爪と山椒の辛さ!最初からエンジン全開な痛快さ!!>
時間通りにOPENして、第一巡目を悠々とキープ! 「こころ」に来て心躍る瞬間ですね〜。手慣れた動作は大岡山と変わりませんね。茹で上がった麺をテボ内で綿棒くるくるかき混ぜながら、滑りと湯切りを取り・・・そして丼に投入。まぜまぜ後に丼の周囲の汚れを拭き取って、念願の配膳が完了!おおおお、なんか麺顔がキマっている!肉味噌の濃ゆい色合いと、卵黄、ニラなど・・・彩りがシャープであります。あとは自らまぜまぜして一気にずぼぼーーーとほおばるのみです。
ひとことで言うなら「さすが専門店!」。いや別のメニューもあるのですがね ^_^ 。これがまた、遠慮がないというか、本場のストレートさと申しましょうか、なかなか味わいがシャープ!辛さがしっかりと出ているし鷹の爪のピキーーーーーっとした鮮烈さがニンニクと反応して香りすら覚える感覚です。引き続いて淡い山椒のニュアンス。これは効き過ぎると困るのですが、ほどよい淡さを保つ痺れ感。こいつも辛さと甘さの旨いバランスをキープしています。この時点で「ピントが合った旨さ」と感じる辛いまぜそばです。食べ慣れているとは言え・・・・こいつは最初からなかなかの仕上がり感!エンジン全開ですね〜。
<ちょりとオイリーなと思わせつつ・・・・卵黄と撹拌されてほどよいマイルドテイストもあり>
まぜてて気になったので途中でパチリと写真撮影。オリジナルのタレのニュアンスを確認してみました。あまり辣油を感じないし、備え付けでもないところもある。薄らとベースに辣油を仕込んでいるかのごときの、ライトベージュな色合い?透明さがどこかプラスチックな印象を与える色合い。こういうの好き・・・・。
その後一気に全体的に混ぜるのですが、卵黄と魚粉等といろいろ入り交じって撹拌されて、最後はクリーミーな色合いに変化します。それらが挽肉と麺とを融合させるというか、まとめさせるのですが。このまとめの接着剤のようなクリーミーなエキスが、実は甘みを含んでいる。なので辛さがシャープ一辺倒でなく、そこそこマイルド感もあって、それでこそスルスルと食いやすいと思えます。
【麺:個性豊かなトッピングに隠れつつ・・・・実は風流な良麺】
<密度感あるモチモチぶり!ヌチリとしたちょいハードな感覚が余計にそそる>
魚粉も貼り付き、茶褐色な地肌が艶めいて・・・中々の風流な地肌感です。太麺ですが全体的には強めな捩れが心象的。部分的に縦にすーっとスリットが一本入ったような形状が特徴的です。一見多加水でぷりぷり感を予感させるのですが、少しグルテンにハードな部分もあり、プリクッシリとした前歯の切れ味。前歯はすーっと差し込めるのですが、千切れの段階でワンテンポ感じます。
それらを奥歯へ送り込んでプレスにかかると、緩めのグミのごとくの反発感。束になったところを食うとグニリとした抵抗感を感じあす。個性豊かななトッピングと辛さの合間にあって、なかなか受け止め幅が深い・・・・しっかりとした良麺ですね。これなら大盛りにしとけばよかったとまた後悔・・。大盛り120円とのことでした。
<ぬめるような貼り付き感覚で辛さをより意識させるスベリ感覚>
卵黄の撹拌されたようなオイル感がまた麺に貼り付いてヌメる・・・。舌ざわりとか、内頬のタッチとか・・・・それらが貼り付くようにも思える
ます。しかし辛さの旨味でもっとくれもっとくれと体が要求してくるもんだから、強引に押し流す。そんな気分でただ、黙々と食い続ける、啜り続けるだけですな。スベリの抵抗感がそうとうあろうとも、ずりずりと喉奥へと落とすのみ。台湾まぜそばは、腹ぺこでカレー食うときのように、ただ飲むように胃に収めるのみ・・・といったところも少し合って、個人的には怖いわ・・・。
【その他:追い飯は別腹・・・】
<ハードな辛さを封じ込める挽肉!歯応えはクニクニっとたソフトな挽肉!>
挽肉あっての台湾まぜそば。もうすでに冒頭で語った感がありますが、一言付け加えるなら、挽肉が意外とソフト。何か煮詰まったというか、固まったようなニュアンスがほとんどなく、ジューシーな肉汁感を保つといった感覚もありました。ハードな辛さを引き込みながらも、肉汁とともにキープしたような感覚。この感覚なら・・・・最後の追い飯に期待が大きい。
<青ネギのザクっとしたフレッシュさと、ニラのちりちりとした苦みが挽肉感をアップ>
青ネギ大好き!だって元々は関西オリジンな私ですからね。加えてニラ。やっぱりニラがふんだんにあってこその台湾系ですからね。この独特な辛味を保つニラの個性があってこその旨味ですね。これも、最後の負い目にに期待を寄せる。
<テッパンなる最後のシメ!実はこれが一番の目的かも>
この余った肉味噌に白飯を絡めるのは最高のアイデアですね。最高に幸福と思える瞬間です。なら・・・禁じ手ですが、サイドメニューに台湾そぼろご飯なんてあったら人気でるのかもね。少なくとも、タコライスよりも旨いに違いないと思うのだが・・・・。
総じまして、「台湾まぜそば抗争勃発な一杯!」ですな。これまた本格的なラーメン地帯「高田馬場」に殴り込みですもん。しかも、「はなび」も「しるし」も近いエリアでっせ。個人的にはまた選ぶ悩みが増えそうです。他のメニュー「肉メン」も気になる。「塩まぜそば」も期待したいところだし、やっぱり「カレー台湾まぜそば」は、無敵と思える次第・・・・。確実にオレを肥満に陥れる気だな。そうはさせるか!なので詠います!
開店の
時間間違え
暇つぶし
半沢直樹
一気に読み切る
お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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