ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3618】 日本橋ふくしま館MIDETTE ミデッテ 麺処若武者 (東京・新日本橋) 花椒香る煮干醤油 〜ジェンダーフリーの柔らかい花椒風味!さすが次世代感じる創作系淡麗醤油!

雨を避けて食うに便利な MIDETTE!今は麺処若武者奮闘中〜
 着実に一雨毎に春がやってくる・・・そりゃそうだ、もう弥生なのだから。雨だと花粉症は多少和らぐの気分はいいはずだが、やはり外出がらみの昼飯は面倒だね~。駅から直結・ダッシュで着ける場所などいいところないかなと探っていたら、新日本橋駅の2番出口近くに「ふくしま館ミデッテ」があることを発見!。ここは福島県のアンテナショップで、確か「うえんで食堂」が入っていたはず!。よろこび勇んでランチタイム後半に猛ダッシュして突撃してみました。
 

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 福島県は旨いものが多いんだな・・・と来てみるとつくづく思う。日本酒・果物・農産物等所狭し。なかでも日本酒のストックが多く、眺めているだけでも飽きません(笑)。自分への土産に買ってゆきたいところですが・・・そこは辛抱。売り場を突っ切った奥に、ちょっとしたイートインスペースが設けてあり、そこが今回目的の場所です。
 

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 店は期間限定で入れ替わる運営システムだったのね。「うえんで食堂」と思ってたら、「麺処 若武者」さんが入っておりました。なんと・・・あの若武者!?。Yahoo!が企画する「次世代ラーメン決定戦」の準優勝店舗じゃないですか!。知らぬ間に東京に出て来たんだ・・・きっと期間限定だろうけど。これは嬉しい偶然の出逢い!。雨が降ってなければ食ってなかったと思うと運命の一杯かも(笑)。
 

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<全体・スープ> 次世代ラーメン準優勝の一杯!花椒刺激で台湾ラーメンのいいとこ取りした淡麗煮干!
 
 実は店を見た瞬間から食うものを決めてした。それは次世代ラーメン決定戦の副賞である「カップ麺」化発売で、以前食った「花椒香る煮干醤油」。実は私・・・裏でラーメン店が監修するものに絞った「カップ麺ブログ」を進めておりまして(苦笑)、2種類も若武者カップ麺を実食済。結構好みの味だったので、これは本物も頂かねばと思った流れです。因みにカップ麺レビューは以下の通りご参考。
 

 
 
 前金制で清算時に番号札を渡されます。そして番号を呼ばれるというフードコートスタイル。雨のせいかランチ時なのに客はまばら。フロアの奥にラーメン屋があるなんて分からないからでしょうか?。勿体ない・・・それに通し営業なんだかえら便利なのに。などと老婆心が働いたところで呼ばれます。受け取った本物の麺顔はこんな感じで・・・・。
 

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 おおお!エバーグリーン!!ニラ好きなオレとしてはこれだけでも興奮を覚える。そして中心部には卵黄が配置されておりカップ麺との差異を最初に感じます。そして何と言っても挽肉。そして香りは煮干というより、ふわっと山椒の存在を感じさせます。ニラ・山椒・挽肉・卵黄・・・・ここまでくるとまるで台湾まぜそばを連想してしまう。やはり若武者と言えば台湾系という得意分野全開って感覚。
 

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 まずはいろんな味が混ざる前にスープから。煮干醤油と言いますが、一見すると崇高な淡麗塩ラーメンのようなスープ感。確か会津地鶏を使用と聞いているので、鶏系清湯の明るさを想像してましたが、落ち着きのある霞もあり、煮干のニュアンスは確かにあるようです。味風景は、煮干と鶏が6対4の感覚。ニラの風味が強いので、感じ方は人によりけりでしょうが、穏やかな塩気は煮干の方に結びつきが強そうです。そうそう・・・塩気と言うと醤油だがほとんど白醤油か?と思えるほどの穏やかな塩輪郭。醤油ブラウンを連想するピッチリとした塩気とは無縁なのが面白い。そして鶏の出汁が穏やかで鶏油があまり出しゃばっていないのが印象的。
 

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 そんな淡麗な味をベースに花椒が溶けている!。淡麗ベースとバランス取るように、とっても穏やかな花椒なので刺激度はそれほどでもない。小学生でも問題ないレベル感。しかし僅かでもその香りの立ち合いがすごく立つので芳しさがハンパない。香る・・・・とより、個人的には味まで連想させるレベル。梅干しを見ると口の中が酸っぱくなるように、花椒の香りだけでもその痺れた味わいを感じるのではないだろうか・・・。その仄かさのレベル管理とセンスが素晴らしい。うまい旨いと食い進めてゆくうちに、ゆっくりと麺の風合いがスープにも移り、そして卵黄が溶けてまったりと濁りだす・・・。
 

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<麺> 加水高めで引き締まり感あるストレート角細麺!卵黄を絡めて食っても旨し!
 
 写真で見るより実際はやや透明感あるように思ったのだが・・・人間の記憶って曖昧。ただ微妙にフスマが入り込んだ風貌で、艶っぽくてモチモチ感がハードでした。想像してたより加水は高めフィーリングで、ツルツルしたスベリのあとでプツプツプッチリと、歯切れするのが快感を誘うタイプ。奥歯では呆気なく潰れますが、出汁の風味も感じるので吸い込みが得意なタイプかもしれません。
 

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 ズボボボボっとすすり上げるのが楽。ライトなスベリで汁ハズレも良い反面、ニラもハズレやすい。意外にモチモチ感とザクザク感が入り混じることが少なく、麺を平らげても一面にニラが残っているという感じになります。
 

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 風味は花椒で占められたイメージなので雰囲気を変えるために、卵黄を絡めて食ったりして楽しみました。淡麗な出汁に濃厚な卵黄ってミスマッチかと思ったけど・・・イケますね。味が薄くても美味しく頂ける美味い卵黄のようで、月見そば感覚でズボボっと食うと旨いかも。
 

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<トッピング> 挽肉の大粒ふわふわ感!ニラの遠慮なしのザクザク感が痛快!
 
 固形物を一通り胃に収めると、浮いているのはニラばかり、沈んでいるのは挽肉ばかりという状態。穴あきレンゲなんて便利なものはないので、箸でまぜて攪拌させながら汁ごと吸いこんで味わいます。挽肉には多少塩気があるのかと思いきや、ナチュラルな甘みのみで非常に淡泊な仕上がりでふわふわ感が絶妙。汁を吸い込んだ挽肉は無敵の旨さです。そしてニラは、最後の2クチ程度は集めて奥歯で噛み潰して堪能。最近ニラそば食ってなかったので、ひさしぶりのニラ清涼感を楽しみました。
 

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総じまして「ジェンダーフリーの柔らかい花椒風味!さすが次世代感じる創作系淡麗醤油!」
 
 ・・・と言う感覚。普段刺激物が苦手な人でもこれはスルスルと抵抗感なく食えるかと!。ニラの匂いが残るの気になる方は、精算時に飴をもらえますからご安心を。福島まで足をのばさなくてもやってくる・・・このアンテナショップ企画。定期的にこれからチェックさせてもらいます。応援気分を思いつつ、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!

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