ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン987】 麺や金時 (東京・江古田) 塩らぁ麺

【コレ食ったわけ:先週は・・・スポット外出が珍しく続き、当然ラー活に結びつけたのだ!】

  非常に珍しい展開で、週末に私事で外出し、妻子も夏休みということで実家に預け・・・フリーダム気分の夕方の池袋なのです。もう、それだけでラーメン活動に結びつけてしまうアタクシ。当然、ビールも飲みたいし、でも金ないし、それでもええもん食いたいし! そんな貴方なら、こちらをおすすめ! まさしく・・・・財布に江古ロジーなお店だったのです。ご紹介の諸兄には、とても感謝です!
 




【スープ:最初と最後で感じ方が違う・・・・単純なようでストーリーを感じまっせ!そんな極塩!】

  何と言っても、日芸の近所ってのがええね!なぜだか、日芸ってブランドを感じてしまうのですが、それは地方出身者ゆえの卑屈さゆえか・・・。そういえば、近藤サトがここの出身だったっけ? 当時ああいう感じの女性好きだったんだよなと・・・道すがら考えるオッサンなアタクシ。なんだか、アカデミックというか、スタイリッシュ先行な気分で、こちらを訪問したけど・・・・なかなか若い人がキッチリええ仕事してる感が漂うオーラがよろしいやん!まずは定番を頂きますが、この時点で再訪問は確実やなとほくそ笑む・・・。


「旨いがな!(*゜0゜)ハッ・・・・めっさ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」
「この透明感は、まるでセロハンのよう・・・。後半少し乳化して淡いすりガラスのようにも・・・。最後に価格で仰天!!!」


1)旨味:驚異のコスパ!550円とは思えぬ淡麗崇高系塩ダレ!

  このスープをすする瞬間、「これが550円!」と思えるコスパ力に参ります・・・。極めて透明な塩スープに若干の黄色い濁みを感じる・・・。表面にきらきらと揺らめく脂の崇高さよ! クリアーにじんわりと鶏豚コクを再現しとるがな!しかも、塩味が淡麗系だけど、薄っぺらさがなし!・・・・唸りますな。そして、スープを再確認しすする。麺も食う。チャーシューもかじる。この一連の動作の中で、チャーシューに手がかかったところで、じわじわ〜と全体的に白濁してきます。豚コクが一気に加速するような感覚・・・。それと同時に、塩気にも若干の変化を感じる・・・。

2)塩気・香り:清んではじんわり・・・澱んではじっとり感じる塩気

  このスープの塩に関しての切れ味は、前半と後半では異なると感じてます。ゆっくりとグラデーションをきかせながら・・・いつの間にか、違った塩気の世界に運んでくれます。

  前半は、まさしくクリアーな塩気。所謂丁度ええ塩梅と表現されるタイプでして、シャープなのだけど、分かりやすい円やかさと「じんわりさ」も残す塩気な味わい。それが後半になると、白濁しながら塩気もだんだんと「じっとり」感を醸し出してきて、塩コクを十二分に味わえるようになります。食べ進めると少し塩気が足りない・・と思ってたのが丁度良く感じた。そんな経験ないですか? それに少しにていて、食べ始めはバランスが丁度ええクリア塩味だったのが、後半はちょい濃いめで塩をじっとり楽しむ系に変化して感じるという具合なんですが・・・。




【麺:これは、万人受け間違いなし! スベリとクッチリ感が程よくオーディナリーさがよいね!】

  なぜかこの麺の揺らめきが・・・・支那そばのように思える。でもその中に、最近の勢いのある店に共通する、今風な洗練さも感じるのよね・・・。


「あーーー!やっぱりこういうのも好き!(*′ω`)b゛大OK!!」
「見映えと歯ごたえが非常にマッチしてええ気分! 色白なすべすべ麺ってのは、難を隠す以上にええね!」


1)風貌:中加水のしっとりさ伺える滑らかなライン!

  もう少しやらかかったり、しなやかだったら、柳沢のくぼ田を想像するかもしれない。だけど、これも中加水の中の王道とも言える細麺でして、これもまた万人受けすること間違いなしな質実感を与えます。この価格で…大盛り無料ですから、ご店主儲ける気がないのかと質問したくなりますよ!まだお若いのに偉い!奥さんらしき方も旦那さんを支える力も偉い!

  とにかく、少し角張ったのが膨れた感じでやや柔らかい表情を感じる流れがいいね!そして何といっても白さがいいね!和蕎麦でいうなら・・・湯ごね十割りそばか、更科そばといった感じか・・・・。いかにも手作り感あふれるのですが、最近の製麺所のチューニングってのは、凄いですよね〜。と思ったら・・・・なんだ、浅草開花楼だったわ(笑)。ああ、転職したいその会社(笑)。


2)歯応え他:クチクチと歯切れ良く、奥歯でクチっと潔い潰れ

  ブランドだったことは、後から知ったわけですが、さてその麺。実に加水感じるのに、プリプリ感でなく、しっかり感があります。全体的にやっぱり密度がある麺という感じか・・・。前歯の処理では、スパスパと単調になることなく、クチクチっと半テンポ遅れを感じるステップ感がある。そして、奥歯での潰しについては、程よい抵抗感のある境をポイントにクチっとあっけなく潰れるその余韻・・・。まさしく潔い潰れ感なのです。それでいて、見た目の通りに、スベリは文句ないですし、なかなかのハイレベルと感じます。スープ同様に麺も!




【具:シンプルさが逆に力強さとして生き生きと感じるのだ!】

1)チャーシュー:この価格でこの質実さは泣ける!

  これ一枚に心を込めて・・・・このコスパ!ってのが泣ける。しっかりと片面に炙りをきかせた、しっかりバラロールチャーシューでっせ!しかも、厚さも十分です!ぼろぼろを柔らかく崩れることはなく、しっかりと歯で噛み切って千切るタイプ。この千切る過程で、焦げ目の香ばしさを十二分に感じて鼻腔を駆け抜けます!この瞬間が最高!噛んだしりから、スープの白濁が加速しますし・・・実に値打ちあるチャーシューです。


2)ミドリの物体:遥か昔にお目にかかる物体・・・山くらげ??

  この緑色の物体がわかりません。どうも・・・・これはザーサイを生み出した中国の産物のようなフィーリングです。しかし・・・初めてのようでどっかで食った記憶があるんだよな・・・・・。どこだっけ??? たしか、焼き肉屋だったかな・・・・。そこで突き出しにでてきた、山くらげに似たような感覚。だれか教えてくんなまし・・・。




 総じまして、これは中々好印象なだけでなく、可能性を感じるお店ですね・・・。塩の出来具合がよいだけに、醤油も期待してしまいますし、また担々麺が得意そうなのも、また面白し・・・。塩一本でググーッとコアに展開するもよしかなと、個人的には感じますが、「ぜんや」のようには中々いかんわなと・・・。それでも、最近若い方々が、いきなりこの品質で展開されるなど、度肝を抜かれますし、ここは西武池袋線を利用するとき、強く惹き付けられるもの感じます。再訪を誓って、なので詠います!


  日芸
  近くにアートな
  塩らぁめん


  財布にECOな
  江古田のお店



 お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。
 




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