ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン988】 横浜家系ラーメン 武蔵境 つばめ家 (東京・武蔵境) ラーメン・固め

【コレ食ったわけ:関東ではお盆シーズン・・・夏祭りの帰り道にぶらり一人ラーメン】

  この週末は、あちこちで祭りとか盆踊りがありまして、ちょいと家族で訪問。関東と関西では、お盆が微妙に違うのですわな。ひとしきり、少し早めの夕べに、焼きそばとか、フランクフルトなど、家族でシェアしながら楽しみました。最近・・・・盆踊りをする子供ってめっきり減りましたな。また子供の浴衣姿も。若いひとの間では、浴衣復活しているような感覚もありますが、それは大花火大会などのイベントに向けてか・・・・。遠くに打ち上げ花火の音を聞きながら・・・・・、「あ、やっぱり、しっかりしたもの食いたい・・・・、腹減った」と唸ります。 このまま、焼きそばだけで腹を満たすのも何だし、また、帰宅してからご飯作らせるのも興ざめだし・・・・・。嫁さんが、ちょっと子供と実家によって用事をすませてから帰るというので、では、一人ラーメン食って帰るわといういきさつですわ(笑)。




【スープ:たま〜に塩をガッツリと欲しくなる!そういう時にはもってこいの塩分濃度でんな!】

  思えば、家系はかなりご無沙汰しとります。近場の「大山家」に出かけたのが春先だったか・・・それ以来。なぜ覚えているかというと、クルマがパンクして、その後に食ったもんだから覚えているんだよね〜。という久しぶりさなので、ちょいと興奮を覚えます。先客のオーダーが配されるたびに、ワケも無くじれったく感じる禁断症状(笑)。自分のが配膳されるやいなや、撮影などすることを適当に終えて、すぐにスープをすすりまっせ(笑)。その感想は・・・・、


「旨いがな!(*゜0゜)ハッ・・・・めっさ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」
「猛暑で汗書いてるぶん・・・体が塩を求めてか・・・妙に脳髄にくる!旨し!」


1)旨味:やはり家系エキス!鶏油と豚骨の織りなす髄と髄との混じり合いに・・・醤油ダレまとまる!

  やはり覚えているもんですこの旨さ!このクチの周りにねばりつく・・・・鶏の感覚!モミジ投入の度合いが伺えます。それに豚骨の野性的な動物コクが何ともいえまへんな!一切臭くなく、逆に醤油ダレが奇麗に味の幕引きをしているので、香ばしさの中に、醤の塩気するら微妙にかんじますやん!

  それに何といっても、鶏油の「普通」っていう加減と、濃さも普通としたところが、今回は大成功であったと思います。とてもバランスがよい円やかさ!その中で塩味だけが、番長のごとく先導役となって味を牽引していますな・・・。何を牽引しているかと言えば、「豚」と「鶏」の髄のようなもの。白濁な豚骨の髄エキスに、少々赤みがかった鶏骨由来のやや赤身ある白濁さが入り交じり・・・・・一面動物系のぶつかり合いの構図。これ以上、濃くするとクドくなりそうなところのぎりぎりを旨くバランスとっているとの印象ですな。

2)塩気・香り他:汗かいたから?余計に旨いぜ・・じっとり濃厚な油まじりな塩気!

  この日は暑かったからな・・・・。妙に塩気を体が欲しておるのか、いつも以上に塩味が旨かったと思えて来るのですな・・・。しかも、サッパリ塩ではなく、じっとりとした動物系の脂が溶け込んだようなエキスに漂う塩つぶ・・・というようなものを欲しておった我が体なのです。なので、この濃厚な塩気・・・・じょっぱさがキッチリとある塩加減がちょうど良いですね!この塩分・・・・白ご飯が進むのよねん! でもオッサンだから、もうそんなことしないもんね〜(笑)。腹回りを気遣うお年頃なのであります。

  しかし・・・ビールだけは別。汗かいて、塩気も止めて、あとでビールが欲しくなり、そしてまた汗かいて、塩気もとめて、ビールを飲む・・・・。これは、仏の道で教わる「無限地獄」いうものだよ。なるほど、ラーヲタも八十八カ所巡りのお遍路さんのごとく、西へ東へと名店・新店を巡るからな・・・。ラーメン道というのは、仏の道に通じるのかもしれん(うそです。罰が当たるまえに訂正します)。




【麺:ワイルドそうで・・・マイルドな感覚!ナチュラルさが光る中太麺!】

  家系では必ず「固め」を注文いたします。ところで博多麺だったら「バリ!」とだけ言って・・・・渋い男のフリをするのですが・・・・、家系の場合は、妙に若い人が多いイメージがある。なので、明るい雰囲気で「固めでお願い!」と言ったりする・・・。ラーメンでキャラクターが変わるアタクシなのです。


「あーーー!やっぱりこういうのも好き!(*′ω`)b゛大OK!!」
「忘れとったわ・・・・こういうヌチとした感覚と、クシっとした感覚の中間・・・・」


1)風貌:それほどワイルドでない中太系が妙にしなやか!馴染みな親近感!

  固めとオーダーしたのだが、わりとナチュラルな物腰感が見てとれる中太麺ですね・・・。ほんの少しだけ潰れていて、捩れやすいところが、いかにも家系らしくて旨そうな麺です。やや薄黄色いところもまたナイスですし、表面の艶も、鶏油効果もあってか光り輝いてこれは、見ているだけでそそられます。


2)噛応え・スベリ他:ややマイルド系な固さゆえに中加水の品の良さも兼ね備えます!

  やっぱり固めとオーダーした割には、ナチュラルな物腰しだったので、半分納得。そしてその半分は、「これはこれでええか」と言う感じでして実は前向き。芯を感じることのない、麺全体でクッシリと感じさせようとする感覚でして、、割と前歯ではスパスパと千切れて行くようで、奥歯感覚は、クッチリ、ちょいワシッと潰れる感覚か・・・。それでも、スベリは最高でありまして、温度も熱々ゆえに、調子ぶっこいてズボっと塊を食うと、クチの上の方をやけどするから注意が必要ですな。




【具:家系を語るに、語り尽くした常連の具・・・・、定番さは別格ですな】

1)海苔:旨くて当たり前!やっぱりこのスープには一番合う!

  関西人が、家系の海苔を偉そうに語る(笑)のは、どうかと思うのだけど・・・・、やはり「海苔」の旨さを外して考えられんのが家系。肉厚さと熱ダレ少なさがとっても良いですな〜。風味がまずよいです。最近は、白飯と合わせ技で注文することも少なくなりましたが、程よくスープをまとった(吸い込むまで行っては駄目)海苔を、白飯で食う旨さは格別であります。


2)ほうれん草:クタクタ加減がいいね!汁を吸い込む悪巧み!

  どうして・・・・このクタクタぶりが、うけるのだろうね(笑)。お浸し等、単品でこの状態だと許せないこのクタクタブリが、なぜか家系の上でなら、生き生きと感じられるのです。あー、クタクタなやつでも堂々と生きる場所がある・・・・・。今のオレと代わってくれと、ほうれん草に向かって呟く・・・・。


3)チャーシュー:ロース部分が程よい油の抜け方で気に入る!

  もっと脂の抜けてカスカスな肉でも、スープを逆輸入して味がステップアップする・・・・。そんな家系の肉を想像していましたが、脂が程よく残っていて、「やはり脂は必要だ」と再認識させてくれますな。ま、大きさほどほど。食べやすさというより、旨さが光る肉感がナイスです。また、噛んだときに、微妙に「ほろっ」と崩れる感覚がよいね!

4)ホームランバー

  食ったら1本だけ、無料サービスだと・・・。アイスボックスから勝手に取って行くスタイル。こんなの食ったの何年ぶりか・・・。歯が弱いので、こういうアイスクリームは食べないんですが、久しぶりに食ったら、妙に旨かった(笑)




  総じまして、夏休み感あふれる夕べに、久しぶりに家系食って、懐かしさこみ上げたというだけの話。ああ・・・あの味か、と容易に想像できるため、エモーションが最近湧かなくて食ってませんでしたが、食うと止まらなくなるドラッグ性は、やっぱりありますね! ちゃんとしたジャンキーともうしましょうか。やはりパンチがある一杯というのも、たまにはいいもんです。ちょくちょくと、また、ローテーションに組み入れさせていただきます。なので詠います!


  盆踊り
  汗をかきかき
  かき氷


  塩分補給で
  家系向かう 


 お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした!


 


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