【しつこい性格は今年も健在・・・二夜続けて大井町探訪】
一度フラれたからと言ってすごすごと引き込むアタクシではないのです。女性に対しては奥手だったアタクシは、ラーメンに対してはとても積極的なのです。この積極性があったら晩婚には成らなかったのかもしれませんが、逆に今の嫁ハンとも巡り会わなかったわけで・・・・、こういうところでノロケている場合ではないのです。とにかく、大井町の東口あたりの、ごみごみした街並に今夜も吸い込まれていくアタクシ・・・。それはまるで、暗闇に煌々と明るく真新しい看板に、吸い寄せられる蛾のようです。
周り真っ暗でっせ・・・
【支那そば・・・ティピカルな醤油ブラウンにダイブな気分!】
「シナ一丁ぉ〜!」という女将さんの声に後ろ姿で「ハイよ」と応えるオヤジさん。このやり取りに、夫婦の年輪だけでなく、この一杯を作り続けた貫禄のようなものを感じます。先客は2名。彼らの実に食べ慣れたような雰囲気が、「このまったりとした空気感に浸ってまんねん!」的な無言のメッセージを発しているかのようです・・・。アタクシも、彼らの真似をしてオーラを発して待っている・・・5分間。あっと言う間に配膳完了!この麺顔を見て・・・「デキる奴!」と確信いたします。レンゲでスープを救い上げても・・・・クリアでティピカルとも思える醤油ブラウンは、霞んだりしません!静かにすすり上げます・・・・。
「旨いがな!(*゚0゚)ハッ・・・こりゃホンマに旨いがな!(*′ω`)b゛ 」
「やわらか煮干し系がふわっと香りグッド!ゆるやかなカエシの風味が追いかけて・・・残る僅かな酸味がナイス!」
色合いがクリアーでディープなので、少し濃いタイプかなともよぎりましたが、どうしてどうして!やさしいタッチで心がホグレるようです。甘み系を感じるライトな煮干し感がふわっと香り、なんとも言えません。そして、鶏系の清湯のコクがゆるゆる〜っと舌の上に広がり・・・、この時点で、白河系の素朴かつ質実とした実力度を感じるようです。あー旨いと感じ入った後半の余韻は、醤油系の微かで香ばしいエッジングがひろがり、最後はロウソクの火が消える瞬間のように「ぽわっ」とカエシ由来の酸味が感じ取れます。
表面の油膜が旨さのペイズリー模様のよう!大中小と入り乱れてキラキラしとりまんがな!そのスキマから海底火山が海面に突き出した島国のように・・・・あの独特な麺が覗きます。まさに、醤油ブラウンのラグーン!アタクシは、このラーメンの麺顔にもはやリゾート感覚を覚えます。これは、もうほとんど・・・病気と思います(泣)。
※味のグラデーション:柔らか煮干し>鶏清湯のコク>醤油カエシのエッジ>そのカエシの酸味>節系か野菜由来な柔らかエキス?>その他具の影響など・・
【青竹平打ちという看板だけで・・・旨そうにかんじまんな!】
もはやスープに打ちのめされてしまいましたが・・・本当は、この麺狙いで訪れた次第。実際に目の前で見てみると・・・・その存在感に圧倒されますがな。
「あーーー、こういうのは大好き!(*′ω`)b゛青竹手打ち麺OK!!」
※これぞ!ハンドメイドのエキストリーム!もはや極地と申せましょう!
※潰し込みを強く感じ、麺自体のプリプリ感がハンパない!
※そのくせ縮れと捩れもエキストリームなため、すすると麺がダンシング!
※平打ちも不規則でナイス!ときどき端っこのような麺に当たると得した気分!
※つるつるした感覚も素敵で、加水多めでも潰し強いためクッシリとすら感じる歯ごたえ!
もはや・・・ハンドメイドを越えて手作りのスピリッツのようなものすら感じますな。こういう時に限って・・・大盛りにしなかった自分を悔しく思う!アホじゃワシわ!
【紅色チャーシューを見直す!】
食紅を軽く周囲に感じるチャーシューです。昔ながらな感じを覚えますし、脂が少なくクッシリとした感触も懐かしいです。いわゆるクラシック系チャーシュー。バラロールチャーシュー信者のアタクシとしては、正直あまりそそられはしないジャンルの肉ですが、こいつは旨かった!腕肉か肩ロースかもわからん肉ド素人ですが、その「固い肉を柔らかく調理しました!」的な感覚がナイスでして、しっかりとした肉の感触と肉味がよいのです。厚さも程よいし、デフォでこのサイズ二切れというのもまた好印象ですわな・・・・。
あとは、小松菜のおひたし的なトッピングが好印象でして、茹で上げ加減がナイスで歯ごたえが良い!ほうれん草でなく小松菜というのも、青菜感がさっぱりとしていて良いですな・・・。ナルトと海苔、そしてメンマは一般的ですが、葱薬味も一定以上の仕事ぶりでして、後半スープに葱がエキスとともに泳ぎ出すと・・・スープもより一層旨く感じる次第です。
※具のおさらい:チャーシュー2枚、小松菜、メンマ、ナルト、海苔、薬味葱
味玉追加するんやった・・・悔やむ!
総じまして、麺もすごいしスープもすごい!その証拠に飲み干した丼がこれほどキレイな状態!ザラツキ感が一切なかったのでこれほどキレイというわけです。
これは・・・ちょくちょくと寄らせて頂きますよ!大井町界隈のラーメンだけで一週間過ごしてもよい!(それは調子乗り過ぎやろ)。ごみごみした飲み屋街の奥に、実に質実としたお店とその一杯。存在感がありすぎでっせ!なので詠います!
暗闇に
凛とつき立つ
青竹と
清き白河
旨さに唸る
まさに暗闇に潜む・・・青竹白河ラーメン!お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。


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