ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン369】 ajito (東京・大井町) ピザソバ スタンダードM

大井町にDeepな麺屋があるもんですね・・・】

来週末の話の種にもなるかなと、この東京出張の機会に品川駅から一駅引き返して大井町に降り立ちました。先日、和利道(warito)訪問時の先輩レビュアーさんコメントで、ajitoかと勘違いを誘われた・・・との内容があったため、頭の片隅に引っかかっていたのです。で、この機会に突撃となった次第ですが、つくづく・・・・現代のテクノロジーに感謝する。googleマップからスマホでナビしてもらいましたが、店前に飾り気がないもんで、しかも住宅地/商業地に混在地域ですんで・・・・田舎者が都会を航海するにはスマホは欠かせませんね。



【いい意味の男臭さ・・・まさに男のアジト的な店でんな】

店内のoasisの大きなポスターが印象的。マスターは、いい感じの音楽好き(ロック好き)なラフないでたちで、それでいてピシッとしておられる・・・。ちょっとクールな空気感にたじろぎましたが、予定通りに「ピザソバ」を注文いたしました。つけ麺(ロッソ)もできるそうですが時間がかかるとのことですので・・・。先客4名で、僕が出張カバンを持ち込んだらもう一杯いっぱいな狭い店舗ですが、もっと窮屈な厨房でリズミカルにマスター動き回っていて、仕事できる感じがいいねぇ〜。



【初めての体験!ピザソバにダイブ!!】

なんつってもその見栄え・・・・無国籍料理とも思えますが、丼がシンプルなので、ラーメン類と認識できるというもの・・・・。サラミ、プチトマト、ピーマン、チーズ、そしてトマトスープなんて・・・ピザそのものなんです。唯一魚粉が和の心を保っている感じ(ここではフィッシュパウダーと呼びたくもなる)。よくかき混ぜてくださいとの御言いつけ通り、混ぜ混ぜタイムの45秒が長かった・・・・。途中チーズが溶けて絡みつく光景を目の前にしてたから、頂きますと手を合わせてから、一気にがっつきました・・・。結果5分以内で完食ということで、先客の中で誰よりも早く退店しましたが、それほど夢中にさせた一杯でした。



【麺がとてもいい!実は麺の性格がこの一杯では大きい】

麺がいい! いかにも関東でしかお目にかかれないといった、しっかり外固の、やや加水低めのコシが強い麺で風味すら感じる本格派です。これ普通のつけ麺に供しても十分に主張するだろうなと・・・。具や汁類がイタリアンなため、ハンパな麺だと「スパゲティ」に感じてしまうかもしれませんが、この麺だからこそイタリアンに完全に引っ張り込まれずに、和を主張して、「まぜそば」たるが成立すると思えるのです。このワシワシ〜とした感触がなければ、何食ってるのかわからなくなるもんね・・・。いやはや、やっぱ麺だわ、決め手は・・・。



【ピザとは言え、日本人なピザソース?】

山盛りの魚粉が食べている最中は、そう認識できないのですが後から思うと良かったかも・・。麺の個性もあったけど、あの見栄えと味付けで「俺、今スパゲッティ喰ってる?」と感じることは、全くありませんでして、ずーっと「まぜそば」だったわけです。なので、トマト風の汁には、実は和の工夫もされていて魚粉が貢献しているから、麺と汁の一体感があったのでしょうね、まぜそばとして。決して、安っぽい洋風のトマト味の汁ではないのを一言添えておきます。また、ニンニククラッシュと、カレー粉、そしてあの魚粉はカウンターで備え付けですので、セルフでご自由にとのこと。後半はカレー粉を投入しまして、またこれが旨かった・・・。


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総じまして、まだまだ未知な麺があることに感謝ですよね。あのマスター・・・どこか格好良かったし。また食べてないメニューもあるから、関東のラー友とまた来ようかなと思います。イタリアンの和のようなマゼソバは、フレンチ経験あるテクニシャンによって生み出されるんですね・・・・人の発想と行動力ってすごいな・・・。ということで、今日は勉強になりました。ありがとうございます。そして今日も本当にごちそうさまでした。
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