あの「ajito」がここまで発展するとは思いもよらなかったな・・・・
- <全体&タレ>汁なし名作「ピザソバ」!創作系×汁なし系の表裏一体にして先駆者的逸品!ビールかワインをくれ・・・
- <具材> おおよそ中華の具材とはかけ離れたトッピングたち!
- <麺> パスタでもないモッチリさが絡みまくるね!紙エプロンご用意を!>
- <サイドメニュー> 〆のリゾット・・・ajitoを味わい尽くす!
- 総じまして「食ってジャンルの壁をも突き壊す旨さ!一足先に南欧の夏的汁なし!」
大井町の名店「ajito」が新宿に2号店進出!これはビックリしたなー。開店日に混むだろう・・・と思って場所だけは確認しておこう気分でランチタイムに行ってみたら、なんと空席が少しあった!。雨がパラついてきたからだろうか、これはラッキーと思い「麺屋翔本店」突撃計画を急遽変更です。
しっかし・・・これがとても明るい。スタイリッシュさの中にどこか穴倉的な心地よい暗さがなく、今風でBGMがガンガン鳴ってる。これは流行りそうだね。ところが、私が一番最初のajitoと出会ったときは、まるで真逆なイメージ。その時点から改めて考えると、ここは本当にajitoなのかと思ってしまいますな。営業開始の店箱は、バーか何かだったのか暗かったし、それにご店主が少し男臭かったような勝手な記憶。ビクビクしながら、当時は「写メ撮ってもいいですか?」なんて言ってたっけ(写メって死語だな)。そこから同じ大井町の近くに移転してから勢いがついたか!。今までに人気高まるプレゼンスまで築き上げた流れです。今日はロッソ(つけ麺)は封印してピザソバ(汁なし)気分。
おお、ここにもかわいいお姉さんフロア担当が!。てなことも最近ではあまり珍しくなくなりつつあり・・・この10~20年でラーメン屋風景も大きく変わったもんです。


<全体&タレ>汁なし名作「ピザソバ」!創作系×汁なし系の表裏一体にして先駆者的逸品!ビールかワインをくれ・・・
開店当日だったからか、あまり告知もなかったからか、いつもお目にかかるあの・・・親しみ溢れる仲間たち(ラヲタ)の匂いが一切しない。客層は付近のサラリーマンが大半で、ちょっと面白いのが現役引退世代の方々がパラパラと物珍しさでご入店なされてた。その現役引退の方々と隣合わせになって、自然会話が耳に入るのだが、何の店だか本当は分かっていないようだね。明らかにラーメン屋とは思っていないらしく、「つけ麺なんてあるのね」なんて、さも「変わりパスタ屋」気分で寛いでおられた・・・・人の見方ってホント様々だね。なーんて考察が済んだところでタイミングよく、配膳が完了。それはこんな麺顔でした。
おおお!やはり見慣れた名作感!汁なし系中華そばのジャンルをはみ出たイタリアンな風!これはもはやパスタ料理の方が近い。トッピングがカラフルで盛り付けも華やかなのは分かるが、どれもラーメンに結びつかないようす。これをラーメンたらしめるのは麺なのか?それともスピリッツなのか?。
汁なし系ラーメンも気が遠くなるほど食って来たなかで、これほどラーメンを意識しないのは珍しい。いろんなジャンルがあるなかで、これに似たものはあるが、豚骨醤油を使っていたり、少し醤油を滲ませるなど、エッセンスが何かしらベースに取り込まれている。しかしこのタレに中華の風合いは皆無だね。もろピザソース。言い切ってしまえば安っぽく聞こえてしまうが、それにサルサソースも感じさえるような、当然ながら旨さのコアがしっかりと感じられる。しかし要するに、ラーメンに限らず時代が変化して定義づけは曖昧でいいと思います。作品は作り手に決定権があるわけだから。また別な評価をすれば、これほどビールかワインが欲しくなるラーメンは他にないかもしれません。
そして味変化ありきなのも特徴。店の蘊蓄書きにも味変を進めるように誘い込んでます。「塩・ブラックペッパー・醤油」は当たり前としても、「カイエンヌペッパー」「カレー粉」「タバスコ」・・・そして「刻みニンニク」。特に「カイエンヌペッパー」と「カレー粉」は外せません。益々ラーメンから離れてゆくイメージが加速しますが、旨けりゃいいわけでー。そして、ブレスケア愛好家なワタクシは、「刻みニンニク」も当然ながら投入してしまうのです。数年前まですごくニンニク臭を気にしてたんだけど、会社と役割が変わってしまい、更に年齢を重ねると自分のルールがだらしなくなるのか・・・・。エチケットよりも旨いもの。嫌われても旨いもの。今生きている刹那に旨いもの。これしか頭にない。
<具材> おおよそ中華の具材とはかけ離れたトッピングたち!
どんなのが入っているのか数えてみましょうか?。サラミ・チーズ・ベビーリーフ・黒オリーブ・アンチョビ・チョリソーソーセージ・トマト・フレッシュオニオン・フライドオニオン・イエローパプリカ・ピーマン・・・。いつも見慣れた黒い海苔は黒オリーブとなり、刻み葱に代表される薬味はピーマンに、そしてナルトはサラミにと置き換わっている。
習近平の唱ええる一帯一路が、すでにこの一杯の中で、北京とローマを結び付けているようです。もうここまでくれば、たとえ割スープやら何をしようとしても中華風にはならないね。
<麺> パスタでもないモッチリさが絡みまくるね!紙エプロンご用意を!>
結果として「麺」でラーメン魂が救われる。これだけはラーメンの食感。つけ麺・まぜそば系の加水高めのモチモチ感あるストレート太麺。このサイズ感と明るい歯応えは、パスタではないね。っていいつつ、元イタリアンのシェフだったご店主だから、デュラムセモリナ使ってますなーーーんて言われると身も蓋もないオレだが(瀧汗)。いやそうなのかも?。すごく太麺がしなやかな腰つきで、タレと絡みまくるから見分けが付きにくいが、モッチリとしたなかにハード感はあったもんな!。プツプツと切ってゆくのがとても楽しく思わせてくれ、フォークで食べても違和感なし。
その柔らかそうでも、プリンとした張りもあるので、勢いつけて啜ると確実に汁ハネを起こします。女性店員さんが、客のみなさん全員に、紙エプロンいかがですか?と尋ねてくれるから、もらっておきましょう。実は紙エプロンしている自分が無様に思えてなるべくしないのだが、こちらは黒くシックな紙エプロンなので、いい歳したオヤジでもそんなに違和感ないでしょう。
今回は大盛とさせてもらいましたが、麺の密度がそれほど高くないのもあり、ペロリと平らげられてしまいます。女性客でも大盛へっちゃらだと思えます。これがまた戦略なのか、けっこう皆さん追加オーダーでリゾットを頼まれている。くそ・・・旨そうだ。だが、オレはお前に・・・近づかない。
<サイドメニュー> 〆のリゾット・・・ajitoを味わい尽くす!
しかし、それが一体何者なのか、とてもお前を知りたいぞ・・・なわけでは、追加注文してしまった。実はこの「〆のリゾット」もajitoならではのウリなんですね。隣の客が食ってるのを見てとても美味そうだったので。半熟卵とチーズとピザっぽいソース・・・・そして少し柔らかめな感じがするライスが、器を返すと入れ返してくれます。ひょっとしてオレは…自分が気づいていない以上に!!オレが求めるべきものに!近づいているのかッ!
半熟卵でリゾット。もうこれはそのまま食うのはかえって勿体ない。これはぐちゃぐちゃに崩してやって、全体に混ぜっ返してやってから食いましょう。そしてここでも味変化を気を抜くことなく対応して、ajitoの旨さを味わいつくします。旨し!・・・お前はすでに出来上がっているのだから・・・。
総じまして「食ってジャンルの壁をも突き壊す旨さ!一足先に南欧の夏的汁なし!」
・・・と言う感想。 新宿を通勤経路で使うものとしては、これは嬉しい進出。西新宿のこのエリアも、武蔵本店を始めいい店がひしめいていますが、これからこのでも根付いてほしいと思う次第です。多彩な新宿でもユニークさが光りますので今後に期待。そんな応援気分が冷めやらぬですが、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!。
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