会社の中にいて十二分に「依存」の恩恵に授かっていながら、図々しい話です。しかし、これからは会社とビジネスマン個人との関わり合いも、必ず変化すると思う・・・・。しかし、成果主義の再来とは言いません。成果主義は、会社のからの押し付け的な感じがするのですが、これからは、ビジネスマンの方から、もっとフリーランス的な働き方がしたいという要望が上がってくると思うのです。
【会社との関わり方が変わるはず】
例えば、週末にはサイドビジネスを経営している方もおられますが、週末だけアルバイト以上、正社員以下のスキルを重視した仕事をしたいという要望がでてくるかもしれない。また、ワークシェアリングや、退職後のテレワークなど・・・・。比較的ITスキルが高い主婦などは、すでに請負形式でWeb制作やCADなど活躍しているのは周知のことでしょう。近い将来には、クラウドで繋がるバーチャルな職場が、一気に広がるかもしれません。旧来の会社と個人の関わり合い一辺倒では、済まされないかもしれません。
【それに備えるには・・・・実は基本動作の強化かな?】
では、どうやって備えれば良いのでしょう。会社で働きながら自立能力を磨くとはどういうことなのでしょうか?それは、実は基本的な仕事のスタイルを守ることに過ぎない・・・と思うのです。
まず、指示待ちじゃなく主体的に何事も動くように心がけるということ。これは、ビジネスマンとしての基本的な作法というべきで、どんなに社会が変わろうと、これが出来ている人は、優秀と評価されると思います。まずは、基本にたちかえりましょう。
次に、目的意識をもって仕事をするという能力でしょう。会社と個人の関係は今以上に対等になると思います。法律も会社の経済性よりも、社会への貢献や共存性を重視する傾向ですし、派遣者に対する保護などは、この最たるものでしょう。企業と個人はもっと対等に、またよりドライな関係になると思います。お互いに共通目的となるものに向かって突き進むパートナーシップという考えが広がると、目的意識がない活動は、軋轢を生む温床であるしかないですね。常にゴールを目指すバイタリティ、そしてロジカルな考え方ができる能力が、大切なのでしょう。
また、一番重要なことを嗅ぎ分ける能力も大切かもです。世の中は、時間が経つに従ってより複雑化する一方です。会計という古典的なビジネスシーンのなかでも、販売系体は増えていくばかりだし、勘定さえ10年前に比べてずいぶん変わって来ています。今は、会社も個人も、進むべきゴールが見えなくて困っている時代いなのではと思います。なので、カオスの中ででも進むべき道を導き出す能力がとても大切ではと思います。
【まずは気にかけることからはじめよう】
以上、3つのことは、別に新しい話でもなく、時代や環境が変わっても通用する・・・そして求められる力だと思います。なので、今は、ひとつの企業の雇われの身であっても、心がけ次第で行動に移せることがらと思います。明日から、朝ひとつづつ、これらを意識してみる習慣だけでもはじめようかと思います。
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