最近気になる冷やかけ
休日にマンション管理組合の総会ってのがあり、サボるわけにもいかずしっかり参加。すっかり拉麺活動計画が崩れてしまいます。それにこの猛暑はなんとかならんか・・・。ランチタイムにがっつりハマってしまい、三鷹・吉祥寺とめぼしいところはどこも満席。この強い陽射しの中、行列で待つなんてことは出来ず、一駅移動した西荻窪の駅前にある「舎鈴」さんへと滑り込みました。それでもほぼ満席に近かったのでラッキーだったのか。
別に当てずっぽうに舎鈴@西荻窪に雪崩れ込んだわけでもなく、実は拉麺活動家の諸兄から、このブランドの冷やかけは結構いいぞと言う感覚を受けたから。なのでいつかこの夏は一度は行ってみたいとは思っておりました。


<全体> これでもか!と言わんばかりの大胆茗荷投入!涼やかな魚介系の出汁に氷!麺量しっかりお得な一杯!
都内に多店舗展開しているブランド「舎鈴」ですので、個人営業店の緻密さは求めてませんが、それでもしっかりと茗荷が大量に投入されているのは嬉しい次第。そして出汁の琥珀色に浮かぶ氷は、見た目でかなり冷涼さを伝えるか・・・。そして麺量も底から盛り上がるようで、冷たくとも食べ応えを感じます。
また器がキンキンに冷えているのがとても良いね。触った瞬時で器へのしっかりした準備対応を物語るようす。冷たい料理は、徹底的に冷たく仕上げるの通りですかな?。
<出汁> 冷えて瞬時に染み入るようなあっさり魚介出汁!氷が浮かび見た目の冷涼感も抜群!
濃厚豚骨魚介の使い手が手掛ける真逆の展開。あっさり淡麗魚介出汁。冷やがけ系は、田中そば店や満月等で親しんだ味わいですが、甘味の煮干感覚が割と強く出ているかもしれません。節系とも区別がつきにくいですが、茗荷の風味が溶けたり氷で多少薄まってもしっかりと魚介感覚を最後までキープしているところがいい感じ。
<麺> 冷え冷えの茶褐色中太麺!外固のようなヌチヌチした強い腰!出汁に濡れて風味と甘味を感じる素地感!
いつもは熱々の濃厚豚骨魚介ダレに絡んでも頼もしく感じる茶褐色な中太ストレート麺。それが冷えた汁系に浸ってもなかなかいい仕事ぶりです。まず箸ですくい上げて啜り始めて前歯で千切ると、外固のようなヌチヌチした強い腰が印象的。この感覚が全体として食べ応え感に通じて満足へと繋がるようです。
そして奥歯へ運んで潰すと、出汁に濡れて風味と甘味を感じる素地感がいい。あっさり出汁と力強い麺が、こんなに調和するとは予想以上です。ここからは、徹底的に具材と薬味を絡めまくって味わい尽くすのみです。
<茗荷> ここまで大量にのせればまさに痛快!冷たい出汁と茗荷の清涼感が突き抜ける!腹から納涼!
葱大好きネギ星人な私ですから、茗荷も似たようなものです。冷奴には必須アイテム。実際の我が家の夏の冷奴としては、茗荷に大葉の細千切りを添えます。そう!ここに大葉を追加で添えることができれば最高だったのだがー。とはいえ、ここまで大量にのせればまさに痛快!冷たい出汁と茗荷の清涼感が突き抜ける!腹から納涼!
<チャーシュー> 分厚い肩ロース肉のカット!冷えた出汁に浸って染みても力強い肉旨み!
元々、濃厚豚骨魚介のタレに浸っても主張する焼肉ですから、あっさりな味展開にあってかなり主張する味わいです。カットは分厚く、断面から冷えた出汁に浸って染みても力強い肉旨み!。むしろ冷えた出汁に浸っていい感じで落ち着いた旨さに感じたかも。麦酒と合いそう。
<その他> 刻み葱もしっかり投入!遊び心で一味を投入!淡麗な旨味の中に密か辛味のエッジが生まれて旨し!
大量の茗荷に目が奪われがちだが、実はレギュラーの刻み葱も結構多めで嬉しかった。刻みが割と細かかっただけに葱内部の甘味も出汁に溶けていい感じだった。
また割と味変アイテムが揃っているので、手をつけずにおくのも勿体無いと思い、今回は一味を少しばかり入れてみようとしましたが、妙に出過ぎた結果に。しかしそれで淡麗な旨味の中に密か辛味のエッジが生まれて旨しな展開でした。
総じまして「夏バテでも爽やかに食える!ハードな麺で楽しめる満足!結構ハマる舎鈴の恒例夏限定!」
・・・と言う感動の嵐!。正直言ってこれは良いです。毎年夏はこれを食ってみようかと考え中。薬味や具材で変化させても面白そう。そして何より猛暑日のこの日に食って腹から身体を冷涼にさせてくれてありがたしです。都内なら店舗もありそうだしどこかでもう一度食うかと。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!