一年間で一番優雅な日々のスタートは油そば!
やっと来ました2025年コールデンウィーク!とは言っても少しはこっそり仕事はするんだがね。しばしでも仕事から離れて日々の疲れとか厄介ごとから一才離れさせていただこう。てなことで、いつものワンパターンということでこちら「らーめん高尾」さんへと自然と足が向かってしまいます。今回は油そばと相成りました。
そう言えば、つい最近「中華そば みたか」でも油そば食ったんだっけか?。別に食べ比べようなどとは思ってません。ただ今回は気分が弾けすぎて麦酒3本もいってしまったわけで腹はタプタプ。冷やし中華は、連続してここで食ってるし、そんな流れで油そばでございます。
<サッポロ赤星> GWの開放感!やっぱり冷たい麦酒!喉越しの後苦味と甘味!日々の苦労が報われる
相変わらず冷え具合がよく、グラスもピカピカで磨き上げっぷりもよし。4月並の温かみのある気候となったこの日、冷たいビールは格別です。口に含むとグワッと目が見開くような感覚。その後の喉越しがまた心地よい。いつもながら、あとはじわじわと赤星らしい図太い苦味の後に、ほんのりとした甘味が残る展開です。









今回は、絶対に3本飲み干してやると心に決めていたー。しかし後に続く、おつまみ皿で腹が膨れてしまいちょっと苦労したかもしれません。いやぁ〜歳には勝てません:汗。
<まかないチャーシュー皿> タレが周囲に染みて旨味が濃ゆい!葱と辣油が相性良し!妙に香ばしいフレーク肉!
おそらくチャーシューを仕上げに整形するときに出来てしまう端っこの部分。その崩れたカケラが、タレの浸透がとても深くて香ばしさもしっかり。
全体的にややフレーク状になってるが、歯応えがあってそれがまたそそるのです。一度ラードで揚げる処理をしてから、タレで煮込むので、サクサク感と味が濃ゆめに染みてるのがいい感じなのが特徴です。
<メンマわかめ皿> 組み合わせは自由自在!拉麺具材のメンマにわかめをのせればちょっとした若竹煮気分!
極太材木型とかコリコリ細長型とかでなく、実に定番の短尺型なフォルム。また醤油の浸透は浅くとってもライトなさっぱり系。そして温度感があるのが特徴。そしてここにしかないような温かみを感じるのです。そんなメンマが大好き。個人的には少し煮物感すら覚えます。
わかめを添えよう!春だから、やっぱり今回もイメージしてしまう「若竹煮風」にわかめものせてしまいました。わかめが美味い。フレッシュで肉厚でそのままでも美味しく食える。また温もり残るさっぱりメンマと相性が良い。温かいメンマを竹の子に例えるなら、まさに若竹煮って感覚です。
<青菜もやし皿> 上等なお浸し感覚のほうれん草が嬉しい!もやしはほんのりと素材の甘さが滲みでる
赤星1本追加するたびにつまみ皿を追加するもので、この時点に結構ほろ酔い気分、腹パン気分?。そんな時にこういった野菜系でしっかり楽しませてくれる皿があるのは、酒飲みとしては嬉しいです。
青菜は、実にしっかりと質感あるほうれん草のお浸し。今回は、青菜にもやしを足すなら、どちらが多めが良いですか?と高尾店主からの言葉だったので、当然青菜多めとお願いします。鮮やか且つ深緑な葉の部分がとても多いのが嬉しい。少しばかりの醤油と味の素がベストマッチです。噛み締めるほどに野菜甘味を増すか?。そして葉脈部分の仕上がりがとても良く、これもしっかり噛み締めると葉以上にフレッシュな香りと甘味を放つじゃないか。
もやしがまた素朴で旨い。開店直後だったから、ほんのりと温もりを保っておりました。「茹で」ではなく「空炒め」。ご修行店と同じ感覚です。要するに茹でよりも数段、もやしの淡い味をキープするようで、同じよな見栄えでかなり違う。冷めてからの方が淡い甘味の違いがわかるかもしれませんね。
<全体> 素朴さに旨さの説得力!蕎麦と少々の具材と出汁!そして葱薬味の大胆さ!控える生玉子!
こちら具材ラインナップが多いため自由自在感が高いため、これまでその具材の組み合わせの奇抜さというか変態さをオーダーし、店主の反応を楽しんできたわけですが、最近ここにきて・・・デフォルトに具材1品だけ加える方が、正しいのではないか?と気づき出してます。特にこのようなノスタルジックな一杯なら、侘び寂びにも通じるような・・・好き者の境地というかなんとか・・・。
それで今回選んだのが生玉子だったんだが、トッピングでと言ったつもりが、生玉子は別容器で出てきたのだったー。これはこれで、画像的には楽しめるんですが。
<タレ> 豚エキスに円やかな醤油が溶ける!仄かに甘味が混じり合う旨さ!
醤油とベース出汁のライトさに、油の感覚が腹持ち良さげで胃袋に負担はなし。特に醤油エキスが下味甘味とじっとり広がる旨さがナイスです。やがてじわじわと麺の風合いが溶け出し!。
<麺> 素朴蕎麦ライクな風貌にタレが染まる!食えば甘みを感じる素朴な風味!タレの浸透が旨し!
やっぱり微妙に粉のブレンドの変化があるのでは?更に蕎麦ライクに甘み!ってな感覚で、それも油そばには合うよね。素朴な風味と甘味がバランス良く、シンプルに旨し!。
出自の「みたか」系譜の蕎麦ライクは、全く同じとも感じないが、個人的に甘みがあると感じております。
<生玉子> 割って楽しい垂れる卵黄!具材と麺に絡めて食って楽しさ極まる!
何よりも、生卵が割れて麺に絡まる姿が妖艶で旨そう・・・いや旨いです。月見そば風な演出感に近いのか??。ともあれ汁なし系で生卵は合うのですわ!。
<チャーシュー> 脂が程よく抜けたライトなバラ肉!タレとの相性抜群でパクパク食える旨さ!
小さい肉片ですが軽く紹介。実にあっさりしており、サクサクパクパクいくらでも食えて、下腹出っ張りなど罪悪感ないイメージかと!。脂が程よく抜けたライトなバラ肉!。無限大に食えるような気がしてならない?。
<ネギとモヤシ> 葱の清涼感とモヤシの淡い甘味が染みる!麺に絡んでザクザク歯応えの競演!
フツーにネギ多めが実に嬉しい。このネギが甘めなのと、淡い葱清涼感が広がるので、そこが後の辣油の辛味と合うのです。
モヤシもナイス。クタッた仕上がりですがこれがまた良い。ノスタルジックな中華そばによく見かけるタイプで、淡いザクザクとした歯応えの後に、更に淡く感じる甘味が、濃ゆいタレと辣油の絡みを包み込むようでナイス!。モヤシ増しもオススメです。
<メンマ> 甘味ある清涼感炸裂の大量葱刻み!ナイスアシスト!
タレに浸って味を吸い込み柔らかいコリコリ噛!。薄味なので少し辣油を垂らしてみましたが、フレッシュ葱薬味に刺激が混じります。これもビールを進ませる旨さ!。やっぱり油そばにメンマが合うのだ!
<味変化> シンプルに「お酢」と「辣油」これ鉄則!今回は武蔵野系油そばの流儀に従う!
今回は、武蔵野系油そば風に「お酢」と「辣油」を垂らしてみました。何でも汁なし系麺類なら、この醤油味なら酢と辣油を入れるとたちまち武蔵野系に味がもっていかれる。まぁ王道というか、味がそちら方向に持っていかれる。・・・と思いがちですが、醤油タレがニュアンス違うのでやっぱりこの店らしい味付けでいい感じでした。
<スープ割> 素朴な醤油出汁に円やかな玉子風合いが蘇ってほっこり感覚!
ベースの出汁は野菜と昆布の旨味がしっかり溶けている様子。スープ割がとても優しい旨さです。気負わずにシンプルに楽しみ食えるのがいいね。個人的には超オススメです。玉子も溶けているのでコクと熱気を味わって堪能終了!。
総じまして「素朴を楽しむ油そば!そのままがっつり楽しむ油そば!旨さ充実!」
・・・と言う感動の嵐!。素朴なのに質感籠る質感がいいね。これぞ飽きが来ない素朴な旨さかと!。メニュー表にはないけど+100円で対応してくれます。そしてここはビールが揃ってるところが痛快で油そばで進みまくりです。オヤジ世代にはハマるはず!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!