ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5499】中華そば みたか(東京・三鷹)油そば 細葱 半熟玉子 + 竹の子皿 + チャシュー皿 + サッポロ赤星3本 〜半熟玉子の和み!敷き詰められた細葱グリーン!まるで大衆的芸術感覚!

6月の思い出・・・平日仕事終わりの飲める拉麺屋って最高!

 

 
 都内に出向き結構ハードめな仕事をこなし、久しぶりに充実感を噛み締める頃、自分にご褒美と言うことでビールと拉麺!。東京駅から中央線に乗り込み、さて久しぶりの都内だからどこで降りようか?どこで発散しようか!と考えを巡らしてたら・・・寝落ちしてしまいました(爆)。気がついたら中野駅・・・。
 

 
 中野で4時後半だったので通し営業を狙うなら、久しぶりにレトロで攻めるか?中野大勝軒!と頭を過りましたが、水曜日定休だったので、うだうだ考えずにまたこちら「中華そば みたか」へと来てしまいました。今回はそのつもり無かった筈なのだが、無意識に予定調和の訪問だったかも?。
 

 
 
 
<サッポロ赤星> 味わいもラベルも瓶も絵になるやはり大衆感覚の店に赤星は似合うね!

 
 目を見れば通じるその思い!。カウンターに腰を押し付けるともはや赤星をスタンバイし出してるようで、おおぉ・・・オレも常連になったものだと、思わず鼻の穴が広がります。そのズシリとくる味わいも、喉越しも後口も好きなんだが、何と言ってもこの店の雰囲気に似合うじゃないか!。ラベルとそのブランドプレゼンスも!。
 

 
 
 
<竹の子皿> さっぱりメンマのコリコリ感!酒が進む!辣油と大蒜ダレを垂らした葱はザクザク感!

 
 この店の流儀は、メンマじゃなくて「竹の子」と呼びます。さてその竹の子ですが、これが実にビールに合う!。コリコリ歯応えがよくある絶妙感で、しかもあっさりタイプ。そこにスープに活かされる魔法の醤油ダレと、ザク切り葱が山となって降り注ぎます。
 

 
 その葱ザクザクと、竹の子コリコリが入り混じる歯応えに魔法の醤油だれが滲む旨さよ!。そして性懲りも無く、辣油好きとしてはその垂らした辛味刺激が実に痛快!。さらに大蒜醤油ダレを足すとパンチが生まれてまた旨し!。ビールが進みまくります。
 

 
 
 
<チャシュー皿> あっさり豚肉に古風なメンマに絡む魔法の醤油ダレと白い粉が酒に合う!

 
 煮豚の細切れサイズのカットで、魔法の醤油ダレと少々の白い粉・・・そしてざく切りネギを振りかければ出来上がりって寸法です。近年ちょっと大胆になって、ネギは以前なら超細かい微塵切りと、ざく切り微塵切りの2種類を絡めてたと言う記憶。
 

 
 今は心もち肉も多少グラマスにも感じるしそれに合わせて、ネギも大胆ざく切り一種類に変更したかな?。されど旨さに変わりなしです。これで中瓶ビールが一気に空いてしまう旨さだよ。常連がこれをつまみに、ビール瓶を並べ立てる意味合いが非常にわかる旨さなり。あゝ・・・今回は割と混んで無かったので3本ゆったりと、こいつの旨さで空けてしまいました。
 

 
 
 
<全体> 半熟玉子の和み!敷き詰められた細葱グリーン!まるで大衆的芸術感覚!

 
 肉&卵&葱が三つ巴に丼の中で対峙している中央に、瑞々しいモヤシの上に乗っかったナルトが、まるでアイコンのように可愛いじゃないか。ちょっとした計算づくなデザインでしょうか?。
 

 
 画像や動画では伝わり切れないものがあります。今回この麺顔には激しくそそられました!。焼豚は重なり盛り上がり、半熟玉子はポーチドエッグの如く柔らかく丼の縁に寄り添ってる。特に後追いで醤油タレが双方に垂れてるのがいいじゃないか!。そして細葱は鮮やかに片面に敷き詰められエバーグリーン!。
 

 

 
 
 
<タレ> 実は微妙に汁が多め!絶妙に出汁感の浸透を感じる不思議な汁なし系!

 
 実は「汁少なめ」でそれがいい!魔法の醤油ダレ・・・いいっすね!。いつもより濃ゆめに味わえますので、濃口醤油の輪郭やら、旨味オイルの余韻などがクッキリ!。
 

 
 タレが絡む汁なし系より、サラサラ感とノスタルジーな感覚がいいのです。少し染み込ませるニュアンスがないと、麺の旨さが取れないような感じもしますので、汁少し多めで染み込ませるのがいい働きと感じます。
 

 

 
 
 
<麺> 蕎麦ライク風合い!力強さに素朴さ滲み独創的なストレート麺!出汁と絡んで旨し!

 
 ご存じ「和蕎麦」ライクな麺。麺箱の中にある時は灰褐色な表情。それが茹でられると柔らかい茶褐色が滲む色合い。風味的には力強い反面、汁が浸透しだすと優しい素朴さが生まれて、淡い甘味を感じさせるのがいいのです。油そばだと、やっぱり麺の力を感じ易いのでうまいわ!。
 

 
 灰とと茶の混じり合う色合いが蕎麦にも見えるし、微妙にざらつきを感じさせる表情もそれに近いかと思わせます。またタレや具材と絡むと違った風味を醸し出してまた面白いかと。油そばならではの楽しみ方かと!。
 

 

 
 
<細葱> ほのぼのさ溢れる展開!野原に咲く花々のような華やかさ!

 
 細葱とは、葱の微塵切りに他ならないのですが、極々細かく切り刻まれた微塵状態の代物。葱微塵が溢れると多少ワイルドな雰囲気が生まれるところですが、とても細かいので、素朴さの中に上品さが生まれるよう。またフレッシュさ!瑞々しさ!の迫力が生まれるようでこれ好き!
 

 
 
 
<半熟玉子> とても緩い卵黄を蕎麦ライクな麺に絡めて食うべし!ポーチドエッグスタイル!

 
 半熟玉子とは言ってもほぼポーチドエッグ。麺の湯で釜に静かに生卵を落として即興で仕上げてくれる。この動作と見極めが、毎度思うがカッコいいのだよ!。でも最近、少しこの半熟玉子のスタイルを少しアレンジ変えたのかもしれません。やや熱入りがちで横に白身を流すようなスタイル??。
 

 
 そして油そばだから、当然麺に直接ねっとり濃厚に絡みつけながら食らうが、ニンニク醤油だれも染み込むから、卵黄の濃厚な味わいがよく合います!。当然具材だけでなく、麺にも絡めて楽しみ尽くしますよ!。
 

 
 
 
<豚> 昭和感覚の旨さが安寧感だけでなく斬新さも感じる旨さ?これこそノスタルジック焼豚!

 
 昭和のチャーシューって感覚。こんなもんでしたよね!。程よい油の抜け具合。そこに少し塩気が残っているものの、醤油系のタレをかけたり、スープに浸したりして味をプラスするのがポイントです。実にクラシカルな味わいですが、オッさん世代には肉食ってるありがたさです!。
 

 
 
 
<もやし> 淡くザクリと歯切れつつほとばしる野菜汁!油そばに和らぎ与える旨さ!

 
 淡くザクリと歯切れつつほとばしる野菜汁!油そばに和らぎ与える旨さ!。辣油タレやニンニク醤油ダレも絡んだりするので、これも酒のアテになりそうです。もやしまで酒のアテに感じさせるとは・・・ニンニク醤油恐るべしかも。
 
 
 
 
<メンマ> 弾力ありそでコリッとした食感!温もり感じる淡い塩気に葱が合う!

 
 チャシュー皿の底にも敷いてあるメンマ。少々醤油ダレがダイレクトに滲んで塩気で旨しと思ったけれど・・・フツーにラーメントッピングとして食っても旨い!。しなやか弾力ありそうでコリッとした食感!下味の旨さも光ます。またここでも麺の残った温もりで、温かみを感じる淡い塩気に葱が合う!
 

 
 
 
<味変> 自家製辣油タレとニンニク醤油ダレ!味にシャープさとパンチを生む味迫力!

 
 いつもの通り、自家製辣油タレを垂らす!そして今回は店主が気まぐれで作る不思議なニンニク醤油ダレも垂らす!。油そばには特に相性良し!。個人的には「チャシュー皿等のアテ」か「油そば」には合うが汁系ではあまりお勧めせず。一方、麦酒やりながらなら激しくオススメ。
 

 
 
 
<スープ割り> 野菜と昆布が深く染み込んだスープで円やかに味変化!

 
 コールすると、柄杓がにゅーっと出てきて直接注いでくれます。客が注ぐのを止める指示をするまで、ゆーっくりと注ぎ続けてくれる。これにより汁ありのラーメンの味となり通常なら二度楽しめます展開だが、今回はニンニクエキスも浸透するから、妙にパンチがあるさっぱり味という流れが面白い。とは言っても味が崩れないのは、葉野菜を中心としたヤサイの煮込み、そして昆布の風合いもあるからか。せっかくの油そばなら、是非ここまで楽しんでもらいたいです!。
 

 
 
 
総じまして「古びたビル地下にとてつもない開放感!レトロさの中に感じる斬新さ!王道ノスタルジック油そば!!」


 
 ・・・と言う感動の嵐!。これまで散々食い散らかしてるが、飽きないどころか旨さ再認識の連続。やっぱり平日仕事終わりの飲める拉麺屋って最高でございます!。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 


 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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