ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5459】らーめん 高尾(東京・荻窪)らーめん + メンマ皿 + チャーシュー皿 + まかないチャーシュー皿 + サッポロ赤星3本 〜思わず見惚れ和むノスタルジック拉麺!老若男女みんな大好き!安らぎ感じる旨さ極まれり!

GWの思い出・・・ビールとつまみとラーメンがあれば無人島でも無敵だ!

 
 時々そんなことを考えます。子供の頃からずっと拉麺ファンだったわけでなく、就職で上京したての頃は餃子にハマってた。先輩が蒲田の羽付餃子を案内してくれてそれでハマった。常磐線に乗ってホワイト餃子をよく食べに行った。そして工場に転勤になりカレーにハマった。野猿街道のCOCO一番屋に通い続けてメニュー制覇。1.3kg30分完食は誇りだった。当時は、ビールと餃子があればそれで良い。ビールとカレーがあれば生き続けることができる。そう思ってました。
 



 

 そんな頃合いに、高校時代の友人が千葉に転勤となり、何だか関西では見たことないない爆うまなラーメン屋が開店したぞと引き込まれたのが、あの「松戸とみ田」。当時、東京から大阪へ飛ばされて凹んでいた頃だったから、東京出張の度に食ってて・・・それでラーメンヲタクへの道へと突き進むのでありました。今となっては、NO RAMEN, NO LIFE.
 

 
 そんなラーメンヲタクを10年以上続けて行くと、徐々に何やってんだオレってな心境になります。そしてコロナ禍が襲ってラーメン活動も地元界隈の縛りが出てきますが、これによってまた覚醒?。麦酒呑んで「過ごせる」拉麺店って最高やんけ!と再認識することとなります。みたかへの訪問頻度が急激にアップし、やがて独立した高尾にも足繁く通うこととなり、今に至ります。今となっては「ビールとつまみとラーメンがあれば無人島でも無敵だ」とすら感じます。2024年春は、今後一年仕事の激動をひしひしと感じつつ、束の間のひとときを存分に楽しむことと致しましょう。今日は飲むぜ!ってな心境で、開店前に乗り込んでみましたー。
 

 
 
 
<サッポロ赤星> 大型連休にただただ赤星の空瓶を並べる!今年はそんな休み方!阻むものなく呑み続ける!

 
 今年のGWはアホになろう!徹底的に。気分的には食うより飲むだ。まず最初の一杯はビール。ビールだったら赤星欲しい。そして気楽に飲める雰囲気が欲しい・・・。そんな選択肢だから、みたかや高尾に来てしまうのでしょう。一応儀式的に「赤星?」と店主から確認が入りますが、もう少し通い続けると、黙ってても栓の空いた赤星が出されそうですー。
 

 
 赤星の良いところはやっぱりまずラベル。クラシカルなデザインがどこか誇らしげで大きな赤い星がとてもシンボリック。瓶を空ける度にホームランを打ったかのような達成感すら感じます。そして何と言ってもその味わい。派手じゃないがどこかズシリと感じる風合いがナイス。苦味が効くんだがどこか妙に後口が軽やかだわ。
 

 

 

 最近クラフトビールとかとても重厚で華やかな味わいが人気だが、確かに美味い最高に美味いが、歳のせいか量を重ねると重く感じてしまう。だが妙に赤星と黒生はガンガン飲み干せる気がするのです。決してサッポロ贔屓ではありませぬ。大学新卒の時は第一志望群にファンのアサヒビールを受けて落ちましたー。
 

 
 
 
<メンマ皿> 温もり保つあったかメンマ!あっさり味に醤油タレ垂らしワカメを乗せて即興若竹煮?

 
 最近発見したアレンジ。ここはメンマが旨い店。都内では色々と凝ったメンマもありましょうが、実にクラシカルでオーディナリーなメンマ。味わいもさっぱり系でどこにでもありそうな感じです。ところがいつも作りたてのような温もり感、時には熱々感すらあり、ちょっぴり煮物感すら覚える仕上がりです。
 

 
 そしてワカメがいい感じ。ラーメンショップ系の表面が乾いたワカメを出汁に沈め吸わせて食らうのも好きですが、ここのワカメは肉厚でフレッシュさがあり生き生きと感じさせるもの。そのまま味の素と醤油を垂らして立派なつまみとして成立します。だったらメンマとワカメを合わせると即興の若竹煮になりそう!と考えてこの組み合わせです。
 

 
 たいていワカメが旨くて先に食ってしまうのだけど、それならそれでまた一興。残ったメンマに胡椒と辣油を垂らしても面白いです。これぞビールのアテって感じで楽しめますから!。
 

 
 
 
<チャーシュー皿> 全く気取らないオーソドックスな肉一皿!スナック感覚でパクパク食える!これもハマる!

 
 いわゆる昔ながらのチャーシュー。バラ肉のスライスでハーフカットです。全体的に薄味で、醤油ダレや薬味と合わせて食らうとちょうど良い味わい。飛び抜けた味わいじゃないようで、気がついたら箸が止まらずパクパクと食い続けている感じです。拉麺の出汁に浸るとまた旨いのですが、あっさりした味わいに抜けた脂身が優しく口の中で溶けてまた旨し。これはご婦人でも負担なく楽しめる肉でございますので、お土産用にいかがでしょうか?。
 

 
 
 
<まかないチャーシュー皿> これぞやみつきの旨さ!ソフトなカリカリ感に香ばしさとタレの深い味わい!看板商品!

 
 焼豚を整形する際に副次的に生まれる、いわゆる言わば肉の端っこ。これをかき集めて砕いたのがこの一品です。新規開店からしばらく経って提供が始まった記憶ですが、これが人気で売り切れることも多かったっけか?。最近、提供量を増やしたのか売り切れで食えないことは無くなりました。
 

 
 まぁ醤油ダレの一番染みた部分なので、味が濃くて旨いに決まってるのですが、このフレーク状の仕上がりがまた面白い。焼豚だから焼いた肉の表面のようでもあり、油で揚げたようなカリカリ感もあるような感じ。以前都内の店で、焼豚があまりにも旨かったので、どうやって作るんですか?って聞いたら「同業者か!」ってすごまれたことあって以来、聞けずにいるー。
 

 
 
 
<全体> 堂々としたワンコイン500円の佇まい!気取らず安寧さと優しさを保つノスタルジックな一杯!

 
 ブログ・レビュー作成時の円高は1ドル150円中盤レベル。海外からの輸入コストアップであらゆる原材料費が高騰する昨今で、この常時提供価格は神です。限界利益は確保してるとは思いますが、労務費他を考えると多分サービス提供でしょうか。実は麦酒3本とつまみ3皿食った後なので、もうあまり食えんと言うことでシンプルなこれにした流れです:汗。
 

 
 もう・・・レトロとか、ノスタルジック以外に言葉が見つかりません。必要十分な具材。シンプル・イズ・ベストとも感じる達成感すら覚えます。ほぼ素そばな状態に、ナルトと肉一片。そして少量の薬味。それでいて堂々とラーメンのオーラが垂れ流しでございます。
 

 
 
 
<出汁> ライトでコク深い醤油出汁!豚と野菜と昆布のエキスが円やかに調和!ゴクゴクと飲み味わう!

 
 あゝ、実にあっさり醤油味。これぞとてもお優しい味わいってな感じ。ベースは豚と思われますが、昆布系の乾物がしっかりと溶け出しております。しっかりお出汁感覚がしっかりと表現されてるのが秀逸!。
 

 
 そして甘味はナチュラルで、野菜もしっかりと煮出されてます。醤油のベースタレには、適度にラードが絡んでおるようで、十分なこくまろな味わい!。実にライトでコク深い醤油出汁!豚と野菜と乾物が円やかに溶け込むエキスの調和です。思わずゴクゴクと飲み味わい倒す!。
 

 

 

 
 
<麺> ザ・蕎麦ライク中華麺!気持ち良い滑らかなザラつき感!出汁を吸っても強い粉の風味と甘味!

 
 まるで蕎麦に近い色合い!?相変わらず蕎麦ライク極まれりと言う感覚です。本当に蕎麦粉が打ち込まれているのかはいざ知らず、オーションが配合されてるのでは?と思わせるほど、落ち着きのある素朴な褐色が印象的。そして風味と甘味がとても強いと感じます。
 

 
 熱ダレにも強そうで、ゆっくりと酒を飲みながら啜り食っても、伸びを感じさせないし、クシクシとした歯応えも割と持続的。別に潰し込みや引き締まりが強いという感じはしないのだが、独特な密度感が持続して旨し。
 

 
 
 
<チャシュー> ノスタ感じて実に優しい豚肉旨さ!ちょっと抜けた感ある豚肉に醤油出汁が浸透!

 
 
 いかにもノスタルジーを感じさせる肉ですね。令和では低温調理肉が広まってますが、中華そばチャーシューの原風景と言う感覚。これも何周か回ってか実に新鮮に感じるところです。驚く旨さじゃないんだが、茹で豚の脂が抜けた感に、醤油スープが逆に染み込んであっさりとした別の旨さが生まれるかのよう。薄味メンマの方が味は濃ゆいのではと思うほどあっさりとしてますが、それがいいのです。
 

 
 
 
<メンマ> これもノスタで味わい深し!あっさりしつつ出汁を吸い込み温もりの旨さ!

 
 序盤のメンマ皿でも語りましたが、薄味仕立て。フニャっとしてそうな短冊型で一般的なもの。思いの他、淡くコリっとした歯応えがあるのが印象的。出汁を吸い込みやすいようで、醤油タレや醤油スープにもすぐに馴染みます。単体でも旨いが、個人的には麺や薬味と絡ませながら食らうのが好きかと!。
 

 



 
総じまして「思わず見惚れ和むノスタルジック拉麺!老若男女みんな大好き!安らぎ感じる旨さ極まれり!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。もうすっかり荻窪でのラーメンランドマークになりつつある感覚もあります。確実に地元に溶け込み、近くにお勤めの若い方とか、若いカップルや家族も多く見かけるかと。もはや名店!必ずや印象に残る一杯となるでしょう!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 


 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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