ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5325】小金井大勝軒(東京・武蔵小金井)辛味中華そば 〜赤い東池系!それでもノスタルジック!辛味で楽しめる王道大勝軒系中華そば!

西日を浴びて遅い昼飯

 
 さすがは師走。自分だけ忙しいわけじゃないと思う。通し営業での遅い昼飯時間帯で、それなりに客が多いのでびっくり。まぁこの店は、店箱も駐車スペースもファミレス並みに大きく、この界隈の外回り仕事人なら、当然頭に入ってると思われます。ましてや大勝軒。拉麺でお腹いっぱい食べるなら、やっぱりこのブランドでしょ。
 

 
 それにしても、黄昏前の西日ってのは眩しいねぇー。遅い昼飯が、早めの夕飯のような錯覚を感じます。今回はこいちらのでは未食の「辛味」を初体験とさせてもらいましょう。割と辛味系って大勝軒マニアとしてはあまり経験値がない記憶。おいおい・・・・とまそんっていつから大勝軒マニアなんだよ!?って思われるかもですね。実は、東京都内大勝軒看板(東池系・永福町系・人形町系他)は、一度は制覇したのですよ。その後古参が閉店し、近年になって八王子と池袋に新店舗ができたのは知ってるんだが、億劫なので再制覇には至ってません。因みに初大勝軒は、今は亡き「大阪大勝軒」。ここの味覚えてる人珍しいと思うー。でも関西人な私は、山岸御大の一杯は未体験なので、やっぱりマニアとしても自身は似非だとは自認しております・・・。
 

 
 
 
<全体> 窓から陽射しを浴びて煌めくレッド感!ガッツリ量と風貌がやっぱり大勝軒のオーラ感覚!

 
 せっかく大勝軒に来たのだから、やっぱり正統派醤油でいただくべきだったかもと、食券渡してから不安になってしまいましたが、配膳を受けるとそれはそれで興奮いたします。
 

 
 おおお!赤みを帯びた東池系の風貌。多少ライトな豚骨魚介と感じる風貌に、鮮烈に全体に溶け込む辛味タレ。まさに赤い東池系という感覚。またデフォでしっかりボリューム感じるのがやっぱり嬉しい。「あゝ大勝軒!」と感じる安寧感が、まるでオーラの如く辺りに垂れ込めます。辛味の赤に溶けるのに、妙に穏やかにも感じる出汁感?。隙間から覗く中太多加水麺のニュアンス?。東池系の系譜を再確認して、いざ味わい始めます。
 

 
 
 
<スープ> 出だしは煮干しの甘い香りで豚骨も穏やか!直後に響く赤唐辛子の辛味と旨み!

 
 見栄えは辛そうと思って構えて味わうが、あゝ緩やかな醤油感覚の塩気が滲んでいい感じ。そして豚骨の穏やかな煮出しエキスもしっかりと感じます。ところがこんなものかと安心し始めると、ピッキーン!と赤唐辛子の刺激が響く。
 

 
 されど辛味は攻撃的な味わいでもありません。ベースの出汁が穏やかなのにプラスして、辛味に赤唐辛子自体のフレッシュさもあるようで、甘味とは言えないが旨みが感じられるかと。辛味は辣油系じゃなく、赤唐醤を効かせたところがポイントかもしれません。
 

 
 また食い進めると、じわじわと麺から吐き出される炭水化物の甘味。だから食い進めると段々と円やかな味わいに移行するようです。魚介のエキスもしっかりとしていて、辛味によくマッチした感覚でしょうか。後半は、業務用摺り下ろしニンニクを溶かして刺激アップ。やっぱり辛味だとニンニクとの相性が格別です。
 

 
 
 
<麺> あゝやっぱり大勝軒!柔らかなモチモチ品やか中太ストレート麺!量的にも満足!

 
 やっぱり大勝軒!それは中太多加水モチモチ麺です!。柔らかさがとても印象的で、辛味を含むスープに濡れてよく持ち上げ、馴染む感じです。粘度があるスープだったらいざ知らず、このサラサラ系でライトなスープ感では、品やかな麺の方が馴染むと言うものです。
 

 
 そんなことを感じながら、前歯でプツプツと千切っては、縦伸びしそうなモチモチ感覚に共感し、時折ズボボボーーーっと中太麺を啜るのが楽しい。麺を啜り上げる厚みを感じるところが気持ち良いのです。調子に乗りすぎて辛味でむせることもありますが、強引に啜るのが楽しくてやめられまへん。
 

 
 
 
<チャーシュー> 王道の豚ロース!煮豚系の優しい味わいと仕上がりでスープを吸い込む絶妙な旨味!」

 
 少しスカッとしたスロース肉が、醤油ダレが深く染み込んだ周囲の香ばしさと相まって実にうまい。スープの塩気がちょうど肉をうまく引き立てる感じがしていい感じ。後からスープを吸い込むことを頭に入れての薄味仕立てか?。そういう予定調和な計算って好きです。
 

 
 
 
<メンマ> オーソドックスで安寧感ある味わい!和みを感じる柔らかい味わいと歯応え!

 
 適度に大きく深い味付けとクニュクニュした歯ごたえ。一般的だが外してもいない。これも意外と出汁を吸い込んで旨い。柔らかい歯応えの断末魔にコリッと淡く弾ける感覚も面白い。本来は酒と合わせたいところだが、今回も麺に絡めて存分に楽しみましたー。
 

 
 
 
総じまして「赤い東池系!それでもノスタルジック!辛味で楽しめる王道大勝軒系中華そば!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。カウンター席も小上がり席もボックス席もあり、とにかくデカい店箱。それでも質実な大勝軒を醸し出すのが素敵。更に駐車場も割とデカめで完備。また改めて小金井市拉麺でハズすべからず名店と再認識したしました。小金井来たなら一度はおいでよ激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 


 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

関連ランキング:つけ麺 | 武蔵小金井駅