物珍しさを感じる味噌＆ワンタンメン！今回は肉と辛味を増してみたよ！
新宿はランチピーク前でも過ぎても、大体どこでも混んでるんだけど、一駅移動した大久保ならゆったり食えるからいいよね。半日出勤日の 帰り道にサクッと立ち寄ってみました。ここは、雲呑と味噌麺が人気なのは良く知っておりますが、実は焼豚がかなりの優れものです。ちょっと今回は、憂さ晴らし気味に全部乗せなイメージに、辛味噌変化を加えてみました！
＜全体＞ 大粒ワンタンのパノラマ的迫力！吊るしチャーシューの艶めきと質実さ！上品な辛味噌感！
それにしてもこの迫力！辛味噌の出汁感よりワンタンとチャーシューに目が釘付け！・・・実はデフォでも迫力ある肉が乗るのだが、肉増しだとこうなるのか・・・丼の端と端で肉と雲呑が対峙しているような光景です。肉だけじゃない、ワンタンも結構肉粒大きく見るからに食べ応えありあり！ここはかなりワンタンに力を入れているのです。
一方、辛味噌の感覚は、見た目おとなしそうにも見えますね。濃厚味噌と言うより穏やかな風合いが伝わり、これなら一気にゴクゴクと味えそうと思ったんだが、やっぱり少し咽せてしまいました。
＜スープ＞ ピッチリ辛味の中に優しく甘味のある味噌！複雑な薬味の数々が絡んでカオスな旨辛さ！
実はスープの薬味がこだわり。焦がし葱・高菜・黒ゴマ・柚子皮、結構カオスです。レンゲで掬ったり混ぜ合わせたりすると、微かに極細の鷹の爪が微妙に漂ったりもしている。ベースのスープは、鶏豚ミックスな印象。
辛い刺激の中にも柔らかい味噌感もしっかりあるようで、辛さの向こう側にしっかり甘味を感じさせます。味噌もややマイルドで濃厚と言うよりはマイルド？。その味噌に、辛味がヒートアップしております。細かく刻んだ高菜（？）とゴマが仄かに風味を効かせます。甘味が溶ける辛味噌に、数々の薬味でカオスな旨さ！。
＜麺＞ 風味良し！汁の吸込み良し！持ち上げよし！辛味噌出汁の一体感が素晴らし！薬味が貼付き絡めまくる！
序盤は仄かに素地の風合いを感じさせますが、出汁の浸透が早いようで、また麺も寄り添いやすく品やかなので、スープの持ち上げもいい！。プツプツと小気味よく切れ込み、奥歯でやすやすとクチリと潰れて広がる甘味。出汁が浸透すると、辛味噌の刺激が素地を染める。
そこに数々の薬味が隙間に絡まったり、地肌に貼り付いたりします。奥歯で潰して味わうと、麺の旨さも連鎖するようで楽しいじゃないか。薬味を引っかける割にはズボボボボーーーと啜りは軽いのでこれも負担なく好印象。実はかなり以前に食した支那そばと少し違う麺イメージなのだが、最近歳のせいか記憶力が落ちてて思い出せない。
＜チャーシュー＞ ２種肉！飴色に赤く染まる脂甘いバラ肉！炙りで香ばしく！噛み締めて肉味楽しい肩ロース！
こんなに立派な肉なら覚えているはずと思って、過去の自レビューを後から比較しましたが、やはり進化したってことね。次回はチャーシューメンで食おうと確信しております。吊るしの叉焼。薄く食紅が周囲に染まっており、そこに燻しの風合い。外側は飴色にも感じる光沢が旨そう！。
ばら肉の方は更に炙りが入りまして、肉の焦げる香ばしさと、脂の溶けた甘味が入り混じり旨し！。赤身にはまるで熟成したような肉汁の旨味が滲み、脂身も引き締まり噛み締めると甘味がほとばしるようです。うう・・・これにはビールが似合うはず！。一方の肉は肩ロースのようす。肉本来の味わいを感じさせる赤身の繊維がとてもきめ細やか。噛み締めるとハードなスポンジのような弾力。スープに沈めたりせず、本来味をそのまま楽しみましょう。噛み締めてこそ旨しの肉だと思います。
＜ワンタン＞ 密度感しっかりで食べ応えあり！肉汁と香味豊かな大粒肉餡！厚手の皮と仄かに生姜効いた肉餡！辛味噌に旨さ埋もれず！
肉餡が実に大粒！豚挽肉と塩コショウと言った王道スタイル。そして仄かに生姜が香ります。それがかすかな清涼感を生み出し、辛味噌と混じり合うから食欲を爆裂へと誘導します。辛さとの相性もよく、軽く混じったりすると味噌と生姜の風合いが心地よし！。挽肉も粗めで引き締まっている割にはフカフカと食えて快感です。
そして皮は分厚め。辛味噌が浸透しても皮自体も風合いを存分に楽しめます。滑らかさを噛み締めて旨し！。辛味噌の風合いも皮に浸透し、味噌の風合いも楽しめる皮がまた旨し！。一粒一粒が充実感あるだけでなく、６つも入っている。
＜メンマ＞ 優しく品やかな食感！麺に絡めても調和する旨さ！素朴な旨味！
素朴な風貌と質感でややスリムで長め。微妙にクニャリとする腰つきで、繊維質全体に柔らかさを感じるようで、サクサクと小気味よく千切れひっかからなずに食える。味付けは薄目の醤油系で素朴で馴染みのある旨さ！。辛味噌にも合います！。
＜半ライス＞ ランチ時サービス！肉片と雲呑皮を移して出汁をかける！プチ贅沢に最後は〆る！
へへへ・・・一応、切れ端の焼豚と、千切れた雲呑の皮を途中でライスまで移動。そして辛味噌出汁を白飯へかけてしまえと言う流れ。プチ贅沢なおじや風！？。焦がし葱・高菜などの薬味が、辛味噌の刺激にベストマッチで、味わいすら豪勢な味噌おじや風になってきた！。
総じまして「辛味噌に絡む肉迫力と質実ワンタン！コロナ蹴散らすゴージャス系肉味噌ワンタン！」
・・・と言う感動の嵐！。不思議と行列せずにサクッと食えるので、中央線新宿経由で出社する身としては実はかなり重宝なお店かと！。過去TRY新人賞入賞も獲ってますし旨さ折り紙付き。中央線利用の拉麺ファンならここの雲呑と焼豚は食うべしかと！。今度飲めるタイミングで行きたいと思う次第！。拉麺スポットとしても大久保は激しくオススメ！旨し！なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います！。
お粗末！と言うことで家族にも感謝しながら合掌！！今日も本当にごちそうさまでした！！！
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