どうしようもない寂しさに包まれた時・・・男は酒を飲むのでしょう！そしてラーメンを食らう
ま、たまには外出と言うことで。仕事でかなり準備して臨んだものの結果が全く出せず、夜になってやさぐれ気分。定時で終え荻窪で酒とラーメンでございます。気分的には中野か高円寺で千べろ気分でありましたが、このコロナご時世もあるし、ここは大人しく荻窪でいつものパターンで過ごさせてもらいましょう。開店間際のタイミング、まだガラ空き状態のいつもの店で、心を癒しますー。
常連の店だと、何も言わずとも好きなものが出てくるのがいいね。そして変に構わず、静かに放っておいてくれ、自由にさせてもらえるのがありがたい。影の気配りというのがナイスで、私も心をリセットしてくれるという感覚です。いつものサッポロ赤星も、今日は妙に苦味を感じる気分だが・・・結局酔いが回ると気持ちを少し軽くしてくれる。そして、アテのチャーシュー皿に手を付けるが、ようやく我に返ったように味覚が戻って旨しと感じる。とっても一日中、緊張してて実は朝から何も食ってなかったことに気が付きます。腹が少し満たされると心もじわじわと満たされる・・・・そんな感じ。
一通り、酒とアテを胃袋に入れたところで、いつものラヲタ気分が復活です。今回は、デフォの「らーめん」。このご時世でワンコインの500円ポッキリなのだが、それだけでは申し訳ない気分なので、トッピング具材追加で盛り立てよう！。もやし＋半熟玉子＋メンマを追加しても＋150円。この店儲ける気がどこまであるのかと不可思議です。
いつもの素朴な麺顔に、茹で上がったばかりのモヤシがヌクヌクと湯気を立たせる。素朴でライトな醤油出汁に浮かぶ和蕎麦ライクなストレート細麺も何度見ても飽きぬ。メンマは、チャーシュー皿でも十分に堪能したはずだが、やっぱりラーメン具材としても味わいたいのだよ。切れ端のような豚肉とナルトも愛嬌感じるプレゼンス。そして半熟玉子が絶妙！。温もり高まる卵黄を、まるで薄皮一枚で包み込むような白身が素晴らしい！。
あゝ、出汁を啜るといつものライトな醤油出汁。豚系のあっさりしたコクに、昆布や野菜の素直な旨味がシンプルに広がり、麺から吐き出される甘味が実にナチュラルな展開。モヤシが入るとやや出汁が薄まる感覚だが、そこはチャーシュー皿で余ったタレを有効活用で足し込むと実にいい塩梅です。ズボボボーーーーとすすり上げると微妙にざらつく麺の地肌感がさらに素朴と感じさせますが、奥歯で潰すとしっかり素地の甘味を感じさせてくれます。
メンマもあっさりした味わいで、素材感すら覚える旨さ。チャーシューは飾り程度に感じるが、今から思えば昭和のラーメンはみなこんなものだったかと！。半熟玉子をやや中央に移動させ、箸で割って麺に絡めて食らいますが・・・まるで月見蕎麦でも食ってるような感覚です。なので途中から七味唐辛子もふりかけてみたりもするが、これもまたいいね。・・・・ってな全体の流れで、瞬く間に完食！。疲れたので今日のレビューはこの辺りで。
総じまして「オヤジのやさぐれ気分をも優しく受け止めるノスタルジー中華そば！」と言う感動！。色々と仕事などつらくなると、癒し求めて訪問頻度が上がってしまいそうだが、元気な時ももちろん通い続けたいお店。これから付き合いが長くなりそうなお店です。中央線利用のオヤジ達に激しくオススメ！旨し！なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います！。
お粗末！と言うことで家族にも感謝しながら合掌！！今日も本当にごちそうさまでした！！！
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