酒を飲まずに食って憂さ晴らし!新宿来たならここでチャーシューだよね!
忙しいのと、腹が立つのが重なると鬱憤ってのが溜まるよね。そんな感じでランチタイムの新宿西口でございます。ほんと飲みたい気分ですが、これから自宅に帰ってまわワークが控えておりまして(汗)、久しぶりに二郎でも!と思いつつ、新宿駅西口ほど近いこちらへ。今回は、また「満来」です。この界隈で酒の代わりにガッツリ肉食いたいとなればココ!。
名物は「チャーざる」ことチャーシューざるですが、実はそれよりもお高いにが「ちゃーしゅーらあめん」。その価格ゆえこれまでスルーしてきたのですが、今しか食らうタイミングがないと思う様な気分でしたので、思い切っていっちゃいましたー。1550円。同じ新宿西口の「光来」なら3杯食ってお釣りがくる・・・。
<全体> 優しく明るい醤油清湯系!一見ちょっとはみ出しただけの肉?ところが実にゴツイのだ!
「チャーざる」の肉重ねをイメージした汁そば・・・と思えば迫力あるだろうなぁーと思って待ち構えてたらこの麺顔。正直言って最初は拍子抜けしたかも。少しヤンチャな肉が少々丼をはみ出す程度か・・・と思ってた。ところが高台の上で受け取って着丼。すると肉のデカさ分厚さ太さがありあり!。こりゃすげーなーっと思って目を汁と麺に移すと、これがまた穏やかで明るいから凄いギャップですな。なるほどこれが満来トップメニューの表現力か!。
<スープ> トラディショナルな風合いの中に明るさときらめき!やさしい透明感!
あゝ豚エキスの程よい煮出しぶりが沁みる様です。その色たるや、キラキラ透明系というより、明るくやさしい透明系という感じ。醤油ダレが加わり、クリスタル醤油ブラウンとも感じます。そしてさっぱりと甘いコクが揺らめくのがいいね。
クリアで軽やかな甘みが特徴的。醤油のカエシ感覚が実にライトだが薄くなくしっかりしてるイメージです。いつもの特徴としての甘みも優しく漂う感覚で、これだから女性客も多く惹きつける様です。何と言っても単に甘いのではなく、サッパリした油の甘みが薄っすらとしている。そしてサッパリスープなのに、ボディーの深さ!最後までゴクゴクと飲み干す!。
<麺> 本当にお優しい!声が漏れそうな弾力感!嬉しくなるほど素朴な中細麺縮れ
見るからにボリュームがデフォルトでとっても多い!白めな麺の色合いがいかにも健康的!。表面のテカり具合が多加水のモチモチぶりを想像させます。スベリはナイス!すすり上げるときの麺肌からつたわるゴツゴツボコボコ感は、いかにも素朴にも感じさせるほど優しい。
ボリュームある麺量もあまり問題無さそうにするすると食えます。密度は高いというよりモチモチと軽やかなタイプで、前歯の最初の当たりもスパッと千切れます。出汁もじわじわと吸い込み、素地の甘さと出汁の旨味がベストマッチ!。
そうだった・・・思い出した。ここは茹で方指定出来たんだよね。後客で常連と思しき方は、気軽に「カタメ」とオプション注文をしておられたよ。カタ麺主義者としては、次回は是非とも試しておきたいところです。
<肉> 圧倒の肉感!塊と言うより太棒!優しい煮豚を大胆にかぶりつく!穏やかさに漢気溢れるチャーシュー!
やっぱり圧倒的なのはチャーシュー。脂排除なロース系赤身部分と、ロースに近いような部位がいいバランスで投入されてます。何といっても気前良く分厚目なのがありがたい。一見、フツーに少し肉多めで、やんちゃなひと欠片がはみ出えるだけに見えますが・・・・肉厚すぎてすでに棒ですわ。それでも、はぐっと噛むとほろっと崩れるから笑う。しかも程よく汁を吸い込んでいて、やさしい味わいで、肉本来の味わいもジュワーっと一気にクチの中に広がる。たまらん!。
これだけに止まらず、いつもの肉厚肩ロースが分厚く幾重にも重なり、ごろっとした部位もあるわけで・・・まさに肉三昧!。新宿で弾けるならこんな一杯!。
<メンマ> 肉圧倒で影に隠れたバイプレーヤー!海苔とも絡んでコリコリ歯応え風味あり!
メンマもいいね。味わいとしては、スープを真似したかのような甘みな味付けで、歯ごたえは柔らかい。コリコリといわせる感じと、クニュクニュとした歯切れ感もあります。これは定番の旨さ!「メンマざる」もいいかもしれない!。
総じまして「優しさと和やかさと力強さをいつまでも感じる豪快肉そば!新宿名物!」
・・・という感動の嵐!。年齢を重ねるに従い肉が重く感じるものの・・・この肉は優しいのでガッツリと食い切れるのが嬉しいです。そして出汁も麺も新宿を代表する名物な味わい。ちょっとお高くとも満足感で値する。せっかく新宿来たならこれも食おうよ激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした!