ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4518】 らあめん 常護 (東京・下落合) 特製秋刀魚醤油らあめん 麺大盛り 〜秋刀魚出汁の力強さ!自家製細麺の上品さ!ハイバランスで拮抗する旨さの広がり!今後が楽しみ!

静かな駅のど真前!質感溢れる新店舗!

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 開店は少し前から存じ上げてたんですが、最近、どうも忙し過ぎて週末でも遠出が億劫。しかも西武新宿線界隈は、あまり行けてません。ちょっと午後から遅いめの業務開始がありまして、仕事で出かけるついでにサクッと訪問してみました。サクッと一巡目をゲット。新店舗とあって隅々までピカピカの新店舗です。
 

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 もうコロナ前提の店舗改装。カウンターには誂えの仕切り板があってプチ一蘭気分。取り外し可能みたいですが、カウンターとの一体感が素晴らしい。これがラーメン店舗のNew Normal ってなって行くんでしょうかね。そんな感じですから、コロナ対応優良店でございます。
 
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 さて何を食おうか・・・なんて考えることなく、腹は据えてました。秋刀魚醤油一択ですよ。RDBの大崎さんがレビューしたから? いえいえ、かぶるなんて恐れ多いのではありますが、店入るなり秋刀魚出汁の香りが何となく伝わってくるじゃないですか。券売機のポールポジションにもあることだし、この感覚で素直にならないと、さらにへそ曲がりになってしまうので・・・素直に「秋刀魚醤油らあめん」更に「特製」で弾けちゃいましょう!。
 
 

 

 
 
<全体> 派手さはないが秋刀魚節特有の香りが力強し!作り込みの丁寧さが十二分に伝わる質感!

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 へへへ・・・カウンターに座るとちょうどスープストックに近い位置だから、香りが伝わって楽しいね。こうやってラーメンの香りを楽しめてることに、コロナに罹ってないぞと毎回安堵を覚えるオレです。そんな考えが腑抜けたオヤジに配膳されたのは、こんな麺顔です!。
 

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 おおお!なかなか落ち着きを感じる質感ですな。特製の醤油系とあって、具材はそれなりに華やかなに盛り付けれられ、それぞれの質感もナイスな雰囲気。単に照明の加減なのだろうかとも思ったが、やはり出汁の質感が全体を落ち着かせて見せると言う印象です。メニュー表題から分かる通り、麺顔からは実に力強く秋刀魚節の香りが立ち昇る。そのエキスが溶けている醤油スープは、見た目はオイリーなのだが、香りは魚介感と言う面白いミスマッチ感がたまらんね。ちょっと最近、体感してないパターンで興味津々!。
 

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<スープ> 見た目以上に旨味が濃ゆい!秋刀魚節の肉厚な魚介感に結びつく醤油感!甘味の奥に仄かな酸味!芳醇度高し!

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 あ!スープ旨!。見た目はよくあるパターンですが、この旨味はユニークです。まず分かりやすい秋刀魚節節と言っても荒節系ですな。秋刀魚焼きを想像すると分かる様に脂が多い魚ですから、煮たりなんかして脂を抜いて、燻す様な工程をへるらしいんですな。ネット上の宣伝やら説明では、上品、柔らかいなどと表現されてますが、個人的には、心地良いクセがある様に思えてそれが好き。元々味が濃ゆい魚ですから・・・。節系の中でも煮干しに近い旨味だと妄想しております。これを上手く整えている・・・そんな味風景。結構インパクトあるけど、嫌味がないのが秀逸です。
 

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 決して魚介系じゃありません。こちらは水鳥系がメインと思われ、分厚い旨味からは動物系もしっかり感じる様です。地鶏を謳っておられるので、しっかりした丸鶏の旨味も溶けている様な・・・。確かにスープに溶けた脂には鶏の存在感を受け止めます。鶏油の旨味もありましょう。で、個人的な妄想何だが・・・香味油が面白い。ひょっとして高級ラード使ってる??。水鳥系だからシンプルに鶏油だけと思ったんだが、秋刀魚節との相性からか、ラードを感じるのは私だけなのかしら・・・。妄想ですからスルーして、違ってたら嗤ってくださいまし。
 

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 さてカエシ。醤油ダレもしっかり、秋刀魚節と調和して支えています。塩気を主張する感覚ではないですが、秋刀魚の甘味と鶏の旨味としっかり融合して、塩気を旨味に感じさせるイメージ。醸造感もしっかりしており風味を感じます。その風味には・・・微かな酸味すら覚えるのだが、これがちょっと快感に通じる旨さ何だよねぇ・・・。新店舗にしてはとても複雑で計算されたカエシと出汁の表現。この時点で、今後ののびしろを強く感じた次第です。
 
 

 

 
 
<麺> 自家製麺!何とシルキーな口当たりと喉越しシルエット!出汁の持ち上げと吸い込みが素晴らし!まさに出汁との一体感なる旨さ!

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 え!麺もウマ!・・・おいおい、出汁が好印象だったんだが、麺も負けてない。自家製麺とは予習で知っておったが、麺も手練れだとは思わなんだ(汗)。香りと甘味がしっかり感じ取れるストレート細麺。それもスリムなフォルムで、支那そばにも通じる様な仕上がりです。
 

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 とにかく序盤から品やか。麺がとても寄り添い易いからスープが盛り上がりまくりです。レンゲなくとも出汁との一体感が仕上がっており、ゆっくりと吸い込む様です。プツプツスパスパとリズミカルに千切れるのも快感。切り口を見ると、淡く湿った芯の様なのが序盤では見て取れます。そのせいかとても麺の香りが高い。
 

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 中盤以降は出汁を吸いきり、出汁と一体化して甘味に転じます。ちょっと個性的なスープですから、秋刀魚の部分は噛み締めながら麺に合わせてゆく様な展開かしら。鶏と秋刀魚の脂は、麺の地肌に貼り付く感覚で、噛み締め合わせて旨し!。これは麺大盛り必須と思われます!。今回は開店時期だからか?大盛りサービス。券売機には大盛りボタンがあったので、行くなら今のうちかも!。
 

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<チャーシュー> あっさりなれど滋味深い豚ロース!香味漂う下味がしっかり浸透!歯応えこの上なく柔らかし!

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 肉食って、ここ新店舗の割にはテクニシャンやん!と感じた次第です。まず、低温調理系で攻めてこなかったのが差別化かと。低温調理好き何だけど、味玉と同じで旨さのストライクゾーンが広いからね。最近では燻しや吊るしへと回帰してるという肌感覚なのですが、こちらが選択したのは煮豚タイプ。それも肩ロースや豚バラと言う馴染みあるものではなく、淡白と思われがちなロース肉です。
 

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 まず、めちゃ柔らかい。ロースだと噛み締めて旨しってな感覚なんだが、最初からふかふか。モモ肉なんじゃないのかと思ってしまったり(モモだったら嗤ってください)。そして下味がとても面白い。最初何だか分からなかった。駄舌だから洋風にも感じたりして(笑)。妙に馴染みお覚える味輪郭だったのですが、スパイシーにも感じたそれは、ひょっとして生姜???。醤油スープと交わるからはっきりと断定できんが、見た目は薄味風に見えて、白飯とも合いそうなニュアンスですよ!。とてもサイズが大判なのも気に入った!。特製とか肉増しはオススメかと!。
 

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 この肉感なら・・・ ビールが欲しいぜ!。まだ券売機には空白がありますから、いずれは「瓶ビール」と表示されることを、期待しております。
 
 

 

 
 
<味玉にハズレなし!> 白身に薄出汁の深い浸透!卵黄は白出汁と混じった様にマチュアなコク深さ!

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 出汁→麺→肉・・・とハズレなくかなり当たりだったわけだが、味玉でハズレなんてわけないのです。これも正直旨かった!。とても白地が綺麗な外見だったので、ひょっとして塩味玉か?と思って食らい始めたが、見た目以上に味わいがしっかりしてました。白身はふわふわで、薄出汁の浸透が認められる味わい。白出汁何じゃないかと思えるほどで、白身だけでも味わえると言う代物。
 

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 で、卵黄なのだが、これにもしっかりと出汁が浸透仕切っており、卵本来の濃密なコクと深く結びついております。出汁が浸透して熟成した様な重厚なコク。マチュアな味わいと甘味が広がります。薄らと固茹で部分が残り、全体的にはジュレっぽい部分が多く、中心部はとろみが見られる。舌全体に絡みやすい構成ですな。出汁に沈めて少し緩めたりなんかして、最後まで大切に旨さを堪能し尽くしました。
 
 

 

 
 
<他具材> 箸休めの青菜も風味と歯応え上出来!上質穂先メンマも滋味深く3本の大振舞い!

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 全体的には手ぬかりなしで、青菜やメンマも上出来でした。青菜は小松菜。立派な箸休めとして機能しておりました。青みは色合いだけで味わいは甘味が滲む清涼感。柔らかいシャッキリとした歯応えも爽快と感じさせます。
 

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 またメンマは柔らかい穂先メンマ。龍の背骨の様なゴツゴツした風貌で割と長い。それが豪勢にも3本も入っておりました。下味と秋刀魚出汁と相性もよく、汁によく浸透させてから食らうと誠に旨しでした!。
 
 

 

 
 
総じまして「秋刀魚出汁の力強さ!自家製細麺の上品さ!ハイバランスで拮抗する旨さの広がり!今後が楽しみ!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。いやぁ〜、いきなりテクニシャンの店が誕生でこれは頼もしい限り。軌道に乗って、お酒やらおつまみとか、限定麺とか今後出てくるといいね。駅の目の前と言うロケーションもまた嬉しい。西武新宿線ご利用の方には超利用価値あり!特に激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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