ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4517】 人類みな麺類 東京本店 (東京・恵比寿) 原点 + 特選こだわり煮玉子 + 箕面ビール おさるIPA 〜やはり大阪発の創造力!?うどんを感じる不思議な味わい!人類共通なる旨さ!

何となく・・・うどんを連想させる不思議な旨さ!
 開店フィーバーは過ぎ去り、すっかり激混み状況からは開放ですね。開店時刻数分前に行けば、一巡目はOKという感じです。それでもやっぱりシャッター待ちがチラホラおられると言う、注目度はあるようですね。日曜日にサクッと訪問してみましたー。 一応、このブランドではメニュー制覇したつもりですが、まだ東京本店で「原点」を食ってないので、今日はその心残りを払拭するために狙った次第です。
 

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 それはそうと、東京進出とコロナ禍がかぶり、厳しい船出でしたね。恵比寿は落ち着きを見せておりますが、六本木のREDはご苦労しているような感覚。最近リニューアルしたようなので、関西ブランド応援のためにも、そっちにもまた行かねばと思う次第です。開店時刻になり、店内で元気な朝礼が聞こえて来ます。5分程度経ってから入店開始。今回は、製麺機が見える場所に座りたかったが、案内されたのはまたカウンター。3回訪問して3回とも全く同じ席(笑)。
 

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<酒> 箕面ビール おさるIPA!ずしりとした苦味とフルーティーな甘み!ブーケのような華やかな香り!

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 大阪箕面のブリュワリー。箕面には猿山があるのでこういうネーミングです。私は小学校の遠足で猿山へ行った時、襲われそうになったので今でも猿が怖いですが、猿のビールなら怖くない、いや好きですー。さすがIPAってなだけあって、ずしりとした風合いが濃ゆくてハンパない。小さいボトルでも十分な飲み心地です。
 

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 感覚的には、「コエド 毬花」に少し似ている?。ホップがすごく聞いていて苦味があるけど、とても華やか!苦味が図太い割には、ブーケのような華やかな香りが色濃く力強く広がるのがとても印象的です。しかも仄かに感じる甘みには、フルーツのような風合いを感じる。桃のような・・・と言えばオーバーか?梨くらいには感じるかと。結構いい値段しましたが、滅多に飲めないのでー、今回も存分に楽しませていただきました。
 

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<全体> とっても穏やかで煌めくお出汁!浮かぶ迫力の巨大肉片に圧倒!人類みな肉食動物!?

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 おおお!このブランドは毎回思うんだが、目に飛び込んでくる肉の塊に圧倒ですな。ガッツリ系のような「豚!」ってな感覚じゃなく、丁寧に作り込んだ豚肉が常識を超えたデカさで「ドカ!」っと乗ると言う感覚。その分厚さたるやスライスとは言えません。
 

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 そしてきらきらと煌めく醤油清湯がなとなく優しさを感じさせる。醤油ブラウンに、乾物系のエキスが溶けて柔らかさを感じさせるといった風合いもいいね。メンマの色合いともマッチしてます。そして白い地肌の麺が透けてみるのが、これまた優しい風合い。もう少し太さがあれば、関西エリアで細うどんと呼ばれるサイズにもなりましょう。
 

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<スープ> 柔らかく甘みある醤油清湯に鰹の風合い!うどん出汁を彷彿とさせる懐かしい味わい!

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 さてこの「原点」なるスープ。食べ慣れた方やファンの間では、微妙なニュアンスの違いをご指摘ですが、私の大阪実食の思い出と重ねると概ね同じ。やはり記憶にある通り、「甘み」を感じさせる醤油清湯で、関西オリジンな私としては、どことなく懐かしさすら覚える味わいです。
 

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 第一印象はやはり魚介の甘さ!日頃食べ慣れている魚介系と明らかに違いを感じさせるのは、煮干しではなく鰹を全面に思わせるもの。そして醤油が微妙な酸味を覚えるが、全体としてはとても柔らかくて尖がなく、とっても品やかです。この味わいで、ピンとくるのはやはり「うどんライク」と言う感覚でしょうか。アニマルオフではないので、ダイレクトにうどん出汁とは思えないのですが、柔らかいカエシに甘みの滲むところなんてところが、素敵なうどんライクと言うフィーリングです。
 

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 さて動物感もなかなかユニークです。鶏と言うより豚を思わせるエキス感。個人的には豚骨の丁寧な煮出しもありましょうが、豚肉から滲み出る柔かい旨味と感じさせます。面白いのは、トッピングの豚バラ肉の脂身があまりにも柔らかくて蕩けるので、そこから煮崩れたように背脂が溶け出すところ。後半は背脂醤油のような風合いに少し感じるほどです。なので脂身の旨味が加わって、動物感としても甘く感じられる味風景。更に麺から溶け出す炭水化物の風合いも、甘みを重ねて行くような展開になります。この味の流れがすごくユニークだと思う次第。
 
 

 

 
 
<麺> 自家製麺!丸みを感じるマッシブなストレート細麺!全粒の打ち込み生きて風味よし!出汁の浸透で一層甘みを増す旨さ!

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 出汁がそうなら、麺も少しうどんに寄せてる?。感覚的には通常の細麺よりも2回りほど肉厚なストレート麺。マッシブなフォルムと感じます。それは膨れて丸麺のようでもあり、地肌の白さからもそんな感覚にさせます。ここは大阪本店と共通で全粒を打ち込んであり、風合いもしっかり甘みをアピールする仕上がりです。
 

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 前回は、少し多加水系と感じた私ですが、そう取り立てるほどでもないか?。引き締まりを感じる質感で、茹で上げのタイミングとか生産ロット内の順序で多少変化があるのかもしれません。明るく弾むような歯応えでモチモチと明るさもありなむ。汁の浸透が得意なようで、熱ダレもなくゆっくり食っても風味は持続するようです。プツリプツリとリズミカルに歯切れるのが快感。また奥歯でよく噛み締めると、終盤では吸い込んだ出汁の影響もあり甘味は十分です!。ツルツルした表面だからスベリも滑らか!。微妙にうねった形状で喉越しも実に楽しいです!。毎度しつこいようだが・・・やっぱり、この麺は一度つけ麺で味わってみたいかなぁ〜。そんな感覚。
 

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<チャーシュー> タレと脂の甘み一体感!崩れる赤身と蕩ける脂身!極限の柔らかさを大胆に食らう!

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 肉増しに意味があるのか?と思えるほど、1つで十分食べ応えがある!。切り口が横たわってると分かりにくいと思いますが、その分厚さがハンパない。実物の肉迫力はすごいのです。軽く一般のチャーシューを凌駕しておりますよ。とってもどデカい!マグロかブリの切り身ように「サク」と呼びたくなります。
 

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 ローストが周囲にしっかりつけられており、そこには元の出汁が深く染み込んでいる感覚。全体のトロトロした柔らかさがハンパなく、パンチと言うよりゴージャスと思わせる煮豚です。脂身と赤身・・・そしてまた脂身。もはや脂はトロトロに蕩けており、赤身はフカフカなスポンジ状態。煮出汁と脂身の旨さにスープの旨さをガッツリと吸収しております。赤身はスポンジのように出汁を吸い込みまくり。下味とスープと肉本来の旨味が飽和状態。甘噛みするだけで、ジューシーな肉汁が溢れ出す旨さが痛快にも思えます。
 

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 箸で持ち上げると、自らの重さで崩れます。赤身の繊維が解れるほどに・・・。そして下ろすと更にスープをバクバクと吸い込もうとします。優しい出汁を吸い込んで、ますます優しい味わいが深まってゆくイメージ。面白いのは脂身で、極限までトロトロとした塊状態なので、脂全体がフルーチェみたい!麺を食して全体が撹拌するとそれだけで脂が崩れて、背脂となってスープに溶け出してゆきます。
 

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 たった一つの肉片、肉塊・・・食っても食ってもまだある!まだある!。次は2枚乗せにしてやろうと意気込むばかりですが、これだけで腹が膨れるので、やはり当面無理っぽいかな?。最近、体力の低下を感じますー(泣)。
 

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<メンマ> まるで煮物か!?噛み締めるほどに出汁の深みを知る大型材木メンマ!

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 まるで煮物のようなデカさだな。チャーシューが大きすぎて、写真ではそう見えないのかもしれませんが、とにかくこれも相当デカいです。関西系ブランドが、今やこんなに太めの材木メンマを出すのがフツーになってますね。15年前とは大違い。味わいとしては関西系らしく薄出汁系の染まり具合。そして割と深い色合い。出汁の含みを多く感じるので、煮物と感じるのも仕方のないかも。
 

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 噛むと材木の繊維が柔らかく崩れます。まるで横ずれして解けるような崩れ。そして噛むときの圧力でシャクリ!と小気味よく千切れるのが痛快です!。2本も入っているので満足感あるのがいいね。これでゆっくりとビールも楽しめると言うものです。次回はメンマ追加で行くつもり!。今回は完全に忘れとった!。
 
 

 

 
 
<味玉にハズレなし!> 外観は深い褐色で味が濃ゆそう!?意外と中はあっさりタイプの円やかな味展開!

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 割と醤油出汁に染まった色合い。しかしスープは優しいのと同様に、円やかでフレッシュさ保つ仕上がりです。表層は濃ゆく染まるが、中のは白みがかったベージュの白身です。卵黄もナチュラルな黄色が保たれているような色合い。
 

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 やっぱり味わいは円やか!。玉子全体の仕上がりは、少し柔らかめで卵黄はハードなジェルか、緩い芋羊羹に近い状態。出汁と卵黄のコクで味わい濃密でまったりした部分も適度に感じさせます。ライスにも合いそう。こちらは雑穀米ライスらしく期待できそうです。嗚呼、やっぱり味玉の旨さにハズレなし!。
 

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総じまして「やはり大阪発の創造力!?うどんを感じる不思議な味わい!人類共通なる旨さ!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。感じるだけで、うどんではありませんのであしからず。東京でも優しい醤油拉麺は数々ありましょうが、優しい甘みには独自性ありましょうか。肉も含めて見た目よりは随分と食べやすい仕上がりですので、女性にも激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 

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