明らかに「冷やし担々麺」が盛り上がる夏なのだ!
- <全体> とても煌びやかな冷やしの麺顔!色鮮やかでも落ち着きとまとまり!質感迫力!
- <タレ> 中々風味深さが印象的な芝麻醤!そしてしっかりした辛味奏でる辣油!旨味深めるXO醤!冷やし系にしては濃厚!
- <麺> 加水高めなストレート細麺!キューっと引き締まりの良さで風味がアップ!プツプツと千切れ潰れる歯応え鮮やか!
- <挽肉> 肉感の中で玉ねぎ炒めの甘味が香ばしく!ねばりを感じるペースト感がいいね!
- <他具材> 色合いと季節感が良いぞ!揚げ茄子は特に好き!金払うからもっとくれ!
- <ライス割> このブランドに来れば当然!搾菜をふんだんに乗せて飯割だぜ!
- 総じまして「冷えても濃密!中身が濃密!旨さも濃密!食って損なし季節限定!」
- YouTubeにまとめてみました!
この2~3年スルーしていたが、「冷やし担々麺」は実は盛り上がっているのでは?と思うこの頃。昔からあったよとも言われるけど、近年の夏、増殖してるのは間違いない!。そこでとある店の情報を得て、早速突撃した中目黒でありました。
シャッター待ちしてていざ開店。券売機が動き出したその瞬間、「冷やし〇〇担担〇麺」のボタンには「売り切れ」のテープが新たに貼り付けられる!。そんなんセッショウだっせ・・・・。「今日はやんないのー?」と思わず厨房に向かって叫んだがな(泣)。申し訳なさそうなスタフさんには、本当に悪いことしました(反省)。
しかーーーーし、控えでとある店も情報抑えてまして、それがこちら「新潟三宝亭東京ラボ 中目黒店」さん。へへへ・・・こちらにも毎年夏は「冷やし担々麺」があることをチェック済。雨の降る中でしたが、目黒銀座を西へと少し移動して、ちゃっかり狙いのテーマの一杯を頂いてまいりました!。
<全体> とても煌びやかな冷やしの麺顔!色鮮やかでも落ち着きとまとまり!質感迫力!
それにても、ここ流行ってますな。大行列とはいかなくとも、店前には待ち客が発生してるし、スタフの数もなかなかの充実ぶり。客層も広い。学生さんや付近の会社員、そしてマダムたちの優雅なお食事向けにボックス席もあるという店箱。中も活気があって凛としたフェスティブな感覚!。いい空気が流れている・・・そんな感心をしているところで、仕事も早くあっという間に配膳が完了。それはおんなお姿。
おおお!これはまた配膳を受けた瞬間から鮮やかさが目に飛び込んでくる!派手なドレスが上品に感じるようい、とてもお洒落でありながら上質な旨さが、ビシビシと麺顔から伝わってきます。写真だとスープはオレンジに見えるが、実際はクリーム色の上辺に細かく漂う辣油の色合い!。そして何よりも揚げ茄子が良い色合い!。季節柄カブトムシが仲良く背を向けているような、ほのぼのしたものも感じます。立体的な盛り付けも、実に危なげない美しさ。これは食う前から旨いに決まってると確信させられますな。
そしてランチサービス!半ライスと搾菜は無料。特に搾菜はカウンターにある壺からセルフ方式なので、好き放題やっちまいましたよ。
<タレ> 中々風味深さが印象的な芝麻醤!そしてしっかりした辛味奏でる辣油!旨味深めるXO醤!冷やし系にしては濃厚!
タレを味わってまず思うこと・・・それは「濃ゆい!」という言葉。そう!冷やしでありながら濃ゆいのだわ!。冷やし担々麺は3年前あたりから、都内ではググっと目にすることが増えたけど、特に豆乳入りが増殖傾向かと個人的には思ってます。だって旨いし割と斬新に感じるし、何よりサッパリさと胡麻感が両立しますから!。このタレには豆乳が全く入っていないか、たとえ入っても僅かな雰囲気。芝麻醤の風味と胡麻香ばしい濃ゆさが、わりとそのまま伝わって参ります。
そして甘ったるくない!見た目で分かるように、辣油がデフォルトで結構入っている様子。この辛さもシャープに広がるんだが、直前で芝麻醤と合わさったものだから、それの香ばしい風味がフレッシュなまま、お互いがぶつかり合い、高め合うような味風景。とにかく胡麻も辣油も主張するがケンカしない!。
そして別の香ばしさがある!。香酢か?と思ったりもしたが、メニュー告知には「XO醤」使用とありました。こういうのブロガーとしては助かる~。担々麺だと香ばしさの追加にはナッツとか干し海老など入るけど、それら見かけずあるのは、少量のニンニクチップだけ。その効果とは思えなかったんだが、XO醤油と聞いて納得しました。甲殻類のような香ばしさと旨みに辛味刺激が入る感覚。高級食べる辣油を少し発酵感高めたような味わい・・・なーーんて言っても余計混乱するだけか(自省)。
<麺> 加水高めなストレート細麺!キューっと引き締まりの良さで風味がアップ!プツプツと千切れ潰れる歯応え鮮やか!
いつものレギュラー麺だと思うけど、冷やしになるとフィーリングが随分と変わるものです。挽肉など細かい具材とよく絡みそうな、程よい細さと滑らかな腰つき。冷えてもこの点は変わらずですが、少し引き締まりがあるだけで、麺のしなり方が随分と違うね。それに立てにも伸びるチカラが増すので、引くとビローンと弾力が増します。
前歯の当たり方がイイね!。細い中でもハードな弾力を段階的に感じさせ、圧力の閾値でプツリ!と鮮やかに弾け切れます。そんなのが無数に押し寄せてくる感覚でプツプツプツプツと千切っては奥歯へと運ぶ。そこで一気にプレスしてクチクチクチっと潰して飲み込む時に、タレの風味と共に麺の旨さも知ります。温麺と違うなーと思うのは、のど越しシルエット。やはり冷えた方が鮮やかな感じがいたします。もしサービスライスが無かったら、大盛必須でしょうね!。
<挽肉> 肉感の中で玉ねぎ炒めの甘味が香ばしく!ねばりを感じるペースト感がいいね!
挽肉は、いろんな中国系の調味料を使った風味の高さを感じましたが、意外と甘目な味でした。辛甘という捉えどころのない旨さですが、甘さがしかも優しいことに注目してしまいました。これは玉ねぎの炒めたものが入っていると勝手に邪推!。挽肉の旨味に溶けている感覚で、本場中国のスパイスの中にあって、心なしかホットさせる旨さです。
各種スパイスの崇高な刺激の陰に、日常的な野菜の甘さが加わってる。そして全体的には少し湿ったようなペースト感も醸し出してる。これだけで白飯は軽く茶碗1杯食えそう。全部食い切らずあとで活用するとしよう!。
<他具材> 色合いと季節感が良いぞ!揚げ茄子は特に好き!金払うからもっとくれ!
トッピングがイイね!。特に揚げ茄子!。ガーリックスライスが一部貼りついてますが、何もなくても茄子は旨い。これだけは、VIP待遇で大切に個別対応で味わいました・・・まるで時間が止まったかのよう。この旨さは無敵!キングクリムゾン!。それにしても、色合いと季節感が良いぞ!揚げ茄子は特に好き!金払うからもっとくれ!
そしてコーン!思い切ってクチに放り込むととても糖度を感じる甘さが広がる!。全部食えると思ってガジッとやったら、芯の部分があったので慌ててそれを口から出す(汗)。歯が弱くなったから、一瞬焦ったぜ・・・(ホント歯には一生苦労してるー)。
その他トッピングの大根千切りは非常に細やかで、濃密な味わいの中で、さっぱり感を演出して薬味としても光った存在だったし、キュウリも良かったが、茗荷の千切りはサッパリ感の跡に清涼感を与えるので、濃密な味の中では効果は絶大でした。
<ライス割> このブランドに来れば当然!搾菜をふんだんに乗せて飯割だぜ!
さて〆の飯割です。隣に麗らかなOLさんがおられたが、上品じゃなくて申し訳ない・・・丼にライスを投入。そして搾菜も一気に入れちまう!。スープの底に沈んで見えないが、挽肉を半分ほど残してあるので、飯割の具材となってます。
少し担々麺の辣油とスパイスが、ライスの熱で活性化するなか・・・雑炊のようにズビズビズボズボズボボボボボ・・・・っと啜り食う。人の眼を気にしないのにもほどがあるが、あしからず。
総じまして「冷えても濃密!中身が濃密!旨さも濃密!食って損なし季節限定!」
・・・と言う応援と宣伝気分!。いや~、とっても嫌な仕事で滅入った気分のあと、一度店にフラれてからやって来たとは言え、大変なリカバリーな結果!これは大感謝だったよ!。これは良い機転となるや!午後は一気に気分を切り替えて、もくもくと業務に精励・・・・旨いもの食って気分も流れも変わる!?。汁なし担々麺は、この夏、オレのラッキーフードになる予感!旨し!そんなアゲアゲ気分のまま・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
YouTubeにまとめてみました!