キッテグランシェで中々人気高し〜
- <全体> 辣油の透明感と円やか胡麻ダレカラー!辛さ4痺れ4で責めみました〜
- <スープ> 豆乳割と軽めの胡麻ダレ感!薬味とスパイスの容赦なき刺激!汗も冷たし!
- <麺> 凛々しくも張りがある中加水ストレート細麺!淡くクツクツした歯応えに汁の持ち上げ!
- <具材①> 挽肉多めで深いスパイス感がナイス!白飯を誘うね!
- <具材②> ナッツの代わりにエビの香ばしさが印象的〜!
- <ライス割> 飯が汁に染まって旨し!汁が飯の熱を吸い込んで旨し!
- 総じまして「東京の玄関口に相応しき美しき冷やし麺!美しきシビカラパンチ!」
- YouTubeにまとめてみました!
最近「冷やし担担麺」爆食中なオレ。都内で有名担担麺の看板を順に巡って探していこう!。ってなことで今回は「四川担担麺 阿吽」を目指してみました。最近すこし支店が増えたイメージだけど、そう簡単には昼飯行動でたどり着けぬ。しかし丸の内キッテグランシェ店なら何とかなる!。心を決して、移動時間を鑑み12時前に訪問してみたけど・・・・ありゃりゃ行列が長い!。あの「とみ田麺絆」と行列はいい勝負じゃないか!。こんなに人気が高かったなんて知らなんだわー。
どうも仲間とまとまって食いたいというグループ客が3組ほど並んで、渋滞状態になってただけみたい。そのあと一気に行列が流れだしまして、15分もしないうちに座れたのでしたー。ほとんどの客が「つゆ無し担々麺」をチョイス。建物の空調が効いているからだろうか・・・・。本音は、オレもそれ食いたかったんだけど。だって実は無類の「汁なし担々麺好き」なオレだから。因みにこのテーマもハマってまとめたことあり。下記ご参考まで。
<全体> 辣油の透明感と円やか胡麻ダレカラー!辛さ4痺れ4で責めみました〜
それにしても別に文句じゃないんだが、店のホームページで値段を確認したんだが(880円)、このキッテグランシェ店だけは少し高いのね(1,000円)。銀行行くのを後回しにして、財布の中身がカツカツで並んだもんだから、パクチー追加しようにもお金が足らずで諦めたー。そんな少し下げモードな気分だったんだが、食って多いに盛り返したのだった!。そんな迫力ある一杯の麺顔はこんな感じだった。
おおお!これは目が覚めるような眩しさ感じる色彩感!。何と言っても辣油の赤が透明感あって下地の白胡麻芝麻ベースが照り返して・・・パッションオレンジと言った明るさです。そして挽肉、薬味、水菜の色合いがバラつきあるようでまとまり感を醸します。ひとことで言うと妙な美しさでして、造形自体が官能的な担担麺でございます。そして気の配り様もあり、白磁の器は冷え冷えな感じで、常温にほだされ軽く汗をかいたように湿り気が地肌を貼りつく。冷えたものは冷えの細かいところまでと配慮の行き届きを感じますな。
しかしこれほど明るい麺顔だと、とてもライトな担々系かとも見えるかもですが、これしっかりと大辛・大痺の レベル感でして、常識的に楽しめる限界として、どちらもレベル4と指定させていただきまいした。全然暴力的に見えないけどー。
<スープ> 豆乳割と軽めの胡麻ダレ感!薬味とスパイスの容赦なき刺激!汗も冷たし!
最近集中して冷やし担担麺を食い続けて、少し気付いたことがあるんですが、部分的に豆乳を取り入れている味風景もいいものだということ。例えばオリジナルな熱々担担麺をそのまま冷やしただけなら油分が重く感じられると思うんだけど、部分的に豆乳に切り替えるととてもスッキリする。また、胡麻の風味を全く削がないのを感じます。こちらもそんな感じで、香酢のニュアンス低く、芝麻醤では濃すぎるところを、さっぱりを味合わせてくれるのです。
辣油はかなり大胆に豆乳されているけど、そんなに厳しいタイプじゃなく、寧ろ香りを楽しめる余裕すら覚えます。赤唐辛子の補強もないので、さわやかな辛さ加減。そこへ行くと山椒はわりとハッキリとアピースしてくる。痺れはあまり温度変化で影響は左右されないようです。サラサラなライト芝麻醤と思ったけど、この痺れ感で結構本格イメージが印象付けられる。
そしてトッピングの挽肉や、薬味のニュアンスも冷えた割にはしっかりと味映りさせています。挽肉の旨みからは中国系のスパイスが移っているし、漬物系の発酵旨みもじわじわと溶けている。冷えていると刺激を感じにくくなると思われ、マイルドな刺激感でもかなりスパイス感はレベル高いと思います。薬味とスパイスの容赦なき刺激!汗も冷たし!って感じでしょうか。
<麺> 凛々しくも張りがある中加水ストレート細麺!淡くクツクツした歯応えに汁の持ち上げ!
麺は冷やされているだけに、引き締まりがあって気持ち良いし、風味も引き上げられたイメージ。あまり辣油や薬味スパイスが絡まないところを、ズボボボっと啜ってみたけど、クツクツとした淡い歯応えがリズミカルに響くし、またズボボボっと駆け抜けるときのスベリ、そして香り仄かに感じて旨いです。麻辣なタレに絶対合うと確信に至る。
今回もレンゲで麺をまとめて小さくし、薬味等を乗せたり絡ませて食らうことの繰り返し。水菜のザクザク感と挽肉のニチニチ弾力が、麺のヌチヌチとした腰つきと重なり、非常に味わい以外でも楽しい展開。
そしてやはり、ここでも汁の持ち上げの良さを感じ取ってしまいます。固形物と絡まっているときは、固形物の旨さと炭水化物の旨みを合わせて楽しみます。そしてその後は、汁と麺の絡まりを静かに堪能するのみ。辣油を巻き込みながら、麺からまって上へ上へと吸いあがってゆくようです。
<具材①> 挽肉多めで深いスパイス感がナイス!白飯を誘うね!
わりとしっかりした味付けがスープで湿っても残るタイプ。肉の味もさることながら、中国系醤油と各種スパイスが深く浸透した風味がよく伝わります。冷えた汁で味わうと刺激が低く抑えられるのか?。とっても刺激が強そうでもナチュラルに食えるので、思わず・・・・白飯を欲してしまうね。
<具材②> ナッツの代わりにエビの香ばしさが印象的〜!
この一杯の特徴は意外とこの点かも。よくあるナッツは封印しており、その代わりに海老で香ばしさを補強したような構図です。この辺りは他の店と「香ばしさ」に関する解釈の違いなんじゃないかと。ナッツ系だと香ばしさと歯応えが第一の主題なんでしょうが、海老だとそれほどでもない。
ナッツのような刹那の香り高さよりも、「香りが後からじわじわ旨みに溶ける」展開力に注目って感じてます。
<ライス割> 飯が汁に染まって旨し!汁が飯の熱を吸い込んで旨し!
担担麺でライス割して、旨いの当たりまえ!だって飯が汁に染まって旨し!だもんね。しかし私は冷やしでこそ、ライス割をここでは激しくおススメしたいです。いわゆる水飯と言って、水のきれいな地方では水だけでご飯を割ってサラサラって食い切る食文化がある。冷や汁と飯ってのもあるよね。
しかしここでは「汁が飯の熱を吸い込んで旨し!」と言う味の展開が期待できます。担々スープが熱を持つと、本来のスパイス力が拡大し、旨さがとても広がりやすくなる!。他の組み合わせより、冷やし担担麺でのライス割は、相乗効果の影響がハンパないのであります!。うまし!。
総じまして「東京の玄関口に相応しき美しき冷やし麺!美しきシビカラパンチ!」
・・・と言う感じでしょうか。見て美しい、食って美味し、汗も鎮まり、腹パンになっても汗をかかない。さすが丸の内!いい一杯が気軽に食えるもんで羨ましい!。ちょっと時間をずらせば行列回避できるし、通し営業ってのもリーマンオヤジには有難い。また必ず訪問させていただきましょう!。ライス割の旨さでまた思い出し笑いして、周囲から白い目線を送られるまえに・・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
YouTubeにまとめてみました!
- アーティスト: オムニバス(クラシック),レンパー(ウテ),スウィングル・シンガーズ,デュトワ(シャルル),アシュケナージ(ウラジミール),近藤嘉宏,フェルナンデス(エドゥアルド),ロジェ,ハレル(リン),ロジェ(パスカル),セルシェル(イェラン)
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