ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3257】 家系ラーメン とらきち家 (横浜・東白楽) ラーメン + キャベツ + のり ~男の昼メシ的濃厚ワイルドエキス満タンの豚骨醤油!とらきち・ど根性の濃厚家系!

<ハマのタイガースファンに表敬訪問〜>

 今年の春は、暑かったり寒かったり、また暑かったり・・・と体がだるいのが抜けせん。東急東白楽駅からトボトボと直射日光が強く降り注ぐ「横浜上麻生道路」を、荷物背負って歩くだけで額に汗が滲む・・・。緩い風が少し気持ち良い。
 

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 もう屋号を見ただけで、阪神タイガースファン!丸出しの「とらきち家」さん。訪問して知りましたが、今はなき「六角家本店」のすぐそばにあるんですねー。関東で、しかもベイスターズ人気高き横浜で、虎キチアピール孤軍奮闘と言うのは本当に頭が下がります。関西オリジンの私としては、表敬訪問を一度したかった次第です。
 

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 だから黄色なのか!?家系カラーと言えば、真っ赤なテント屋根なんですが、こちらはタイガースカラーの黄色で統一した店構えです。中はきっともっと阪神タイガースアピールなんだろうなーっと思ったけれど、でかいタイガースマークが眩しくお出迎えな他は、いたって普通の家系ラーメン屋さん。王道家免許皆伝のお店とあって、少し緊張も覚えましたが、いやはや・・・いわゆる豚骨臭がもわっと固まりとなって襲ってくる感じ。まさに男の世界という感じで、ブレスケア片手に豚骨をニンニクでやっつけ食いしたい気分が高まります。今回は、キャベツと海苔を追加してみました。もはや海苔増しなくして、家系を食えないオレです。家系修行中~。
 

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<デフォルトでも濃厚めな豚骨と醤油の塩気感! THE 男の昼メシ!>

 店内、女っ気一切なしですなー。やはり豚骨の臭いが壁になっているのか。逆にこんな男くさいところに女性がいるとキレイに感じたりするのは、オレだけなんでしょうか。男の汗と豚骨の臭いってどこか似ている気がする。男の汗をセクシーと感じ取れる女性なら、ぜひこちらをおススメしたいなどと、急な暑さでアホになりかけてる私の目の前に、唐突に着丼!。それはこんな麺顔でした。
 

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 おおお!何となく五月の新緑過ぎた逞しさを感じるグリーンな世界です。キャベツは白い部分も青い部分が半々で、ほうれん草の深緑は思いのほか量も多く存在感ありあり!。そして漆黒の海苔はダークモスグリーンのような色合いにも感じられ、野原と山々の息吹を感じる緑色の風景がたまらんです。もうチャーシューのことなんかすっかりと忘れてしまってました。
 

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 取り急ぎまずはスープから。デフォルトでお願いしたのですが、これが結構いきなり濃ゆい~。まず豚骨の煮出しがすごく濃ゆくてコラーゲン感と獣系の臭いが立ち込めたあと、旨味をしっかりと伝えてきます。これがもし濃いめアレンジだったら、結構ヤバかったかも。また濃ゆいわりには口の周りには貼りつく感じがあまりなくて、鶏じゃなく豚の純度が高いものと感じました。
 

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 また醤油が結構に効いている~。塩気をじっとりと感じさせるタイプで、これは後から絶対に水を欲してしまうだろうなと感じました。なので豆板醤は入れないようにし、今回はニンニクのみをややハード目に入れてみました。塩気が高くても、ニンニクひと匙でかなり香ばしさがアップし、グビグビと飲み干せる食欲をわき起こします。しかし、ゆっくりとキャベツの甘味がスープにも浸透することとなり、味がゆっくりとマイルドに変化してゆくのが、また旨いのです。
 


<注文通りのカタメの歯ごたえ!濃ゆい味を受け止める風味感がナイス!>

 少しスリムな、家系らしいイエローバディのストレート麺。少しボコボコしたところがあるけど、ワイルドさも少し感じさせる印象です。公認店舗だからやっぱり酒井製麺なんでしょうか。今回もカタメのリクエストでしたが、ベストな好みの茹で上げ状態。外固のような表面のコーティングに、ジットリ濃厚豚骨醤油で濡れて貼りつくようです。ずぼぼぼーっとすすり上げるとスープの湯気と味わいで鼻孔の奥に一層スープ臭が広がる。そのあと前歯を立てて力を入れて、クシクシと噛みちぎってゆくと、中からグルテンのさわやかな風味が広がるのが快感です。また奥歯へ運ぶと今度は、まぎれていたキャベツと一緒にプレスされる。温野菜の歯応えが混じりながら、ザクザクヌチヌチと交じり合いながら食らうと、味変化してこれまた楽しいですー。
 

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 濃厚なスープには、やはり密度感がやや高いグルテンの受け止めが一番似合いますねー。今回はライスをセットしませんでしたが、それだけに炭水化物への期待は、麺に集まる。グニリと麺を噛みちぎるときに、貼りついた濃厚豚骨の味が中に染み入る。この時点で唾液が溢れだして、グニグニとやっているうちに旨みが昇華。理科でならった、でんぷんに変化してゆくというやつですかな。とにかくカタメのストレート麺には塩気が似合う!。でんぷんの淡い甘味と塩気がマッチするような・・・・そんな妄想を思いつつ、ただひたすら食い続けた・・・・。
 

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<炙りの入った本格的チャーシューじゃないか!>

 キャベツとほうれん草に下敷きになってた肉をピックアップしましょう。するとそれは腕に近いようなロース肉と思われるような、複雑な繊維質と脂の差し入り。噛むと適当にハードな感じで、塩気はナチュラル。よく見ると外側に炙りをされたような引き締まりがあり、想像以上に本格的な叉焼。キャベツに気を取られがちだが。、チャーシューメンにも激しくそそられます。噛むと旨い肉ってのも、いいね。柔らかい肉だけがもてはやされてるけど、男っぽいスープには、こういう男っぽい肉が良く合うと思います。
 

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<見栄えワイルドでも優しい甘味のキャベツ!海苔は麺とで食い倒す>

 ざく切りのキャベツ。テボへざざっと投入されて湯切りされそのまま麺の上に乗せられます。味付けにタレを少々振りかける。なので部分的に辛さが高いのですあ、青い部分はそれなりに、また白い部分はとても温野菜らしい甘味を放出します。本当はここにブラックペッパーと少し降ると、すごく旨いんだよな~。ちょと今回はスープの塩分が高いため、それに沈めて味付けがてらに、おいしくいただきました。
 

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 また海苔は、全部麺に巻いて食い倒しました。もういい歳なので、重いラーメンとライスを全部くらうと、腹パンで死にそうになる~。ごごからまた会議もあったし、腹パンで居眠りするわけにもいかないからねー。
 

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 総じまして、「男の昼メシ的濃厚ワイルドエキス満タンの豚骨醤油!」と言う感じでしょうか〜。とらきち・ど根性の濃厚なる家系の一杯。白楽と東白楽両方からアクセス可能ですが、家系なら、白楽は「末廣家」、東白楽なら「とらきち家」と使い分けていくつもりです。それにしても、今年の阪神はすでに浮き沈みが激しすぎる・・・。早く借金返して、上位に食い込んでもらいたいと思います。六甲おろしが吹かない横浜で、がんばれ!とらきち!。という応援をしつつも、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。


   パラソルを
   軽く揺らせる
   夏の風


   運ぶ香りは
   男の豚骨


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 
 YouTubeにまとめてみました!
 

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