彼岸前の霙に震えて家系ラーメン
年度末・・・忙しい。そして彼岸前なのに早朝から雪が舞うという寒さ。こういう時に限って出勤なのでしたー。しかもダイヤが微妙に乱れて乗り換え駅で昼飯食らう時間が殆どないと焦る・・・。また大阪王将でニンニクゼロ餃子とラーメンのセットかと思っていたが、ちょこっと店前を確認したら、いつも行列の「渡来武」が行列なし!空席多数!との状況だったので、速攻で突撃入店してみましたー。
しっかし彼岸前で、このところ温かい日が続いたから、特に昼前から雪から霙変わった気候では、寒く感じるー。午後から会議2連荘なので、今回は大蒜封じで対峙させていただきましょう!。
<全体> クリーミィな豚骨煮出汁!明るいキャベツ!凛々しい板海苔が聳えて逞しい!
配膳の瞬間に妙に作り込みの確からさ!質感の高さ!まさに旨さのオーラが麺顔全体からダダ漏れですぜ。旨いのは知ってるので期待しかありません。
しっかりと野趣溢れる迫力に、キャベツの明るさのコントラストがいい感じ。その対照として濃密な豚骨煮出汁が輝くように感じます。そしてそのキャベツも旨そうです。あゝやっぱり板海苔が凛々しく聳えて逞しさを感じさせます。
<出汁> 濃厚豚骨に塩気が染みる!鶏油がカエシに結びついて甘味とコクを増す!
ひとクチ啜って心の中は歓喜で包まれます。実に期待通りに旨い!。安定の旨さ!。豚骨の煮出しは、多少の臭気を醸す方がエキス感や野趣感もあり、これぞ家系!って満足感に結びつくもんだろうが、これは濃密な割には豚骨煮出汁に全く嫌味ないのです!。
また鶏油の旨さもしっかりしてる。香味油の力強さが円やかな展開と感じます。つまり豚鶏の旨さが味にしっかりと共鳴してる。そしてカエシがバランスする塩気ある展開でございます。
<麺> 密度感やや低めで軽く畝る!出汁を絡み持ち上げる中太麺!噛み締め旨し!
今回は、久しぶりにデフォで頂いてみました。元々家系の麺って力強そうに感じるけど、密度感やや低めで軽い畝りの中太麺。だから濃厚な出汁を受け止める素地として、デフォ(ふつう)のバランス感が良いです。
出汁は麺に吸わせて喰らうのもまた常道。そんな訳で柔わで喰らうと、驚くほど出汁とよく絡み持ち上げる!そして噛み締めて甘味知る!。これぞ堪能という感覚でしょうかー。そして性懲りもなく海苔で巻いたり焼豚で巻いたりして遊び食いするですー。
<チャーシュー> 脂は蕩けて赤身はホロホロ?出汁に濡れて旨さを高める豚肩ロース!!
。肉本来の味わいに、豚骨醤油の出汁を吸い込む旨さがいい感じ。更に脂身の甘味も染み入ってナイス!。感覚的には、スモーキーさは低い。しかし脂がとろとろ。その甘味が深く肉身はほろほろとした食感で肉厚なのに柔らかいです。
<ほうれん草> 青菜の深い甘味と淡い清涼感!豚骨醤油と鶏油に混じる旨さ!
特に家系だと出汁を野菜が吸い込むような感覚で食えるのがいいところ!。クタった野菜の旨さがいいね。でもデフォルトとは言え、正直言えば、追加して増すべきだったとプチ後悔です。
<キャベツ> 出汁と戯れ甘味を放つ!葉脈太いところがホクホクとして旨し!
以前キャベツの印象が良かったので、今回も追加してみました。これココではおすすめ!。特に葉脈の太いところが妙に旨い。太いところが旨いのでした。ホクホクとした食感が快感で、その後に広がる甘味がしっかりと展開。そこに家系の出汁が混じます。
<味変> ジリジリ刺激する生姜をたっぷり!午後からの会議を鑑みて大蒜封じ!
この後・・・会議があるからね(泣)。ニンニクと豆板醤は今回は封印。だったら家系食うなよと言われそうだが、たまたま渡来武が空いてたから吸い込まれただけですよ。でも生姜もいい仕事します。多めい投入すると、濃厚濃密スープに清涼さを与えつつ、ジリジリとした滋味が加わる味がまた良いね。
総じまして「武蔵小杉駅前ならココ!極上家系ラーメン!日頃の疲労も忘れる旨さ!」
・・・と言う感動の嵐!。武蔵小杉と言えば「丸仙」が古参で有名だけど、駅前周辺にもいい店あり!。乗り換え駅で途中下車で昼飯ってなパターンもアリ!。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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