<立食い朝ラーでは珍しい味噌麺>
所詮私はそんな男。・・・・つい、「衝動食い」してしまう。今回は朝から現場直出で出勤途中、どこかで一息ついてコーヒーなんぞをと思ってて、Decker's を探したところ、味噌ラーメンを見つけてしまいました。JR川崎駅構内にある、立食いラーメン店「らーめん直久」で、ポスターにある通り醤油と塩はイメージにある。しかし、嗅覚というか、味噌らーめんのボタンが目に飛び込んでしまう。朝から味噌らーなんてやったことねーっすが、今は味噌麺に拘る男ですから、爪痕残そうと早速入店です。
そこそこ空いていましたが、ややこしそうなオッサンも1名おりまして、食券を渡すとその人物からなるべく離れた場所に移動。どうやら間違った食券を購入してしまって、本当はもっと高いのを食いたかったのだけど、邪魔くさいので麺を少なめにしてくれ・・・・とか何とか(笑)。でもさすが慣れた対応というか、さすがのおばちゃん店員さんです。気さくに話しかけるように説明して、きっちりあとで清算させてましたー。
汁:「薄めの味噌ダレのように見えて、そこそこ塩気が効いたパンチあり?」
呼ばれて受け取るその麺顔。540円とのことで少しなめてましたが、結構普通のレベル感で都内なら750円くらい取れそうです。モヤシは根切りをちゃんとしてありシャキシャキで熱々が旨そう。コーンも多めで好印象。でもこれがあるから、穴あきレンゲでもない限り、回収しようと最後の汁まで飲み干すんだよなー毎回・・・・。肉は小ぶりですが意外に肉厚な感じで、これも悪くない印象。これはいい拾い物をしたような上機嫌で味わい始めます。
レンゲでまずは一口。うー、味噌の醸造感は低くとも一般的に「味噌味」してます。味噌の熟成感じるような濃厚さはないものの、キッチリした味噌の塩気はしっかりありまして、一味系の輪郭も一部シャープに広がる感覚です。一方、味噌由来のような酸味はかなり低く、濃ゆい味噌汁ていどのボディー感。食い進めると部分的にモヤシの汁気が混じるものの、塩気に衰えは感じさせません。ベースのスープは鶏ガラ系で多少の化学の力を借りているのでしょうが、味噌味におおわれて角が無いという風にも受け取れる。立ち食いラーメン感覚としては、良くできてると思えます。
麺:「麺のグルテンをほんのり感じさせる量産的ストレート麺・・・・コスパは高い」
ここは初めてではないのだけど、すっかりと前のイメージを失念しとります。この立地この価格なので、いかにも量産的な黄色身が濃い縮れ麺かと思いきや、中加水でクッシリ感を少し残す仕上がりがあり、普通に旨いがな!と考えを改めてしまった。興味本位で厨房を除くと、テボでなく茹で釜で泳がしながら茹でてるのね!。平ざるで救い上げてちゃっちゃと湯切りするなんて、オートメーション化が進みそうな中で手仕事の大切さを教えてくれてるようです。
前歯でプツプツっと切れる感覚も気持ち良いし、そこにグルテンの風味みたいな麺の味わいも感じる。奥歯でプレスしてもヌツリと低反発で潰され切れる。後半にはしっかりと味噌スープを吸いだすから、ちゅるちゅるっとした感覚で啜ることも容易になり、なかなか楽しませてくれる。コスパの良さを感じます。以前くった醤油の時は・・・こんなだったっけ。
具:「モヤシとコーンの存在感も捨てがたい」
モヤシの根切りで見た目好印象だったのですが、期待通りのアツアツシャキシャキ。正直旨かった。またコーンも外れない旨さ。どちらも高くない材料だけど、この価格の味噌麺にしてはがんばっていると思います。またチャーシューは、スープ製造時に貢献したような脂の抜けもありますが、薄味で肉厚なところがこれも好印象。わざわざチャーシュー麺としてまで食おうとは思わないものの、立ち食いとしてはなかなかイケテルと思います。そう・・・場所を変えれば、普段注目されないものでも魅力的にも感じる。オレもどこかに異動して場所を変えてくれないかなーなんて、どこかへ逃げたい弱気な男。所詮私はそういう男。
総じまして、「乗り換えついでの気軽な一杯としての極上味噌麺」といったところでしょうか。朝の川崎駅では今後も重宝させていただきます。この店はわんたん麺も朝から提供してくれててかなり使える店かと。ただ昼と夜は駅周辺にいろいろ競合がありすぎて、素通りしてしまうけど、朝ラーポイントとしてしっかりと私にはインプットされました!。次は塩系でわんたん追加といこうかと、すでに妄想を始めている次第。そんな朝の幸せな気分をで詠います!
交差する
多忙な都会の
駅の中
朝からしっかり
ラヲタが満足
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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