ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1306】 道中そば 五反田店 (東京・五反田) 中華そば


 忙しいときにこそ、食事をしっかり摂らないと支障をきたしますよね?どんなに忙しいときでも、最近それだけは忘れずにおります。なので・・・意地でも食うということで駅そばは、サラリーマンにとって大変ありがたいものであります。しかし・・・・駅のホームにある立ち食いそば屋に、「中華そば」なる張り紙告知を発見すれば、そりゃ〜もうそれしかないでしょうよ! 私にとっては「ソウルフード」ですからね!五反田駅に電車が停車してドアが開くと目の前近くには、「道中そば 五反田店」の入り口と券売機があるという、Close to me な立ち位置。そのまま自動的に店内に侵入です。









【スープ:クリア&ライトな醤油スープ!このチープさがいいのだ!】


<そば屋の中華そばたる、甘味主体な醤油の輪郭>


 さて麺顔時代は予想通りの全体的なライト感覚!毎日ラーメンを食っておりますと時々こういうライト感覚を追い求めてしまうのです。胃もたれ心配皆無なボディーですな。さてそのライトスープのファーストインプレッションは、醤油の中に甘味を感じますな・・・。これは節とかシイタケとかをイメージした甘味なのかもしれませんが、その味の構成にそば屋のつゆを自然と連想してしまいます。これがまた、妙な話だが落ち着く・・・(だったら蕎麦食えよという事だが)。甘味系のラーメンスープも数あれど、どことなく「和」を感じさせるという点で、他の甘味系醤油とは一線を画すると思います。たまに駅蕎麦中華そばが恋しくなるエッセンスはこういうところかもしれません。




<鏡面のようなクリア感に揺らめく鶏コク油の揺らめき>


 それにしても、光線の加減もあるのでしょうが、鏡面のようなスープ表面です。濁りとは一切無縁とも思えます。ここまでクリアだと玉子で濁したくもなるヤンチャぶりが顔を覗かせますが、表面のふわっと輪っかを描く鶏?の脂が実にいい感じですやん!ここでは鶏コク油と勝手に呼ばせていただきますが、天高く秋の空に浮かぶ雲のようにゆったりとしているところにあこがれを感じますわ・・・・。香味油というほどでもなので鼻腔をくすぐるまではいきませんが、あっさりさ適度な動物感がなんともたまらず、麺を平らげたあとは、一気にゴクゴクと飲み干してしまう。油もライトな感覚がまたいいですね。









【麺:わざわざ食いたくなるのは・・・思い出追いかけなのか?そんな大衆品質】


<学食を思い出すけどたまに食いたくなる大衆品質>


 多くを語るべくもない麺ですが、明るいイエローが無邪気でいい感じ。即席性を重視して、ささっと出てくると思っていたらそこそこ時間をかけて茹で上げてきたから、そこそこのモッチリ感覚は味わえました。基本的には多加水。練り水の個性を感じる「ぶるん!」としたハネ。縮れ麺がまた透けたスープを通してキレイに見えて、鼈甲のようにも感じるというのは言い過ぎかもだが・・・。ま、どこか憎めない。学食とかサービスエリアでわざわざ食いたくなるのは、こういう大衆品質が、私の体に染みついているからなのでしょうね。




<高速と思えるスベリですな・・・>


 見ての通りすべる。高速にすべる。スープの浸透がどうのこうのと言う前に、立ち食いだからせっつかれるように早めに食うのだが、いつものずぼぼぼぼぼぼーという啜り上げが半端ではない。縮れの当たりが口内を刺激するところも悪くない感覚であり、立ち食いラーメンの醍醐味かも。因みに、窓側のカウンターの高さが微妙であるため、丼を左手、箸を右手という手持ちの立ち食いそばスタイル。これをラーメンでやると気分も妙だが・・・レンゲがじゃまだ(笑)。






【具:これはアイデンティティたる意地を感じますな・・・たとえペラペラでも】


 このチャーシューには、このペラペラさに意地を感じますな。これほどだったら入れないで20円30円でも価格を下げてくれという発想もありましょうが、チャーシューがないとまたこれ・・・中華そばと名乗れないというジレンマも感じます。なので、ギリギリのところを狙ったようなチャーシュー。400円を切るという価格設定に、日本食堂グループのマーケティングというかコダワリを感じる。また中華そば自体にもチャーシューなくしてはというコダワリも感じる。たとえペラペラでも意地が見え隠れする。 また、そば屋にワカメはつきものだのだね。これも排除しても良いといつも思っているのだけれど、立ち食い蕎麦たるアイデンティティをこちらにも感じる。たとえペラペラなワカメでもね・・・。








 総じまして、たまの外出にて途中ゆっくりランチでも食うか・・・という思惑が見事に外れて駅ナカ中華そば!これはこれでいっかぁ〜・・・・という話。それにしてもいつ区切りがつくのか・・・だんだん分からなくなってきたぞ〜。この忙しさは東京オリンピックまで続くのか・・・(うそです)。澄んだ青空見上げて、深くため息をつく。なので詠います!




   秋晴れを
   愉しむ暇なし
   今日もまた


   駅ナカ麺で
   ほっとひといき



 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした。






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