ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1307】 麺や 七彩 東京駅ラーメンストリート店 (東京・八重洲) 朝らーめん・醤油


 朝ラー探索隊と名前を改めようかと思うこのごろ。今回も朝ラー開拓とあって丸の内の舎鈴を目指すが開店しておらず(泣)。事前チェックの詰めの甘さを思い知る。ここからまた開拓する気も起こらず・・・こうなれば、東京駅界隈で一番の朝ラーメンと自負するこちらの一杯を求めて移動開始。思えば久しぶり・・・・・。もう何回も食って語ることないのでレビ意欲なくフリーな一杯のはずだったのだが・・・・・。やはり習性というやつですな。

  








【スープ:そこそこのアッサリさが諸刃の剣・・・朝ラーの難しさを知る】


 体調によっては、このアッサリさがしみじみ来る。時によっては、物足りなくなる。しかし朝からヘビーで通すというのはよほどのラオタしか足が向かない。広く顧客を囲うならやはりアッサリさも朝の立食そばのカツオ系の出汁レベルの端麗さが必要なのでしょうな・・・。されど、やっぱり朝からラーメン食うという人なら、そこそこオタクの趣向をお持ちだと思うので、もう少し味わいの濃ゆいところを出してもいいかもしれません。ま・・・、気楽な立場で無責任きわまりない発言ではありますので、何を語ってもバチがあたる気がいたしますが・・・。



 ともあれ、久しぶりに食ったこの一品。一言で表せば「もっと旨いはず」というのが本音。近年めっきりアッサリ好きな私にすら、このコクは「朝を意識しすぎ」と思える。鶏豚のコクもさることながら、節系の薫りがもっと厚みがあったようなと思えてならない。では旨くないのかと言えば、やはり普通でこの場所、この時間で食えることを考えれば旨いに違いないのだが・・・。それに600円という価格設定には、努力度を感じるが、一般的にはぎりぎりのラインだよね・・・。ともあれ、今回はちょっと配合の分量を間違ったのかもと思えてしまった。

  








【麺:やはり前のイメージが抜けきらない・・・・】


 喜多方風のぴろぴろ麺だったのだが、普通のストレート麺に変更になってからめっきり足が向かなくなった。戻っているかなと期待もあったがそれは勝手な理屈だ。前向きにとらえて、多加水のモチモチぶりが少しあって、これなら家族にも安心して「ちょっとうまいだろ?」と胸を小さくはれるレベルではある。でも、やはりわざわざ「七彩」でという思いがあるのだよな・・・。それほど、以前の麺が好みであったのです。


 名誉の為に付け加えますが、決して低品質と言っているわけではありません。ブヨっとしていることはなく、どこか凛とした風貌と締まりのある弾力が感じられて、スパスパと軽く千切れる一方、クニリというすり潰し時の二段構えの弾力もある。すべりも地肌のツルツル感があって良好。要するに、七彩には個人的に素朴さを求めていたのかもしれない。都会色に染まって寂しい思いをしている・・・単なる地方出身者のひがみなのかもしれませぬ。









【具:オリジナリティを残す部分】


 ・・・・などとグダグダと偉そうに語っているのですが、この具については、アイデンティティを残す部分として一定以上の評価はしています。レアチャーシュー食って、まだ関西に生活の基盤を置いていたころの感動を思い出します。ラーメンのトッピングとしては、コシを抜かした肉の味わい。半生の旨さを思い知ったあのころの感動(笑)。そして、しみじみとしながらも解れる柔らかさのバラ肉ブロック。二種チャーシューという器用さに脱帽したもんです。朝ラーとしては。細メンマのコリコリ感も、関西人には新鮮でした。東日本の余裕も感じたりして(意味不明)。ま、この麺顔を構成する重要な要素であり、ここをキープしているだけで、「あ!七彩!」と感じさせます。









 総じまして、休日出勤の朝の楽しみとしては、十二分に期待に答えてくれた一杯。されど、もっと出来るはずと期待の高さを感じた一方で、ややネガなことを語ってみても、やはりここの味には惚れ込んでいる自身を感じる。ちょっと間を置いてまた訪問して食いたいと思う次第。朝ラーは難しい・・・・。なので詠います!




    朝だから
    あえてラーメン
    げんかつぎ


    すべったようで
    やはり満足



 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした。






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