ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1294】 横浜ラーメン 初代 常翔家 (東京・保谷) らーめん並盛・カタメ

 休日、久しぶりに近くのイエローハットへ行ってオイル交換をいたします。全然乗る時間がないのに、オイルは劣化していく一方だし、たまに嫁さんが乗り回す程度。なのに、一応メンテナンスはしとくかと軽い気持ちで訪問です。しかし、オイル交換作業員のお兄さんから携帯で呼び足されてピットにと向かうことに。相当汚れとるとのこと。目で見ても分かる。いかんな〜・・・・これはフラッシング効果のある添加剤を入れて、半年後の車検に備えることといたしましょう・・・・などとやっているうちに凄く時間を費やした気分で・・・もうお昼のタイミング。ここは保谷へ言って大勝軒!というモードでひた走ります。されど・・・・定休日!!完全に忘れておったので、店の前で号泣ですわ・・・。クルマを置いた場所に引き返す途中で偶然見つけたお店が実はここ、常翔家さん。









【スープ:ヤミツキになるパンチ効いた鶏油ニュアンスの他に、ゆったりとした落ち着き】


<たまに欲しくなる豚骨醤油のパンチ系、意外に穏やかでするすると一気食い!>


 もうこうなったら・・・腹が減り過ぎて、どこか他を求めて場所を移動するというのも目眩がしそう。私は、空腹感に弱く体が震えるという体質の持ち主なのです。なのでこちらのお店の存在は誠にありがたかった・・・。とにかく手早く券売機のボタンを押し、一刻も早く「麺カタメ・後は普通」と告げて、ライス要りますかの問いかけに非常に前のめりに「はい」と応える。いかん・・・これでは変な客ではないか。それでも客入りが数名程度でして、割と回転も速く、ものの5分程度で配膳完了であったからありがたかった。


 さて麺顔ですが、見慣れた光景・・・・。特にコメントすることもないけど、中央の肉がこの時点では少し小さくないか?という程度のファーストインプレッション。表面に透明の油が膜を張っている・・・・。適度の油量で安心感倍増な気分。そして醤油ダレの色合いも写真以上に少し赤っぽい茶色い濁りが実にゆったりとしている。溜まらずすすると・・・・豚骨のマイルドなコラーゲンと醤油フダレのバランスが実に豊か!ワイルド!というところはあるのだけど、そううるさくはない。スープ自体もきめ細かいと思えるし、鶏油のガッツリさが程よいという感覚。このスープ加減なら、ライスと合う。海苔をつけて食うのもいいが、おじやみたいにして食っても行けそうな感覚。でも結局迷っているうちにスープ単独を飲み干してしまった(笑)。





<ご飯によく合う塩気はやや丸く、ゴクゴクいけてしまいそう・・・>


 そう・・・白飯と絡めようかと考えあぐねていたのは、塩気がこの日の体調のせいかマイルドに感じられて、これならゴクゴクと飲み干してしまいたいと思えたからだな。通常なら、少し箸休め的に白飯を別々に食うのだけど。この塩分なら投入してしまってもいい。豚骨の煮出しと塩気の結合というのは、この系統の大切なところと思っておりまして、臭みを強調してしまう塩気ってのがたまに見受けられると思っています。それがまた病付き!という方々もおられ、そこに背脂でがっちり固めるとか・・・・。今回は、豚骨がまだマイルドなウチに塩が徐々に結びついた感のある、「バランス」が印象的。そこに鶏油がコーティングしてがっちり固めた・・・・という味の構成かな。いやいや・・・久しぶりに家系を食うとやっぱり旨いね〜♬








【麺:やはりカタメがイケるね!全体的なクッシリ感がスープに負けずにちょうど良い】


<注文通りのアルデンテ感がナイス!ほどほどのコシを感じる密度感>


 やや薄黄色の中太麺。基本的にストレートなのだけど、ナチュラルな捩れが全体的にあり、見た目的にはどこかモサモサっとした風貌。加水は中程度で、これで高ければなんとなく大勝軒に近くなるのかもしれない。そんな麺ですが、麺場責任担当殿の手際もよく、完璧なアルデンテじゃ〜ありませんか!久しぶりにコントロール感ある家系麺をいただきましたわ。


 ちょっぴり麺の密度が高く、クシクシっとした感覚の中に、奥歯ではクニリという断末魔のような抵抗感ある潰れを感じる。その時点で鼻孔に風合いが広まり、そこにスープの豚骨と塩気がさささーーーと入り込む。炭水化物と脂肪の合体する瞬間ですな・・・。旨し。





<汁を吸い込むというより鶏油のニュアンスできめ細かく滑る中太感覚>


 さてそんな麺なのだが、意外と汁の吸い込みが少なく、最後までクッシリと食えた。表面を覆っている油の膜が麺の地肌を確実にコーティングしてくれているというのは理由となりましょう。なのですが、しんなりとしなくとも、スベリとしては極上。それもコーティングによるものか?は不明。ともあれ、滑って滑らせて、ツルツルと食い進め。あとは前歯で千切った短い断片を後始末のようにレンゲで救って少しづつ食う。これまた旨い。







【具:肉片のボリューミィーさにノックアウトされました】


<サービスなのか、たまたまなのか・・・塊チャーシューが柔らかくてナイス!>


 さて最初に小さいと思っていた豚肉ですが、引き上げてみるとなんとなんと・・・分厚い肉のかたまりであるではありませぬか!これは端っこにあたる部分でたまたまなのか、それともこういう感じなのがいつものことなのかが不明。しかしこれは素直に喜びますよ!ハグっと前歯を押し立てるとスルスルと簡単に裂ける。ストリングチーズでもあるまいにと思うけど、実際はそんな感覚。味付けは自然な肉味のみで、うす塩とも感じない程度。これを汁に沈めて一気に食うと、丁度いい味わいとなる感覚であります。確実に1.5センチ以上はあろうと思われる迫力に、参った参った!

  




<クタクタさが嬉しいホウレンソウは、味わいもよろしく旨く感じた>


 あとホウレンソウもちょうど良いくたくた感でありました。度が過ぎて味わいも薄いってシーンもたまに見受けられますが、今回に関してはナイスと言えましょう!追加をオススメです。また海苔は放置し過ぎて・・・海苔が液体に溶け出してしまったのが我ながら失敗でありました。海苔を大切にせねば。






 総じまして、突然襲った空腹感を満たしてくれただけでなく、家系ってやっぱり旨いねという再確認をさせてもらった一杯。ここのところずーっと忙しくてからだが相当にガタがきているのを感じるけど、こういうのをたまに食べるとやっぱり元気が出るなと実感。やはり肉系は大切な栄養源なのだと、身を以て理解しました。目指せ肉食男子(いやオヤジか・・・)。なので詠います!




   名店を
   訪ねて休み
   凹み入り


   飛び込む店の
   ありがきかな



 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした。






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