ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1004】 らぁめん ほりうち (東京・新宿) らぁめん

【コレ食ったわけ:今後ちょくちょくと新宿経由で外出が増えまして・・・】

 ・・・・おそらく、新宿駅近くのラーメン店に昼間出没することが増えるかもです。だったら、定番な店を抑えておこう!ということでこちらを訪問です。玉五郎でもよかったのだけど、西口って意外にも攻略が少ないのです。萬来さんは、プチ行列だったので、こちらに逃れましたわ・・・。予習してたけど、新宿一等地価格なこの一杯。中々の存在感ですな(笑)。




【スープ:これは・・・昭和時代のあっさり醤油でんな!飽きませぬ!】

  お昼時のサラリーマンの列。みな「ざる」の食券を渡す中、アタクシだけがこのクソ暑いのにラーメン! しかし、好きなのだから仕様がない。配膳の瞬間も、いやいや気持ちよいほどのカウンターパンチを受けた気分です。うわ・・・・、これは、柔らか淡麗(笑)。見映えも味わいも・・・やさしい系の淡麗で・・・かつ大衆系でんな(笑)。


「旨いがな!(*゜0゜)ハッ・・・・めっさ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」
「この麺顔は・・・・・関東しかないわな・・・・」


1)旨味:サッパリ豚コク!イリコ系魚介か昆布の旨味が滲む!

懐古系の大衆醤油の中でも、これはまさにさっぱりコクをを感じます。豚コクのさっぱりしたコクの中に、甘みにも似た旨味を感じますやん! 魚介!って感じはあまりしないものの、直感的には、魚介なら「イリコ」系の甘みを感じます。そして、昆布の出汁感覚にも似た仄かなニュアンスがナイス!アタクシのようなオッサンがいかにも好きそうな、安らぎをおぼえる柔らかさです。


2)塩気・香り他:醤油のカエシ控えめなニュアンスで甘み生き生き!

香りとしては、それほどアピールしてくるものではありません。むしろ甘さと旨味と区別がつきにくい塩気でして、なおかつ醤油のカエシが控えめなだけに、のびやかさとか、生き生きさを感じる余裕がありますな。チャーシューからにじみ出る味わいも、仄かな塩気のエッセンスかも。醤油すーぷのクリアーな香りに包まれて、甘みをゴクゴクと最後まで楽しみました。




【麺:一切、ストレスを感じない打ち込み!やさしさというフィロソフィーが伺える麺ですな!】

  奇をてらわないにも程がアルぜ!と笑いたくなるくらいな、やさしさ一杯の雰囲気。これは、日頃ストレスを抱えたサラリーマンにはウケるわけですよ!(笑)


「あーーー!やっぱりこういうのも好き!(*′ω`)b゛大OK!!」
「この麺のやさしさタッチは、まるで西新宿のオアシスみたい!オッサンは癒されるか泣くしか無いやん!(笑)」


1)風貌:中太多加水系!捩れ平打ちでしかもボリューミィ!

新宿の前からある古めのラーメン屋としか認識していなかったのだけど、いやいやどうして・・・・、デフォルトでこの麺量は、ビビりまっせ。優しいスープに優しそな麺の表情。それなのに、ボリュームだけは大勝軒か!と思うほどデスよ(笑)。しかし、この風貌はたまらんな・・・。優しい物腰が手に取るようにわかる!平打ちでやや捩れな風貌からは、普通には思いつかない「ノペ〜っ!」とした佇まいが何とも言えんのです。 


2)歯応え他:ティピカルなモチモチ&ツルツル!分かりやすい旨さ!

  そしてその食べた感覚というのは・・・もはや「典型的なモチモチ」「教科書的なツルツル」としか思いつかんのですわ(笑)。まさに、広く受け入れられる昭和からの麺という感じでして(実際のところは想像)、柔麺好きにはたまらん感覚ですよ!。スパスパとというより、クチクチとした前歯の処理感。湿り気というか抒情を感じますな・・・。そして奥歯での潰しがヌチヌチという反発小さく「クチクチ」とした感覚で押し潰れる・・・・。喉奥にスベリ落ちる感覚なんて、つるりん!とあっという間に落ち込んで行くので、ズルい!もっとクチの中で楽しませてくれと言いたい気分ですわな!




【具:肉の存在感はいいね!強面のようで・・・優しさ一杯!】

1)チャーシュー:分厚く存在感ありあり!

  この存在感に圧倒ですわ・・・。チャーシューメンが大台金額するわけが分かります。このスープに貢献して、さらに別の旨味を逆輸入したカスカス感と脂身のバランス。そして・・・その分厚さ!武骨と思ってかじると、スポンジの如きな柔らかさで圧倒!この手のチャーシューは、やはり東京でよく目にすることが多いな・・・。この肉だけで、食べ終わるまでずーっと存在感を感じられますもん。

2)メンマ・小松菜・海苔

  特に力説するほどでもないけど、柔らか系のメンマは好みのタイプでもあるし、小松菜はやはりこのスープにあっては、ほうれん草よりサッパリしていてよく合っていた。海苔は・・・・ま、昔はみんなこんなもんだったよ、ラーメン海苔ってのはと言う愛すべき感覚。一気に麺とともにたたみかけましたわ!




 総じまして、新宿鮫が行き交う荒野にて、人のふれあいとかやさしさを感じたような一杯! 味わいの優しさと、高層ビルの谷間というロケーションとのギャップがまた、ラーメンへの印象を際立たせる感じですな。まさに新宿は〜みなと町〜♪ってな感じで、世のはぐれたオッサン達が癒される街なのです。なので詠います!



  突き抜ける
  暑さと青空
  お昼時


  ガッツリ食ったぜ
  午後はプレゼン!




 お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした!
 




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