ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4498】 中華そば えもと (東京・中目黒) チャーシュー麺 麺大盛り 〜明るく優しい出汁と肉!心を胃袋から解きほぐす・・・ほっこりチャーシューメン!

煮干しの「惠本」がリニューアル!「えもと」になって再出発!
 間借り営業のころから、しっかりチェックし続けている「惠本」さんが、最近リニューアルしたとか!。遅ればせながら、職場からの移動のタイミングで突撃させていただきました。凪のご出身だったっけか??。その後着実に人気を集めて、店舗を構え、支店も拡充。今、間借りで頑張ってる方の励みにもなりますね。
 
f:id:TOMASSOON:20210330173533j:plain
f:id:TOMASSOON:20210330173424j:plain

 
 訪問すると行列発生!?いやいや近くの洋食屋の行列でしてホッといたたします。そして入店すると先客2名。うーん、ちょっと寂しいなと心配にもなりますなぁ~。とは言え中目黒のランチタイムが佳境になると、その後続々。やはりこの界隈は若いビジネスマンが多いみたいで、うちの会社とは大違いです・・・。
 

f:id:TOMASSOON:20210330173524j:plain

 
 
 
 
<全体> 配膳の瞬間、一面の肉肉しさより雰囲気の和やかさに笑みがこぼれる!大衆的ほっこりオーラ満開!

f:id:TOMASSOON:20210330173611j:plain


 
 しかしこちら煮干系の店との認識だったのですが、大きく方向転換したのには正直驚き。ちょっと勿体ないなぁ~とも感じたのですが、先人のレビューを見ると中々興味をそそる感覚。ちょっと今回は腹が減ってたので、チャーシュー麺で大盛とさせていただきましょう!。それはこんな麺顔でした!
 

f:id:TOMASSOON:20210330173514j:plain


 
 おおお!これはやっぱり写真で見るより数段いいぞ!明らかに明るくほっこりさせる心地よいオーラがだだ漏れ垂れ流し!都内の坂内で幾度となく見て食ってるバラ肉花弁様式だが、琥珀に煌めくスープを通して美しくも旨そうです!。アクセントに一部肩ロースに代用させてるところも、ちょっとした心憎さも感じますな。ナルトを中心に美しく肉華が開いたような盛り付けは、やっぱり思わず笑みがこぼれるし・・・何という明るくほっこりとした質感なのだ!。まさにアイコンのような存在感で、箸を入れるのも躊躇われてしまうほど・・・。
 

f:id:TOMASSOON:20210330173504j:plain

 
 
 
 
<スープ> 醤油に染まり琥珀に煌めく豚骨エキス感!豚コクの旨味に寄り添う煮干しの香ばしさ!
 

f:id:TOMASSOON:20210330173605j:plain

 

 さてスープ。見栄えは素朴な明るさに包まれますが、レンゲを通すと琥珀色な春めいた透明感がキラキラと煌めきます。醤油ブラウンと言うより、宝石で言えばトパーズのような色合い。表層に浮かぶ油が、レンゲを差しれる毎に渦巻き、目に焼き付くようです。
 

f:id:TOMASSOON:20210330173628j:plain


 
 一口目の味わいも見事。ゆったりとコクを伝える一方で、軽やかな香ばしさを感じます。それは煮干し。所謂、淡麗煮干しという鋭さというより、和やかな煮干しの甘味が実にいいね。煮干味というより風味といったレベルで、パンチはないところがまた心地よいじゃないか。そして動物系は豚の煮出しと思われ、鶏のような艶めいた味わい度合は抑えめで、豚由来の優しい甘味が芳醇に広がるイメージ。煮干とのコラボ感も素晴らしく、嗚呼、日本の中華そばと思わせる落ち着きのある旨さです。心が解れる味わいとはこのことかも。
 

f:id:TOMASSOON:20210330173653j:plain


 
 醤油感もしっかり出ているがカエシは丸い印象。塩気を感じるようなエッジングは、煮干しの風合いと混じり合うようで、塩気の味わいを追い求めると煮干しの旨味に行き着く感覚です。これはゴクゴクと一滴残らず飲み干したいと思わせる品やかなフィーリングがいいね!。
 
 

 

 
 
<麺> 新宿だるま製麺!黄色みがかりつるつるモチモチとしたストレート卵麺!序盤は出汁を持ち上げ、終盤は出汁を吸い込み一体感素晴らし!

f:id:TOMASSOON:20210330173753j:plain


 
 麺顔は喜多方系肉そばみたいだが、麺は一転してストレート細麺です。やや黄色みがかった色合い。卵麺らしい艶やかな地肌が印象的で、琥珀色のスープともマッチする見栄えです。序盤は引き締まったプツプツとした歯切れが印象的。そして奥歯では束にすると淡くモチモチとした潰れ方をして楽しませてくれます。寄り添うようで出汁の持ち上げがいい感じ。出汁の旨味と麺の風合いを咀嚼で合わせて、旨さを感じます。
 

f:id:TOMASSOON:20210330173747j:plain


 
 中盤から終盤にかけてはじわじわと出汁を吸い込んで、少し柔らかさが生まれます。出汁との一体感がレベルアップ。こうなると、いろいろと麺に具材を巻き込んで食らいたくなる。これだけ肉があると、つい巻き込んで食らいたくなります。バラ肉と一緒に食らうと脂身の旨さと混じってこれまた旨し!。肩ロースは巻きにくいけど、適度な歯応えに赤身の旨さが混じってこれまたいいね。今回は麺大盛にして大正解です。
 

f:id:TOMASSOON:20210330173736j:plain

 
 
 
 
<チャーシュー> 喜多方系を彷彿とさえる大輪肉花弁!ばら肉10枚!肩ロース2枚!麺と絡めまくって食らい尽くす!

f:id:TOMASSOON:20210330173616j:plain


 
 ばら肉10枚!肩ロース2枚!1ダースの肉です。昔ながらの豚バラ肉ってのが、実に和ませます。今では分厚さがいいことのような風潮も感じますが、ラーメントッピングとしは本来的バランス感覚というか・・・馴染み深くも感じますね。久しぶりな気もします。
 

f:id:TOMASSOON:20210330173713j:plain


 
 ばら肉はしっかりと皮に近い部分も残してあるタイプ。そこに醤油系の下味がしっかりと浸透し、脂が飴色にも染まったように見えて旨そう。脂身と赤身の織りなす層も美しく、敷き詰められた感じが、本当に花のように感じられます。下味も甘辛いベースで仕上がっており、脂身の旨味が混じると甘くも感じる。何と言っても柔らかいのが心地よいです。ミルフィーユみたいに重ねて食っても楽しいし、麺に巻き付けてもまた旨し。やはり分かりやすい旨さですなぁ~。無限に食える気がする。
 

f:id:TOMASSOON:20210330173641j:plain


 
 そして肩ロース絶妙なロースト加減で赤身に半レアな部分が残ってて、酒に合いそうな仕上がりで。そのままでも旨いですが、赤身が出汁を吸い込んだ味わいもまた格別。やっぱり夜か仕事の早明けに来てビールを合わせたかったです(笑)。ま、酒もないので強引に麺を巻き付けて、遊びながら食らいましたが、ばら肉と違った歯応えがあるだけで、変化も楽しめてまた良しです。
 

f:id:TOMASSOON:20210330173741j:plain

f:id:TOMASSOON:20210330173805j:plain

 
 
 
 
<他具材> 薄味のメンマと葱とナルト!シンプルだけど全体に凄くマッチ!出汁を吸い込み麺と戯れる!

f:id:TOMASSOON:20210330173647j:plain


 
 素朴で優しい味わいだから、薬味やちょっとした具材も映えますが、特にメンマが印象的。すごく薄味仕上げとなっており、コリコリとし他歯応え。薄味なところは出汁とのマッチングがいいし、また歯応えは麺のモチモチ感と混じると面白い感触になるので、これまた楽しといった感覚でしょう。メンマ増し・メンマラーメンでも相当旨そうな気配!。
 

f:id:TOMASSOON:20210330173701j:plain


 
 
 
総じまして「明るく優しい出汁と肉!心を胃袋から解きほぐす・・・ほっこりチャーシューメン!」

f:id:TOMASSOON:20210330173545j:plain


 
 ・・・と言う感動の嵐!。以前の煮干し系から随分と方向転換して、少し驚きと心配もしましたが無意味でした。新たな展開は実に優しくも頼もしい限り。また東横線利用時の楽しみが一つ増えたって感じです。再訪確実。優しく和やかな一杯求めるなら、こちらを激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

f:id:TOMASSOON:20210330174642j:plain

 

 

 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!。
 
 

関連ランキング:ラーメン | 中目黒駅代官山駅祐天寺駅

 

恋は雨上がりのように

恋は雨上がりのように

  • 発売日: 2018/11/21
  • メディア: Prime Video