この方面に外出機会がありまして、狙いを定めて訪問計画を練っておりました。高井田系の元祖とのこですので期待が高まるってもんですよ! 午後のピークアウト時にずらして訪問したのですが、外の待ち1名。狭い店舗ですもんね・・・。しかたなくその次に連結しました。
ぬぼーっと列に連結し気を抜いたところに、店内のカウンター越しに、「ご注文おきまりですかー!」の女性の大きな声が・・・!! いきなりだったのでビックリするじゃないですか!まだメニュー見てないし、決めてないやん・・・・。少し考えてたら「普通の中華そばでいいですよねー?」とこれまた大きな声で促されたので「はい!」と答える・・・。最初から圧倒されていました。
数分で店内に入れまして、中はいかにも常連さんばかり。女将さんとのやりとりにも充分それが伺える。そこから約10分程度で配膳が完了。6名分まとめて麺をゆでてましたので、ここで一気にカウンターにラーメンが並ぶわけです。
【想像していたよりも豪快だったが、見た目がキレイな一杯だ!】
スープがとても澄んでいたのが意外。もっと濃くて若干の濁りがあると思っていたのですが、とても醤油味と色がスッキリです。また葱も手のひらにつかんでバラバラバラっと振りかける豪快さでこれもまた良いです。スープの黒光りと沈む太い麺、薄手のチャーシューと葱とメンマ。シンプルだけどまとまったビジュアルだと思いました。
【スープは、結構な塩分がありますねー。麺も濃い味がついているような錯覚】
正直言ってあとで喉が渇きました。醤油主体の味わいなのですが、塩コショウ系の輪郭も深く刻んだものと感じました。しかし、この醤油塩加減が引きつけるポイントですね。常連さんが通うのも分かる気がします。これすっきゃねん!って感じかな。風味良い味わいという表現より、この味がクセになるねん!と言いたい。
また、麺は、意外に濃い色をしていた・・・。薄い出汁で茹で上げました?そんなことないですよねー。醤油スープの染めにしては、スープは透明系だし・・・。この色は勘違いかも。詳細は不明です。歯ごたえについては、アルデンテが残らない程度の茹で上げで、太い麺にはこの方が合っているかもと思われました。コシも充分ある。麺自体が味わいがあるような錯覚があり・・・、要するに旨かったのだが・・・・。
【余談ですが・・・・駐車禁止の取り締まりには注意しましょう!】
実は、「頂きます」と言って、ほんの1分弱のこと。女将さんが唐突に大きな声で「キター!」と大きな声を発せられました。それは、民間の違法駐車の巡回がきたとのこと。その瞬間、まるで「ガサ入れ後に犯人が逃げ出す」ように、5名?ばかりのお客さんがラーメンそっちのけで、車に走る・・・・。カウンターにポツーンと2名のお客さんがのこる・・・。そんな妙な・・・光景に出くわしました。女将さんも常連さんが、切符きられないか相当ご心配の様子・・・。そういうリスクをしょってでも通いたい・・・常連さんばかりなのですね。
そうそう、具の話が抜けていた。チャーシューとメンマですが・・・・すみません。印象なし。なぜって、上述の駐車禁止の捕物帳があったので、気がそちらに行っていましたので・・・・。
総じまして、東大阪のワンコイン(500円)のど根性ラーメン。あくまで庶民的で、あくまでシンプルで、あくまで醤油な味わい。このチープな感じがまた、この一杯としての完成度を感じさせるのでありました・・・。
今日は、ばたばた、どきどきしながら食べたラーメンでした。今日も本当にごちそうさま。そして隣にすわったお兄さん・・・・。残念でしたね・・・・違反切符。でもあとは仕方がないとさばさばして大盛りラーメン食べてた姿が、格好よかったです!
「わし、この一杯がすきやねん!」って背中が語っていましたもん。
- ジャンル:ラーメン
- 住所: 大阪市東成区深江南3-20-8
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- (写真提供:ものぐらふぃ)