ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4671】 丸幸 (東京・武蔵境) ラーメン 卵麺 大盛 〜何だかんだで落ち着く旨さ!ストレス抱える現代社会の安寧ノスタルジックな中華そば!

やっぱり落ち着く〜旨さが沁みる
 デルタ株が猛威をふるう中、家庭内感染が新たな心配の種で、またストレスを感じてしまいます。鬱憤感じるとある月曜日の昼の麺活動に向かいますが、突如集中豪雨に見舞われて足止め〜。雨宿りを余儀なくされて、これまたストレス。とてもやるせない気分に陥りましたして、こんな時にはほっこりラーメン!。武蔵境にサクッと移動して、こちら「丸幸」さんへとやってまいりました。やはり昭和オヤジのオレなので、ラーメン屋の原風景を感じるような店が一番落ち着く〜。今回は、気分を発散というより癒しを求めて、デフォルトのラーメンといたしましょう。ワンコイン以下の450円。それじゃちょっと申し訳ない気分もあり、今回はシンプルに大盛を食します。
 

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<全体> 決して贅沢さを感じさせず懐かしさと馴染みで満足感を誘う・・・ノスタルジック中華そば

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 こちらはスムースに代替わりが出来て若い店主ご夫婦が切り盛り。その奥様から配膳されたのがこの麺顔ですが、実にティピカルとも言える忠実なる昭和の中華そば感がありありですな。質素のようでメンマとチャーシューの存在感はあり、かと言って贅沢さを主張するわけでもなく、肩肘張らず安寧に食えると言った感覚。全体から醸し出される優しさが心根に染みとおるようです。深い琥珀にも思える醤油ブラウンは、少し地味とも思える古風な色合いですが、それがまた深い出汁感のようでもあり、オヤジの心をくすぐります。ああ、やっぱり来て良かった!^_^。
 

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<スープ> さっぱり系豚肉煮出し感覚の旨味!古風な節系の魚介溶込み!カエシは穏やか!安らぎ感じる味風景

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 出汁の味わいの映え方が、クラシカルと思うのは先入観かもしれませんが、あしからず。シンプルに言えば「さっぱり系」。動物感が淡い感覚で、グツグツとエキスを絞り出した感覚は皆無で、骨というより肉を煮出したような優しい豚の出方と妄想します。つまり穏やかな動物感。そこにしっかりめに魚介が浸透しております。甘味も穏やかなことから、煮干しよりも節系の溶け込みの方が、しっくりと感じるような味風景。鯖のような濃ゆさはないイメージかと。更にカエシも穏やかで、まさにゴクゴクと飲み干しても引っ掛かりがありません。薬味の玉葱もフレッシュな甘味を感じるほどで、飲んだ後の〆にもフィットしそうな味わいでしょう。
 

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<麺> 自家製麺!つるっと滑りよく引き締まるモチモチ歯応えの卵麺!出汁を吸い込み素地の甘味がナイスな展開

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 2種類選べる麺の中で、今回は久しぶりに卵麺。あれ?こんなにうまかったっけか?。柔麺のイメージだったんですが、多加水っぽいモチモチ感がある上に、引き締まる感覚もあって、プツリプツリと千切れる感覚がナイスじゃないですか。しかも出汁を吸い取った後の旨味がしっかり伝わるし、玉葱を絡め込んだ時の複雑な歯応えで潰す感覚が実に快感!。しっかり素地の旨味を感じまして、かなり見直してしまいました。そうとわかれば、あとは海苔!メンマ!チャーシュー!と色々と巻き込んで遊びながら食らうのみ!。大盛は+110円でそこそこの値段ですが、それでもトータル560円!。細つけ麺でも通用しそうだ。大盛激しくオススメ!。
 

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<チャーシュー> 持ち上げると崩れんばかりの柔らか豚ばらロールのスライス!肉に甘味すら覚える円やかさ

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 個人的には、ミートスライサーが普及して薄切り肉の旨さが浸透したような気分。これ手切りだと相当な石川五右衛門。醤油系のタレにしっかり浸かった豚ばら肉。タレが浸透した脂身の部分が旨いが、スープが浸透した赤身も肉味と交わって旨いね。そしてその脂身と赤身が交わると最も旨い。肉全体に甘味すら覚える円やかさが、実にクラシカルで印象的です。チャーシューメンも実はかなりオススメ。全く胃袋に負担なくバクバクと食える感覚なので、いかがでしょう。
 

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<メンマ> 自家製?色合いより薄味で素材感あり食感柔らか!魚介系の下味が優しい旨味!

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 常連さんの中でも人気が高いのがメンマラーメン。メンマも自家製なんじゃないかと思い次第で、これも昔から慣れ親しんだ味わいながら、丁寧な作り込みを感じます。炒めよりも遥かに煮出し感が強いメンマで、醤油っぽい色合いがある一方で実は薄味系。素材感も味わえるし、スープを吸い込んだ後の一体感もまた旨し。本来ならビールとアテたいところですが、このご時世だからラーメントッピングで十分に堪能させていただきました。
 

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総じまして「何だかんだで落ち着く旨さ!ストレス抱える現代社会の安寧ノスタルジックな中華そば!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。結局こういうのがラーメン!中華そば!なんだよなぁ〜と言う原風景すら覚える旨さかと。とってもハートフルで入りやすい店ですから、懐かしさを味わいたくなったら激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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