ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5612】餃子の王将 武蔵境駅前店(東京・武蔵境)極王天津麺 + 餃子 + 鶏の唐揚げ 〜中華こそ食の大衆娯楽!格安で楽しむ点心の数々!そして天津麺!決して侮れず!

https://youtu.be/q5KA2glDE8U

我が懐かしの「餃子の王将」に久しぶりに行ってみた

 
 京都で生まれ育った昭和のオヤジな私。「餃子の王将」と「天下一品」が街の人気店だった頃から全国区になるまで、見続けてきたのかもしれません。天下一品のことを語り出すと、創業期の思い出まで語り始め止まらなくなるので、今回はスルーしますが、今回は「餃子の王将」が懐かしくなり、地元エリアの店へ突撃してみました。たまたま餃子無料券が余ってたので、期限が切れる前に使い切ってしまいたかったのですー。
 

 
 まぁ今ではすっかりファミレスに近い雰囲気になっておりますが、その昔の京都では店ごとに野趣な個性があり、チェーン店なのにまるで町中華連合みたいな雰囲気も醸し出しておりました。各店舗毎に強烈な限定メニューがあったりして、この辺り微妙に今でも引き継いでる店もありましょうか。当時は、友達の家に遊びに行った時のおやつに、時々この餃子の王将があったりしてとても身近な存在でした。そしてよく家族でも食いに行ったっけ。子供の頃は、王将行くたびウキウキしてたが、中高生、そして浪人生になってくると、単なる空腹を埋める食堂みたいに感じてました。とにかく安くてね・・・。
 

 
 また思い出深いのは、「皿洗いしたら食事代無料」ってなサービス。京都って学生が多く、昭和の後期でもそこそこ貧乏学生がいたので、皿洗いしたら食べさせてあげるよってなのが王将にはあった。平成の初期までは、確か細々と残ってたはず。ともかく、餃子の王将は、京都の街に実に溶け込んだ大衆中華食堂だったわけです。その安さなど有り難みも考えず、若い頃はそこそこディスってたのかもしれませんがー。
 

 
 
 
<餃子> 餃子1日100万個。食は万里を越える!?今や餃子は国民食なのだ!!

 
 その昔の関西ローカルCMで「食は王将にあり!豚肉1日7000キロ!卵1日5万個!鶏肉3000キロ!餃子1日100万個!食は万里を越える!」と言うコピーが流されておりました。今ではメジャーな餃子として関東にも広く展開してますが、今ではその何倍なのだろう・・・。
 

 

 
 オレは、少し前に餃子好きの間で流行った「酢とコショー」でタレを仕上げるのだが、酢をドバドバと小皿に垂らしてたら、隣の客から醤油タレと酢と間違っている人だと勘違いされ、醤油タレを目の前に差し出されたー・・・突然のことで対応に困ってしまいました。
 

 
 特別旨い!って感覚はなくとも結構旨い!そして格安!ってところが重要。適当なおつまみよりも安く、しかも腹にもたまるし、実は野菜が多くてヘルシー。麦酒にも白飯にも相性抜群で、無人島に持って行くなら餃子は必須かもしれません。まぁファクトリーメイド感は否めないが、やはり食えば満足。
 

 
 特徴を感じ取れないほど、定番の皮の厚さと肉野菜餡の仕上がり。あえて言うなら、皮と餡の隙間があり少しAiryな包み込み。ここに焼きで生まれる肉汁を受け止めるようで、噛み締めると汁が溢れるようには感じます。また焼き目はしっかりしているものの、それ以外は結構蒸し感が多めで、カリカリ感よりもふっくら感を重視したイメージです。
 

 
 
 
<鶏の唐揚げ> 実は人気メニュー?モモ肉じゃなくムネ肉!そして焼き塩で食らうのが関西王将流!

 
 鶏の唐揚げって通常は鶏モモ肉で、醤油系のタレに浸し下味処理して油で揚げるものですが・・・王将の唐揚げは「ムネ肉」であり「塩味」なのです。その塩味も当時は「焼き塩」と呼ばれ、胡椒と塩が中華鍋で焼かれたもの。この伝統が受け継がれていたのは実に嬉しい。マジックパウダーって小袋入りにはなってたけど。
 

 
 これが今は亡き親父が好きだった。ビールに合うからなのでしょうかね。まるで片栗粉をまぶしたような薄ら&カリカリ状態の揚げっぷりが好き。脂ギッシュじゃないところが絶妙にすら覚えます。ムネ肉は、繊維質が解けるように避け、そしてあっさり系の滋味が広がる。大胆な塩気とコショーに多めに絡め味わいます。ちょっと他のトリカラとは違う感覚だから、これは激しくオススメですぞ!。
 

 
 
 
<全体> 使用する玉子は2倍の天津麺!緩めで淡い醤油ダレに浮かぶふわトロ玉子が溶けいる!

 
 フツーに天津麺ってメニューがありますが、極王天津麺ってのがあったので今回はこれをチョイス。極王の方が特別?って気もするが価格は双方同じなのが不思議です。昔、京都にいた頃は、滅多に王将で麺類を食うことはなかったのだけど、今となっては不思議な感覚?。
 

 
 天津麺って、関西では「塩味」が基本なのだけど、今や文化が交流同化しつつあるので、こんなこと言うのも偏見ですね。それでも醤油餡掛けでもあっさり系なのでとても関西オリジンな私には馴染みやすい。また玉子が倍投入みたいな触れ込みあって、通常の天津麺のように玉子を炒めてまとめることなく、醤油餡に玉子を溶かすような展開も中々面白いじゃないですか。
 

 
 
 
<玉子炒め> ふわトロ感絶妙!玉子だけのシンプルな味わいが存分に楽しめる!

 
 オープンキッチンなので動作がわかるのですが、当然のように天津玉子は注文の都度調理です。天津麺って結構どこで食っても高めなのですが、こおで価格安めなのが嬉しい。
 

 
 ネギやキクラゲは玉子に溶かさないのがこちらの天津流儀らしい。なればこそ玉子オンリーの勝負どころなのでしょうが、これが実に、ふわトロ感絶妙!玉子だけのシンプルな味わいが存分に楽しめる!
 

 
 ちなみに海老とキクラゲはご挨拶程度のトッピングです。まぁ・・・この価格設定なのだし、玉子倍増なのだから致し方ないかと。
 

 
 
 
<出汁> あっさり醤油出汁に更にあっさりな餡掛けが蕩けて染みる一体感!玉子の優しいコクも溶ける!

 
 あゝ・・・とても優しい味わい。ベースの出汁は、ラーメンと共通でしょうが、意外とそのあっさり加減が良いじゃないか。チェーン店だからと穿った見方をしていたのかもしれません。でもきっと味のボディーが薄いと思ってたんですが、想定外に天津麺ならではの餡掛けが溶けて混じって味わい深い。
 

 
 また玉子の優しさも感じます。天津麺ならではの展開?。玉子の動物系タンパク質ならではの、コクを溶かすようじゃないですか!。またカニかまが解けて混じる展開なのもいい感じ!。
 

 
 
 
<麺> チュルピチッ!と感じる潰しこみライトで滑らかな腰つき!餡掛けを纏ってズボッと啜る!

 
 天津麺だと滑らかさが一番大切。一般的ではあるが、潰し込みが低くて加水は中程度で、風合いなんかよりツルッとした地肌のストレート細麺が相性よしです。チュルピチッ!と感じる潰しこみライトで滑らかな腰つき!餡掛けを纏ってズボッと啜る!それが快感!。
 

 
 もうこうなったら玉子炒めと絡めて食らい倒します。ふわっとした玉子炒めを割って、大胆に麺に絡めつかせて一気に食らう楽しみ!。
 

 
 
 
総じまして「中華こそ食の大衆娯楽!格安で楽しむ点心の数々!そして天津麺!決して侮れず!」

 
 ・・・と言う感動!。こんだけ広く店展開してて満足感与えてくれるのは素晴らしいと改めて感心です。格安で満足に食える「餃子の王将」が街にあるだけで何かホッとする気持ちになるかも?。今後休日昼酒で利用してみたいかなと思っているところです。メジャーな大衆中華店でがっつり食らうのも痛快!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつもの様に締めたいと思います!。 
 
 


 
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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