最近妙に気になるお店!雰囲気が落ち着くのだわ!
最近になって妙に再評価というか、通いたくなる気分にさせるのが「たきたろう」さん。三鷹駅南口も人気店がある中でしばらくスルーしていたのですが、先日久しぶりに再訪問してからハマってます。
とにかく拉麺も奇を衒わず丁寧で美味いが、何となくその店箱の雰囲気と過ごしやすさが気に入ってる。今回は常連の「中華そば みたか」さんの定休日にサクッと訪問してみましたー。塩狙いで。
<アサヒスーパードライ> 眩しいほどの冬晴れ!寒さ忘れて屋内で痛快淡麗辛口冷え冷え麦酒!旨さが沁みる!
晴れ渡った青空だが空気は冷たい。そんな寒さを避けるように落ち着いた店の雰囲気で味わう麦酒が最高です。
やっぱりスーパードライの最初のひと口痛快さは世界一?。夏場は最強に感じますが冬場でも同じく響きます。相変わらずグラスがピカピカ!。これだけでも気分が高まる上に、キンキンに冷えた麦酒の温度で、透明感が薄らと曇る様子が見ていて興奮。気分を高めるってもんです。
<全体> 出汁の穏やかさと安寧感が深々と滲みでるハートフルな麺顔!実に丁寧な作り込み感じる!
インパクトを感じないものの、質実とした作り込みというか丁寧さを感じる麺顔がいいね。新しくないが古くもない?穏やかさと安寧感が深々と滲みでるハートフルな麺顔!。温かみを感じる様相です。
薄く霞む出汁はエキスの深さを物語り、重なる肉はボリューミーだが圧迫を感じさせないのが、この歳になるとほっこりします。ツルツルした味玉の表面が美しいばかりでなく、青菜が全体に色合いを添えるか・・・。そして雄々しい一枚海苔の存在感も素敵です。
<出汁> 塩と魚介が主張するも円やかで尖らず!鶏豚と魚介の他に薬味を感じるカオスな旨さ!
こちらの出汁は、塩気に溶ける魚介の深みと言いましょうか・・・。決して塩っぺーな感じじゃなく、塩味が旨味を引っ張ってるような展開。それでいて実に味わいのエッジングが円やかです。きっと魚介の溶け込みがしっかりしてるためと思われますが、その魚介も節系を中心とした溶け込みに、煮干しの甘味と溶けている様子。そこに乾物系が溶け込みます。
以前は生姜のような滋味も感じたのですが、煮干しが深みありつつあっさりもした感じで実に趣深い味わい。煮干は濃ゆいようでそうでない。ううう・・・香ばしさが深いという感覚か?。煎り煮干しの煮出しって感覚です。そして当然ながら鶏豚の旨味が実に芳醇と広がり下支えも実にしっかり!。スープ表層でキラキラ光り漂うエキス感がそれを如実に証明しております。
<麺> 素地の風合いも塩出汁にマッチ!スリムな平型中太直麺?外固なニュアンスでクッシリ歯切れる感覚!
少しグラマスなストレート麺で、仄かにクッシリした感覚。加水は中程度で歯応えです。その素地の風合いも楽しめる感覚で、じわじわと塩出汁ににれて染み入るグラデーション部分が実にうまい。
微妙に平型な麺のフォルム。見た目以上に、舌触りは喉越しにエッジを感じるのです。素直に出汁との相性が良くてうまい!。そのままつけ麺にも流用すると思われます。こんなことなら大盛にしておくべきでしたわー。
<チャーシュー> 滋味深い赤身本来の味わい!そしてふかふか食感!脂は蕩けて甘味放出!
赤身と脂身の優しい色合いが実に旨そうな豚肩ロース。タレの味わいが見た目以上に全体的に染みており、赤身本来の肉味とすごく調和して旨し!。ビールとの相性最適と思われます。
食感は実にふかふかでスポンジの如し。なので一旦出汁に沈めて吸わせます。脂身はすっかり甘く感じさせる仕上がりで、塩出汁に濡れて更に甘味をアップ!。
<他具材> サクサクとライトな歯応えと味わいを楽しませるメンマ!あるだけで嬉しい青菜の存在!
オーディナリーなメンマだが、そのサクサクポリポリとした歯応えがリズミカルで楽しいです。
全体にインパクトを与える存在ではないが、ないと寂しい。やっぱり青菜の色合いがあると麺顔全体が生き生きと感じられます。ほうれん草らしい甘味に塩出汁が混じる旨さは想像しやすいかと。また、
総じまして「質実で丁寧な作り込み!味は柔らかほっこり感覚!三鷹のハートフル塩そば!」
・・・と言う感動の嵐!。新しくもなく古くもなく感じる一方で、実に真摯な作り込みを感じる一杯。ほっこりさと温かみを感じる旨さがいいね。隠れ気味にこんないい店あるとは、三鷹エリアも中々奥深い。地元拉麺ファンだけに限らず激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!