ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4573】 中華蕎麦 きみのあーる (東京・江戸川橋) 特製 冷製・塩 麺大盛り + チャーシュー + ノンアルコールビール 〜和洋折衷!和魂洋才!暑さに嬉しいオリジナリティ感溢れる冷やし麺!この夏いかが?

神楽坂の名店が江戸川橋へ!二代目としてめでたく復活!
 日頃ご懇意にしていただいてるレビュアーさんから、あの中華蕎麦きみのが江戸川橋で復活との情報をいただく!。都心への外出から在宅ワークへの切り替え途中で、早速訪問させていただきました!。正確には、神楽坂の御店主じゃなく二代目に当たる方が引き継いでの開業復活とのこと。いずれにしてもめでたいめでたい!。露出度が上がると混むと思われ、その前に行っておきたかった次第です。
 

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 それにしても・・・もう本格的に暑いね。これまで在宅ワークがメインになって、相当体力自体も落ち込んでいると思われ、暑さに抵抗力が無くなってるのかも。本来なら、初訪問一杯目は定番の「塩」でいっておきたかったのですが・・・暑さに負けて、冷やし系から食させてもらいましょう。
 
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<ノンアル麦酒> サッポロ PREMIUM ALCOHOL FREE!気分だけでも開店乾杯!

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 もう喉が乾いたから、何かシュワシュワとしたものが欲しかった!。ここは移動途中とはいえノンアルコールビールを飲むしかない!。言い訳としては、開店祝い気分を高める!という感じで、サッポロのPREMIUM ALCOHOL FREE を頂きます。
 

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 うん・・・もう少し冷えてたらいいのだが、まぁ問題なし。最近、ノンアルビールが飲みなれたのもあって、なかなかフツーに楽しめましたよ。アサヒの「ドライゼロ」、キリンの「零ICHI」などはお手本となるビールがあるので個性的である一方、PREMIUM ALCOHOL FREE は、サッポロのオリジナリティを一番感じるノンアル系ですね。黒ラベルとも似てないし。個人的には、3ブランドの中ではパンチが低いが、甘味が一番ナチュラルかもしれない。カロリーゼロじゃないんだね。後味に微かに残る後味に人工的な甘味が残ったり、また金属的な苦味がいつまでも残らないのが、いい感じみたい。いつもなら、ノンアルは最後の一口が持て余し気味になるところですが、最後まで気持ちよく飲み干せましたよ。ちょっと休肝日対策で、これ買ってストックしておこうかしら・・・とちょっとマジで考えてしまいました。
 

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<全体> 和風が漂いつつ存分に明るいイタリアンの風?パスタのようでもやっぱり風合いは中華蕎麦!?

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 実は、道中あまりにも暑かったので、冷やしを選ぶのは予定調和だったんですよ。でも、神楽坂の記憶から、「ざる」狙いだったのですが、再開した店ではメニュー落してるですね・・・。ま、気を取り直して食券渡して配膳を受けたのがこの麺顔です。
 

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 おおお!生ハムが盛り上がる!こんなだったんだ「きみの」の冷やしって!。和風な展開イメージだったので、オリーブ油が香味に使われてたり、プチトマトがトッピングされたり、チャーシューじゃなくて生ハムが使われてるのは意外でした(不勉強ともいう?)。サラダ菜まであしらわれて、まるでイタリアン冷やし拉麺じゃないか。しかし、その割には海苔が大判肉厚で雄々しいし、麺はパスタ感覚が全くなく、風流な全粒の欠片が見とれて、全体的には和風感覚もしっかり残っている。また味玉が乗ると、やっぱり味玉拉麺って感覚も受けますね。こりゃ涼しげな和洋折衷麺?和魂洋才麺?。
 

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<スープ> 洋風な出だし!ゆっくり感じる和風の広がり!和洋折衷?和魂洋才?不思議な旨さ!

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 全体的に味わうと、前半と後半ではイメージが違ったのが意外というか楽しかった・・・。 
 
鶏エキスにオリーブの香味!軽いスパイス!トマトの甘味!初動は微かに洋風感覚!

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 やはりオリーブ油って存在感あります。馴染みの少し青さを感じる濃厚なコクと、ほんのりとスパイスが滲みた味わいだけで、一気に気分はイタリアンですよ。またプチトマトの甘味もオリーブ油と相性が良いため、余計にそう感じさせるかも。しかし一番そう感じさせるのは、仄かな鶏エキスの存在。鶏とスパイスとオリーブ油の相性がかなり優先されるような味わい。この序盤の時点では洋風冷やしかぁーなんて食べ続ける流れです。
 
 
中盤から円やかな塩ダレ輪郭!煮干&節の甘味と昆布等乾物滋味が広がる和風感覚!

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 ところが味になれてくると、明るい味わいだけでなく、深くて隠れていた滋味もじわじわと感じ始めます。つまりベースの和出汁。煮干し・節系をベースとした甘味がじわじわと広がります。魚介系!とアピールしすぎることはないのですが、香味野菜の甘味とも混じって優しくなってるためかも・・・。そして、じわじわとさらに感じるのは他の乾物類の滋味深さ。昆布とか・・・椎茸とか(椎茸は不明)。中盤から盛り返してくる、淡麗和風な出汁感がいいね!。冷たすぎると感じにくくなる味わいなので、冷えた温度感も良かったのかもしれません。
 
 

 

 
 
<麺> 三河屋製麺!麺は純和風!オリーブに絡みながら和出汁が染み入り確かな風味と甘味を伝える!

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 冷製パスタ感覚が薄いのは、麺の風合いが純和風だから。少しだけ加水の高さを感じるストレート麺。既述の通り、全粒が打ち込まれた風貌は、神楽坂時代とそのままです(確か・・・)。
 
 
程よい全粒の打ち込みの風味感!白地の粉の甘味!オリーブに負けない素地の旨味!

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 パスタは強力粉、拉麺は薄力粉が基本。強力粉を使う拉麺も現代は多くあるけど。実に風味を感じるのでした。冷水で冷やされると余計に風合いを感じるものですが、やっぱり全粒含みの風合いは、中華蕎麦って感覚を色こく伝えます。啜る喉越しも蕎麦って感覚でいい感じ!。また噛み締めると素地の甘味がしっかり感じ取れて、それが安寧を感じる旨さです。プツプツとした小気味良い歯切れと、クチリと奥歯で潰す歯応えも快感!
 
 
和の風味と甘味を生ハムを絡めて味わう!凝縮した豚の旨味が麺に染みる旨さ!

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 和の風味が高い麺は、やっぱり海苔を合わせたくなる!。毎度ながら性懲りも無く、遠慮も無く、存分に巻かせて頂きました。麺の素地の風合いと、海苔の乾いた磯風味が実にマッチして楽しめます!
 

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 しかし今回はそれに飽き足らず、生ハムも巻いてみます。これが通常のチャーシューとは比較にならんほどピッタリと麺に貼り付き、また柔らかさが極上なので麺の歯応えに激しくマッチしますよ!。下味の塩気と脂身の味が麺に絡みまくる旨さ!。今回はちょっとこの感覚にノックアウトされた気分でした(笑)。
 

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<生ハム> 大胆な山盛りが嬉し過ぎる!塩漬け熟成の濃厚さと絡んで蕩ける旨さ!出汁に合う!

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 生肉じゃないのであしからずー。豚の肩ロースを塩漬けにして加熱せずに熟成させた肉ですよね。熟成期間によって、仕上がり方が随分と違う気がします。なので理論的には肉味が一番濃ゆくてダイレクトに感じる旨さ!。
 

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 麺にも合いますが、何気に出汁に浸したり泳がせたりして食らうのも旨しです。微妙に乾物の旨味が混じるので、味が優しくなるイメージ。サラダ菜と合わせ、トマトと少しばかりの麺を添えると旨しです。それにしても・・・生ハムが冷やしラーメンにこんなに合うとは、知ってるようで知らなかったわー。
 

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<チャーシュー> 王道で丁寧な作り込み!赤身は肉味円やかで脂身は口の中で蕩ける柔らかさと甘さ!

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 開店日は記念サービスで、好きなトッピングを追加してくれるとのこと。特製にしてしまったから、一通り揃ってるんだけど、どうせなら肉!と思ってチャーシュー追加です。生ハムが乗ると知らなかったので、肉がカブらなくてラッキー。
 

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 一見フツーに見える、定番の豚バラ肉スライス!。へへへ・・・絶品でした。少し温もりがあったため、温めてから乗せたのか?。脂身の塊部分が口の中で一気に蕩けるように、旨さが広がりました!。下味のタレの風合いもしっかり浸透し、思わずすぐに冷酒を流し込みたくなる感覚!。周囲の焦げた部分もまた風味として効果的で、こりゃチャーシュー丼にも激しく期待ですよ!。もちろん赤身も脂身の甘味と肉味が一体化して旨し!。ご飯を欲する旨さ!。
 

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<味玉にハズレなし!> 塩気と言うより少し濃ゆめの出汁の浸透!白身は風味よく卵黄はフレッシュなまま甘味を伝える旨さ!

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 冷たい中で、しっかりとした味付けが好印象。少し濃いめな味付けと感じましたが、決して塩気が強いという感じではありません。乾物?出汁の成分が濃ゆいという感覚で、サラッと浸透した白身でさえ味わい深く感じるかも。そしてふわっとした仕上がりもいい感じでした。
 

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 また卵黄は少し緩めで、ジュレ部分とトロミ部分を多くのこす感じ。出汁が浸透して熟したような濃ゆい甘味じゃなく、卵黄本来の旨さ風合いをしっかり残した味わいです。出汁も感じるが軽く染まる?染め抜いてないイメージで、ナチュラルな旨さ。100円なら追加すべしかと!。
 

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総じまして「和洋折衷!和魂洋才!暑さに嬉しいオリジナリティ感溢れる冷やし麺!この夏いかが?」

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 ・・・と言う感動の嵐!。新規開店日早々から、メニューフルラインアップというのも素晴らしいところで、早く緊急事態宣言が解除され酒と共に味わいたい店!。これまでの神楽坂時代のファンに加え、江戸川橋でもファンを獲得して根付いて欲しい次第です。神楽坂から歩ける距離だし、有楽町線で池袋と飯田橋の中間だから、都内移動するついでに便利!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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