ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5128】メンドコロkinari(東京・東中野)Ramen 山椒白醤油 + 鴨胸肉 + サッポロラガービール赤星 + 日本酒八海山 〜淡麗で柔らかい白出汁!広がる和山椒の上品な華やさ!崇高白醤油そば!

酒と拉麺が揃ってる!

 
 ここ三日間ほど、忙しくて実は拉麺食えてない。そんな感じで迎えた土曜日!。午前中にちゃちゃっと課題をテキトーにこなして(だからダメなんだよなオレ)、突撃したのが「メンドコロkinari@東中野」さんです。へへへ・・・ここはビールが2種、冷酒が2種揃ってる!。そして拉麺のバリエーションもあって限定メニューもあったりするので、酒好きラーメンヲタクとしては、実に好都合なのですわ!。
 

 
 実は、冬の限定の「赤味噌」を狙っての訪問でしたが、立春過ぎたとあってか提供終了でございました(号泣)。なのでレギュラーで一番お気に入りの「山椒白醤油」チョイス。実は和山椒の拉麺って、一時期すごくハマっておりまして、一時期こんな感じで拙ブログにまとめたことあります。ご参考まで。
 

 

 
 
<サッポロ赤星> 図太い苦味と仄かな清涼感!後口にふわっと過ぎる甘味?いつもの安定感がナイス!

 
 結局「赤味噌」を食えずとも、予定調和でいつものサッポロ赤星でございます。あゝ小ぶりのグラスがいい感じ!赤星の中瓶に良く似合うわ!。泡立ちもろとも喉に流し込むのが楽しいわけで、最後まで泡立ちを味わう。ビールの泡が好きと言う方なら共感いただけるかも。また一口で飲みきり空ける痛快さも楽しめて、自宅でもわざわざ小さいグラスでビールを嗜む私です。
 
 

 

 
<鴨胸肉> 肉は野趣と滋味が凝縮するような旨味!皮の焦げ目が香ばしく脂身の濃厚な甘味!

 
 やっぱ鴨肉が絶品!部位は鴨ロースで鶏系だから胸肉に当たるわけです。王道の皮の部分の焦げ目が見事で、見ただけで脂の甘味と香りを感じてしまうほどのアピール感覚。口の中に入れると溶ける広がりが見事!。焦げの香ばしさが混じる脂の甘味が実に濃密で旨さが分厚いと言う感覚です。
 

 
 あゝ明らかに鶏の脂よりは分厚く感じる旨味。更に赤身が野趣と滋味が溢れる旨さです。噛み締めると鴨肉本来の味わいが、下味とともに滲み溢れる!。そこに脂身の甘みも加わりますから、鴨旨味の洪水状態です!。嗚呼・・・幸せ。その瞬間に淡麗辛口の八海山を流し込み、舌を洗う楽しさよ。週末の幸せって感じですね!。
 

 

 

 

 
<清酒八海山> つまみの味わいにも見事にフィットする味わい!淡麗でスッキリな飲み口の辛口定番酒!


 
 あゝ・・・これも心惹きつける酒ですわ。普通酒なんだが、キレと味わいを感じるのはさすが!。淡麗辛口の鋭さと分厚い旨味が格別なのです。つまみや濃厚な料理の味わいをマスキングせずに、クリアに洗い流してくれるし、後味や余韻がナイス!。
 

 
 ここで、サービスお通しの浅利の佃煮をいただこう!少し甘い後味に、微かなアルコールの刺激と浸透に冷酒の旨味も感じるようで楽しい瞬間です。そうすると益々つまみの甘みが欲しくなるわけで、またアサリの佃煮に手が伸びる。佃煮の少し甘い味わいでまた酒の感覚はリセット。そしたらまた酒が欲しくなるわけで・・・そんなことをループすることに永遠を感じます。
 

 
 そんなことを繰り返していると、ご店主から思いがけないサービス提供あり!。切れ端なのか?ブロックカットの鴨肉をいただきましたわ!。しばらく訪問の間が空いたのですが、どうも顔バレの予感?。ありがとうございます!今年はもうちょっと訪問頻度が上がりそう!。
 

 

 
 
<全体> 散らばる山椒!琥珀色の白出汁に溶ける芳醇な地鶏の脂!上品かつ艶かしい低温調理の肉迫力!


 
 ううっ!まさに上品さを感じさせる麺顔!いわゆる「白出汁」の風合いが全面に広がります。その風合いがスープの琥珀色を見ていると伝わり、その色合いが実に上品!。その一方で中央に鎮座する低温調理の落ち着いた熱感ある肉質が見事!。ありありと伝わります。
 

 
 ははは!デフォルトでも大振りのメンマが2本もあって嬉しいね!充実さもありあり!。三つ葉と青菜の明るい緑色が、肉のピンク色ともよく映えます。肉のピンクには和山椒が散らされており、まさに見栄えも一体感って感じ!。
 
 


 

 
 
<スープ> カエシの輪郭に甘味を感じる淑やかな味わい!白出汁と鶏コクの円やかさに痺れない和山椒の余韻!

 


 

 酒がまわった舌で味わうのを申し訳なく思うほど上質!。その味わいは、「白出汁」「鶏コク」「和山椒」の一体感と言えましょう。まず白出汁は、実に上品で円やか。カエシと言うより甘味を感じるような仕上がりで、和食感すら覚えるイメージ。まさに上品。甘みには上品な魚介系の甘味を感じるようで、まさに和出汁って風合い!。
 

 
 そしてコク深く明るい味もありなむか?。ナチュラルに鶏エキスが溶けているって感覚で、これにより食べ応えも感じる仕上がりです。鶏油のような濃密さはなく、サラサラした鶏清湯って感覚。白醤油!白出汁!と混じり合って味の円やかさが一気に広がります!。
 

 
 そして忘れてはいけない和山椒。ぶどう山椒と想像です。実を配膳前の仕上げで挽いたような色合い。それが緑色に感じられます。この山椒が実に和風で、痺れる感覚がとても低く、それでも清涼感をしっかり伝わる様子。全体を一気に華やかと感じさせる味わいです。全体の華やな味わい広がりが素晴らしき哉!。
 
 


 

 
 
<麺> 漆喰のようにきめ細かい地肌の美しさ!出汁を吸ってからの甘味を感じる旨さ!


 
 凛々しストレートなフォルムが印象的!。少しエッジが感じられるので麺線も美しく感じられます。プツプツとした歯切れに淡い引き締まりを感じますが、芯はない仕上げで出汁を吸い込むのが得意そうです。地肌が漆喰のようにきめ細かくてすべすべ。口もとのタッチや、舌触り、喉奥を駆け抜けるシルエットなど、実に滑らかで啜ること自体が楽しく思えるほど!。
 

 
 また麺と麺とが寄り添い易く故に品やか!。更に出汁を吸い込み、出汁の持ち上げるのも得意です。レンゲを使うと汁と一体化した旨さが十分すぎるほど味わえます。出汁と一体化した炭水化物の旨さは、甘味とすら感じる味わいで食欲をそそる!。啜った後の余韻には和山椒の清涼感も駆け抜ける感覚がナイス!。
 
 


 

 
 
<低温調理の豚肩ロース> 差しが多めな脂身は蕩けて甘し!微かな下味で赤身は肉本来の味!


 
 大判で麺顔での存在感も大きめ!!脂身が多く差しているのが印象的です。赤身はみるみるうちに出汁の熱で変色してゆくので、さっさと味わい始めます。肉本来の味わいが深い!
 

 

 

 また出汁が浸透して少し変色してからも、出汁の旨味がいい感じで調和します。脂身はゆっくりとスープ熱で蕩け、熱を帯びて、同時に甘味も比例して味わいアップします。赤身と一緒に食らうと赤身の滋味も交わって旨しです。
 

 

 
 
<鶏胸肉のコンフィ> 肉の淡白な滋味が出汁を吸ってジューシーかつ芳醇な旨さ!


 
 鶏胸肉は、実に綺麗に白身がかった色合いで、ふかふかな食感。下味の旨さに白出汁の旨さを十分に吸い込んでいるので、スポンジか化粧パフのように、汁を含んでジューシーです。噛み締めると、淡白な滋味が出汁を吸って芳醇な旨さが吐き出されるのがナイス!。
 
 


 

 
 
<具材> 大盤振る舞い!大きく柔らかい穂先メンマが2本!優しい素材の旨味に出汁の風合い見事!


 
 デフォルトで、これだけ大きく長く太い穂先メンマが2本もあれば本望でしょう。繊維質も大きく感じますが、実に柔らかい歯切れが好印象。ここにも白出汁の旨さが深く浸透しており、素材感も味わえて旨しです。麺に絡ませて食らっても旨いでしょう。あと青菜も白出汁含むと、格好の箸休めとして機能しますし、三つ葉の清涼感も出汁にアクセントを生んで、いい気分転換になります。
 

 

 
 
総じまして「淡麗で柔らかい白出汁!広がる和山椒の上品な華やさ!崇高白醤油そば!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。個人的にはこの店王道の定番メニューと感じる完成度です。個人的には和山椒拉麺は、現代の和風拉麺を代表する存在感になるやもと妄想が止まりません。痺れずに清涼感華やかな味わい!。落ち着いて味わう?優しい旨さを味わいたい?だったら激しくオススメ!!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!。

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