ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4896】メンドコロKonari(東京・東中野)Ra-men 山椒 白醤油 + 味玉 + 鴨胸肉 + 清酒 八海山 + サッポロラガービール 赤星 中瓶 〜白出汁染み入る柔らかい淡麗感!和山椒の上品な華やさ!崇高白醤油そば!

2022GW初日は酒麺三昧!東中野のここだ!
 全く・・・今年のGWは、明けた後の仕事の準備と、次にまた個人的に狙ってる国家資格のお勉強があって身動きが取れません。拉麺もこれほど食わなくなったのは実に15年ぶり?。なので遅ればせながらのレビューアップでございます。てなわけで、今更ながら2022GW初日は酒麺三昧!東中野のここ「メンドコロkinari@東中野」!。
 

 
 
 
<酒1> サッポロ赤星!オヤジ世代に深く愛されるブランド!麦酒の原点回帰的な本格的な苦味と軽やかさ!令和に伝わる昭和の旨さ!

 昼の部閉店間際に押しかけたので、少々手早く飲み食いしたんだが、あゝやっぱり身に沁みる旨さ!。疲れてるからなおのことです。ズドンと感じるビール酵母の風合い、苦味走るインパクトの後に広がる軽やかな甘味。思わず唸りますが、隣のお姉さん客には薄気味悪く感じられたことでしょうが、あしからず。オヤジのささやかな楽しみなので・・・。
 

 
 
<酒2> 清酒 八海山!程よい冷たさに染みる辛口切れ味!じわじわと広がる甘味!食を進ませる淡麗ぶりがナイス!

 
 どんどんいくぜ!次は冷酒!。あまり時間がないのでビールと同時に出てきました。やっぱり好きだね八海山。日常酒のランクとは言え、辛口感がイイね!。程よい冷たさにじわじわと広がる甘味!食を進ませる淡麗ぶりがナイス!
 

 
 
 
<アテ> 鴨胸肉!炙りと皮焦がしの香ばしさ!溶け出す手前の脂身甘さ!赤身本来の肉味に染み入る旨さ!

 
 いわゆる鴨ロース。しっかり脂の部分に炙りが入っており焦げ目が香ばしい。そして脂身は分厚い甘味を感じさせ、舌の上で蕩けます。その上に野趣を感じる肉身部分を味わうが、図太い旨味がたまらん。これを酒で洗い流す余韻もまた楽しく、ぐいぐいと酒を進ませます。もうここに来たら必ずこれを食らうと決めております。激しくオススメ!。
 

 
 
 
<全体>整う姿は和風モダンな中華そば!今風に艶かしい低温調理肉!出汁は明るく煌びやか!崇高白醤油感覚!

 
 とても上品さを感じさせる麺顔!白出汁の風合いに出汁の琥珀色が優しく伝わってきます。一方で中央に鎮座する低温調理の肉艶かしさがありあり!。
 

 
 大振りのメンマと青菜も何気に主張してます。三つ葉と青菜の明るい緑色が、肉のピンク色の配色もナイス!肉には和山椒が散らされており見栄えは、和風モダンと感じます。
 

 
 
 
<スープ> 軽やかなれど味わいしっかり!華やぐ和山椒のフレッシュさが和風白醤油出汁に染み入るモダンな旨さの展開!

 
 白醤油が、淡麗な鶏出汁と和山椒に広がりを見せるよう。一体感が素晴らしいです。その白出汁感覚には、実に上品で円やか。カエシと言うより甘味を感じるような仕上がりで、和食感すら覚えるかと。甘みには上品な魚介系の甘味を感じるようで、まさに煮干というより節系の和出汁を感じます。一方で、ナチュラルに鶏エキスが溶けており、食べ応えもあり。決して鶏油のような濃密さはなく、サラサラした鶏清湯です。
 

 
 そしてぶどう山椒の粗挽きがいいね。この山椒が実に和風。清涼感をしっかり伝え全体を一気に華やかと感じさせます。少し実山椒があらかじめ溶けているのでは?と思うほどの出汁感覚。全体の華やな味わい広がりが素晴らしい!。
 

 
 
 
<麺> 出汁をじわじわと吸い込みながら仄かに甘味を伝えるストレート細麺!まさに上品な旨さ!

 
 いつも麺では感覚がぶれてしまう私でして、ここでは加水はやや低めに感じたり、緩やかに感じたりマチマチ。だがパツパツ系とは少し遠い感覚。クシクシとした歯切れ感だが、乾いた感覚はなくむしろしっとりとした素地の風合いがナイスです。噛み締めると素直な甘味すら感じ!。
 

 
 そこに出汁がゆっくりと浸透すると、複雑な滋味も効果的で、炭水化物らしい甘味と一体化する旨さが生まれる様子。汁の抜けがあるようでも、麺がまとまって出汁を持ち上げるようで、するするとライトに啜り食えるのが上品です。閉店間際でなかったら、和え玉もいってしまおうか!と言う流れなんですが・・・次回に取っときましょう。
 

 
 
 
<チャーシュー> 王道の低温調理種!豚肩ロースと鶏胸肉!絶妙なレア感が出汁の熱と旨味にほてり出す旨さの展開!

 
 豚肩ロース肉は、大判で麺顔での存在感も大きめ。脂身が多く差しているのが印象的です。淡い下味が肉本来の味わいが深い!。また出汁が浸透して少し変色してからも、出汁の旨味がいい感じで調和します。脂身はゆっくりとスープ熱で蕩けてゆくイメージ。熱を帯びると少し透明感が増して、歯応えも蕩けるようです。
 

 
 次に鶏胸肉。これは、実に綺麗に白身がかった色合いで、ふかふかな食感。下味の旨さに白出汁の旨さを十分に吸い込んでいるので、スポンジか化粧パフのように、汁を含んでジューシーです。噛み締めると、淡白な滋味が出汁を吸って芳醇な旨さが吐き出されるのがナイス!。
 

 
 
 
<メンマ&青菜> 淡いコリコリ歯応え穂先メンマ!緩くクタクタ感が和む青菜!和山椒と白出汁が染みて旨し!

 
 穂先メンマの実に柔らかい歯切れが好印象。ここにも白出汁の旨さが深く浸透しており、素材感も味わえて旨しです。麺に絡ませて食らっても旨いでしょう。あと青菜も白出汁含むと、格好の箸休めとして機能しますし、三つ葉の清涼感も出汁にアクセントを生んで、いい気分転換になります。そしてたった少しでも青菜があるのが実に嬉しい。見栄えのアクセントだけでなく、あるだけでほっこりさせるし、クタる寸前の柔らかさは、汁系の中に浮かぶと吸い込んで旨し!。
 

 
 
 
<味玉> 白身も味わい十分!トロトロ黄身は卵本来の旨味に白出汁の深い余韻あり!

 
 柔らかい仕上がりで、白身には淡い弾力感!そして卵黄はトロトロ状態!。味わいとしては塩気というより白出汁感が深く浸透したというようで、白身だけでも味わい深し。上品な出汁がそのまま感じられるようです。
 

 
 卵黄は、周囲はジュレ状態ですが、多くはトロトロなトロミでスープに溶けるかと思うほど。卵黄のナチュラルな本来の旨味と、白出汁の味わいが見事に深く調和しており、薄らとマチュアな甘味を感じます。注意しながら出汁を注ぎ入れて食らうと、更に出汁の旨味が滲んで旨し!。
 

 
 
 
総じまして「白出汁染み入る柔らかい淡麗感!和山椒の上品な華やさ!崇高白醤油そば!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。個人的にはこの店王道の定番メニューと感じる完成度です。華やかな和風拉麺と言う感覚で、しっとり旨さを味わいたいなら激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!。
 

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