ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4307】 中華そば 向日葵 (東京・三鷹) 特製中華そば 醤油 大盛り 〜駅から歩いてでも食いたし!ハートフルなほっこり空間でしみじみ味わう崇高淡麗醤油そば!

一年中夏の向日葵のようにハートフルな明るさ

 

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 春先は期間限定で2号店がオープンしたりと、コロナに負けずご活発なお店。開店当初は、女性店主が育児しながらの営業ということで、応援気分だったのですが、すっかり逞しいお店となりました。ラーメンデータベースで、三鷹市通算ランキング2位ですからご立派。しかも、初心忘るべからずでして、いつ訪問してもハートフルで丁寧な接客は見事。割とてくてく駅から歩くロケーションなので、入店するとほっこりさえてくれ疲れも忘れるって感じです。まさに、一年中夏の向日葵のようにハートフルな明るさ。
 
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 目の前に、以前は「日本無線」というデカい会社があったのですが、移転してしまい客足心配してたのですが、お昼時となれば平日でもなかなかの行列発生。人気と存在感は確立って感じですね。本当は週末に訪問し、サッポロ赤星と合わせたかったのですが、運動不足もあって平日にウォーキングがてらに訪問した次第。
 

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 旨いだけじゃなく居心地の良さが人気の秘密。奥にテーブル席があり、そこにはよく小さいお子様連れの家族が入ることが多い。子育てしながらの女性店主ならではの心遣いもありなむかと。また杖をついたご老人も客に混じる。お子様サイズの小さいラーメンもご準備などと、細かいサービスが活きております。
 

 

 
 
<全体> 年々美しさと肉迫力を増す?名店の風格すら思う豪華淡麗醤油そば!

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 今回は「特製中華そば 醤油」。メニュー制覇してたつもりでしたが、この設定だけ未食でしたので、ただそれだけの理由。そして旨いの分かってるから、欲望を抑えきれず「大盛」。嗚呼・・・遠くからウォーキングしてきた意味が無いね(苦笑)。へへへ・・・分かっていても止められない。そんな麺顔はこんな感じです!。
 

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 おおお!ハートフル!ゴージャス!更にビューティホー!数年前くらいから麺顔が格段にゴージャスになった気がするのは私だけ?。気になって過去の画像メモと見比べるとアイテム的には遜色ない感じだが、定点観測している身としては、乗りにのってる?脂がのってきた?ような感覚あり。単に具材の並びが整っただけでなく、スープや具材の質感とか、一体感がアップ??。ティピカルな鶏醤系のスープにしても、柔らかいエキス感が濃ゆい感じだし、麺線は明らかに整ってるよ。決定的なのは肉の迫力がアップしてるという点。三鷹駅前に競合ひしめく中で、ここまで客を歩かせて惹きつける魔力すら覚える次第。
 

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<スープ> 円やかな醤油感覚に鶏エキスが明るく結びつく旨味!魚介の風味もしっかり滲んであっさりしつつも旨味が濃ゆい!

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 食らう前に分かってしまうジャンルだが、それでも飽きないのだ!。鶏ベースの醤油味。鶏エキスは鶏ガラというより、鶏をぶった切ってそのまま煮出したかのように芳醇な旨味ですが、鶏油でコーティングしたような重さはなし。ナチュラルな脂感と言えましょうか。香味野菜などで甘味を足しているのかもしれません。そして醤油との結びつきもいいね。いわゆる「なま醤油」と言うイメージで、火入れなしで丸みを帯びたようなカエシが印象的。鶏も明るいが醤油も明るい味わいで、フツー以上に相性が良いじゃないか!。
 

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 当然のようにこれに魚介が溶け込むようですが、以前は煮干の色気などを感じていた私。ううう・・・かなりこちらのデフォの醤油そばから離れておりましたので、イメージ変わったのかしら。煮干・節・昆布等の一通りの乾物は入っているんでしょうが、魚介の香りから節もしっかり溶けているようなイメージ。しかもひょっとして下味に貝なども溶けているのかと、妄想が妄想を呼び収拾がつかん・・・。最近、埼玉で芳醇な鶏醤油×貝出汁を食らった感動が残っていただけかも・・・。
 

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 そして麺を大盛にしたせいか、麺の風合いがしっかりスープに溶けだして、エキスとしても受け止められたイメージ。炭水化物の風味も甘味として感じる味風景で、やっぱり中盤以降、終盤に近ずくほどこの印象が高まるかと。ここをどうとらえるかで、麺大盛にするか、サイドメニュー追加にするか迷うところですね。ま、個人的には両方好きなんだけど、両方やっちまうと腹回りが心配なだけ。
 
 

 

 
 
<麺> 三河屋製麺!淡いクツクツ感が楽しく風味を香らすストレート細麺!汁を吸いつつ大盛でも最後まで素地のフレッシュさを保つ旨さ!

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 私は基本的に「カタ麺主義者」。それもこの店が好きな理由になってるのかもしれません。美しく揃い折り畳まれたストレート細麺。細麺の中でもスリムな部類。しかし見栄えとは裏腹にクツクツした歯応えがいい感じで、同時に風味の高い仕立てとなってます。割と汁も吸い易いようえ、麺の離れが早い一方で、しなやかになり始めると麺の揃いも良さげ。汁の持ち上げもそこそこでしょう。
 

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 やはり時間経過で汁を吸い込みやすいね。分かりやすい醤油スープのカエシを麺にも浸透を認め始めます。噛み潰すと出汁と溶け合う素地の風合いもありなむか?。奥歯で潰した瞬間、糖化したような旨味を発するって感覚です。
 

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 しかし汁を浸透しても風味はどこかでしっかり残ります。パツパツとした歯応えからスパスパ!クチクチ!としたものに変化しきっても、麺の風合いは微かに楽しませてくれる。汁を吸いつつ大盛でも最後まで素地のフレッシュさを保つ旨さ!ってなところでしょう!。
 
 

 

 
 
<チャーシュー> 鶏豚2種の低温調理系!フカフカプルンと弾く鶏胸肉!赤身と脂身バランス良いしっとり豚肩ロース!

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 気になったので自分の画像メモを確認すると、鶏の胸肉なんて開店当初は無かったのだった。工夫とサービス精神向上がしっかりと認められます。低温調理の方向へ幅を広げたイメージで、鶏胸肉のコンフィタイプの味わいは、実に旨し!。引き締まりと柔らかさを両立するような歯応えで、フカフカプルンと弾く。とても肉厚でサイズもいいのが更に嬉しいね。ペッパー感もないあっさり肉なので、汁に浸してスポンジのようにしてから食らうのも楽しいみたい。
 
 
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 一方の豚肩ロースは、大判な肉スライスが3枚。綺麗に折りたたまれて扇状に並んでます。はがすように箸でリストして食らうが、肉本来の味わいと軽い塩気のバランスが良く、本当に直ぐにでもビールを欲してしまう味わい!。半レアっぽい部分がしっかりあって艶めかしき旨さを堪能。また3枚もあるからスープに浸したり、すこしそれでしゃぶしゃぶしたりして、熱と味の変化も楽しめましょう。やはり特製は楽しい!。 
 
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<他具材> 醤油スープが深く染み入る柔らか穂先メンマと九条ネギ!

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 丼の隅に隠れていて分かりにくいが、大ぶりの穂先メンマが2本。スープと似た味わいが深く浸透しているため、出汁との一体感がナイス。ひょっとして同じ出汁かも。鶏油とのマッチングがナイスで、節で分厚い部分も繊維が解れるような柔らかさ。また醤油スープに相性がいいのが九条ネギ。これはテッパンの相性の良さ!。肉でも麺でも何にでも絡めて旨し!。目にも鮮やかな色合い!。
 
 

 

 
 
<味玉にハズレなし!> あっさり出汁が染み入る旨味!塩気と甘味のバランス良い濃密ゼリー状の卵黄!

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 薄い褐色に輝く味玉。割ると白身は、カフェオレのような色合いで淡いグラデーション。薄い出汁にゆっくり浸透した感じで、そのまま食らうと軽く出汁の風味と味も感じます。柔らかいフルフルとした仕上がりもまた楽しめましょう。
 

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 卵黄は全体的にトロトロ部分が多い状態で、舌全体に絡みやすい。味わいは見た目以上に、出汁浸透の熟成した甘みと、卵黄本来の持ち味が濃厚。それに出汁の塩気が結びついたようで濃密にして濃厚!嗚呼、やっぱり今回も味玉にハズレなし!。
 

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総じまして「駅から歩いてでも食いたし!ハートフルなほっこり空間でしみじみ味わう崇高淡麗醤油そば!」

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 ・・・と言う感動!。醤油の他に、煮干しも塩も同等レベルの旨さと質感の高さ!。さらに季節限定は必ず周期的に提供という器用さもありなむ店。井之頭公園の散策ついでにお立ち寄りというのはいかがかと!。秋の散歩のお供に激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 

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