ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4759】 支那そば あおば (東京・武蔵野大学) 塩ネギチャーシューメン 〜プロ意識覚えて旨さにブレなし!佐野JAPAN系スピリッツ支那そば!

優柔不断なオレ・・・結局全部乗せの塩ネギチャーシュー!
 在宅勤務とは言え、年末はやっぱり忙しいですな。ちょっくら中央線に乗って、近場でも攻めうようと言う気にすらならないです。カップ麺で済ませるのも味気ないので、天気もいいしチャリをかっ飛ばして、今回も近場のお店へGO!。それでも良い拉麺にありつける三鷹・武蔵野エリア万歳でございます。ラーメンの鬼「佐野実」氏愛弟子のお店「支那そば あおば」へとやって参りました。
 

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 もう行き着くことだけを考えいたので、何を食おうかノー・プラン。シンプルに大盛も良いし、いやネギも捨て難い。ここはやっぱりチャーシューメンで気分弾けるべきか・・・。迷っている最中に店主と目が合ったので、咄嗟に全部乗せちまえと「塩ネギチャーシューメン」で決まりですー。
 

 

 
 
 
<全体> 優しい琥珀出汁と一面に散らばる青葱!迫力のチャーシュー!漆のように出汁に艶めくメンマ!

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 へへへ・・・いつもながら微妙な緊張感ある店内が良いですな。実は優しい強面店主が、厨房で悠々と調理をこなすのを黙って見て待ちます。そんな感じで静かに提供を受けたのがこんな麺顔!。
 

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 おおお!これこれこれ!ティピカルな佐野JAPAN系塩の支那そば系!素朴とかワイルドとか通り越してなぜか整いすら感じます。そして拉麺にも微妙に緊張感が移っているのか、ビシッと決まった感じもありなむか。毎度ネギを増して、緑が眩しい展開。そしてデデン!と肉厚大判チャーシューがバリバリとアピールです。これぞ支那そばの肉オーラいった展開か?。更にまたフライドオニオンが何気に好印象。塩出汁とチャーシューの肉汁に溶けて混じり合う展開が想像できます。配膳時の刹那の喜び溢れてたまらん!。
 

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<スープ> 穏やかな塩気と乾物旨味が滲む!支える豚鶏のコクに揚げ玉葱の香ばしさ!青葱の甘さ!

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 あゝ塩気のバランスが絶妙!ミネラル分が抵抗なく浸透し、いつもながら尖りがない。そして穏やかな淡麗感で、塩気を感じたと思うとサッと引いてゆくような展開?。後味には塩ダレの淡い酸味が残るようで、さすが名物塩ラーメンの余韻を醸し出すようです。やがて塩気と言うより旨味そのもののよう感じてしまうのか?。塩気なのか旨味なのか・・・塩気と旨味の境目のない絶妙なバランス!と感じ入ってしまいまう!。
 

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 ベースは鶏豚ミックス。そして魚介。鶏コクが主張しているようだが鶏油の雰囲気はかなりあっさりで、主体は豚の旨味なのかもしれません。また豚肉か豚骨の丁寧な煮出しのような妄想してしまう・・・。そして魚介系もしっかり溶けてるね。節系主体と思われますが、表層に軽く漂うのは煮干の証拠と思われ、塩気ダレの後味に軽やかな甘味を感じさせます。そしてやっぱり香味野菜も溶けているよね?。
 

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<ネギ> 甘さと香ばしさが堪らん揚げ葱!ザクザク歯応えが痛快な青葱!フレッシュな甘味!

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 あゝ揚げ玉葱。こいつがいつもいい仕事をします。油を含んだ玉葱の甘さが芳醇に溶け込むところが、まるで香味油の如し。そして歯応えも楽しませるように、カリカリと汁に浸って溶けるのもそそる旨さ!。
 

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 そして青葱増し!。青々としたフレッシュな風合いと内部の甘味が出汁に溶ける。その揚げ玉葱とは真逆な展開なのに、負けず劣らず香高くて甘味を発するのが痛快すぎる!。葱旨さのダブルインパクト!。葱好き天国!。
 
 

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<麺> 上品でしなやかなストレート細麺!素地は優しく甘味あり!出汁の持ち上げ良く一体感が素晴らしい!葱も絡めて肉を巻き込み堪能!

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 ここは麺がとても上品なのよ!。色白なストレート細麺。私の記憶が確かなら・・・三河屋製麺だっけ?。青葱に覆われまくりで分かりにくいが、箸でリフトするたびに揃いがちに持ち上がり、麺線でも楽しませてくれます。時々薬味の揚げ玉葱や青葱を引っかけるのが、ネギ大好き「ネギ星人」にとっては痛快極まる。そして序盤から汁浸透が始まり、すすり食らうと汁旨味と麺風合いが一体化!その旨さに唸ります。更にそのあと甘味へと感じる展開。これぞ支那そば!。
 

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 すっかり汁が浸透しても旨し。それは一層と品やかな物腰になります。啜り上げがとてもライトで品やかで、気持ち良く口の中へと抜ける。瞬時に反応する前歯の、スパスパとした歯切れも小気味良いし、奥歯でクチクチと潰せば甘味を堪能。青葱や揚げ玉葱の食感と旨味が入り混じり合うのも楽しい限りです。やっぱりもっと欲しい!もっと食いたいと気が迅る。やっぱり大盛だったかな?。でも腹パンでは、午後の仕事に差し支えるしね・・・・。
 
 

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<チャーシュー> デカデカ大判3枚!王道ボイルタイプの豚肩ロース肉!赤身の旨味と脂身の甘味!そして塩出汁風味が融合!

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 やっぱり肉を食らうと元気がでる。なので勝負所では肉を食らう私です。ここは、定番&王道の煮豚タイプ。実に丁寧な仕事ぶりで、少し覗ける厨房内の肉準備がとても丁寧。ベースで乗せる肉と、追加で増す肉とを分けているようね。どちらもカット分厚い。大人の手のひらサイズの大判豚肩ロース肉で、それが3枚デカデカと投入!。
 

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 肩ロースで赤身が多め。その赤身から染み出す肉本来の旨味がガッツリと楽しみ、分厚さ故の程よい噛み応え!吸い込んだスープの旨味が一体となって、スポンジ感覚で溢れるようです。出汁が塩味だから肉の旨味もシンプルに伝わるイメージ。そこを肉で噛み締めるって楽しさがありありますな。せっかくここ来たのなら、肉増しは激しくオススメ!。
 
 

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<メンマ> 古風で絵になるメンマ!優しく深い醤油の風味!素材の旨味!塩出汁に濡れて更に旨し!

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 深めな醤油系の色合い。出汁に濡れて妙に艶やかです。それほど醤油に染まり切ってる風でもなく、自然な風合いが保たれているようす。味わいは、仄かな醤油感に出汁の風合いがふわっと香ります。繊維が細やかで、サクサクと軽快に食えるのもナイス。更に噛み締めると程よい味の濃さです。スープに浸しても旨し!。
 
 

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総じまして「プロ意識覚えて旨さにブレなし!佐野JAPAN系スピリッツ支那そば!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。長年、陸の孤島っぽい場所で、支那そば一本。そして昼だけ営業で、本当に味で惹きつける店。雑念なく拉麺に集中できます。とても質実とした支那そばと対峙って麺活動もいかがでしょう?激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠っていつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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