ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4344】 麺屋 鈴春 (東京・本郷三丁目) 醤油味玉らーめん + アサヒスーパードライ生 中瓶 〜シンプルに感じる鶏醤系の旨味!コク深さ染み入る出汁の奥深い旨味!迷ったならここ!

秋深い休日・・・喧騒避けて敢えて都心でしんみり拉麺

 

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 飛び石連休の最後の日。せっかくだから遠征ラーメン活動を!とも思ったのですが、最近の本業の忙しさもあってお疲れ気味。遠くまで出かけて更に行列するのも気疲れしそうで・・・休みの穴場を狙って都心で一杯いただくこととしました。狙いは「麺屋 鈴春@本郷三丁目」。名店「麺屋一燈」の幹部だった方が独立した店で、信頼感ありあり。しかも妙に混まないイメージなのが訪問理由でしょうか。
 

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 狙い通りで、開店時刻に到着して外まちゼロ。ちょうど満席に埋まった状態で、いい回転で客が出入りしております。前回は「塩」だったので、今回は「醤油」。最近、何だか・・・疲れているのか、つけ麺食うのが面倒にも思てまして、素直に拉麺とさせていただきましょう。あ、味玉も追加ね。
 

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<酒> アサヒスーパードライ!都心ど真ん中で中瓶450円とは嬉しいじゃないか!

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 ビールがあって良かった!しかし450円と言うことでちょっとビクビク。この設定だと「小瓶」が出てくる可能性もあり。デフォルトのラーメンが900円と言う設定なので、何となく少し小瓶覚悟で待ち受けていたところ、めでたく中瓶が配せられました!。何とラッキー!都心でこの設定はすごく嬉しいじゃないか!。
 

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 へへへ・・・この嬉しさと、いつもの「転地効果」もあって妙にビールがうまいぞ!秋めいて肌寒かろうが、冬で雪が降ろうが、ビールはキンキン冷え冷えに限る!。そして泡立ちが力強くも感じるので、喉越しが快感!。少しおつまみが欲しいところだが、この価格設定では文句は言えんね。
 

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<全体> 鶏醤油系の安定した麺顔!醤油の漆黒に旨さを感じ・・・低温調理系の肉具材にコンテンポラリーさを如実に感じる質実麺顔!

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 多少ゆっくりとビールを楽しんでいたかったが、接客がいい上に、調理の回転が妙に早い気がして、あっという間に配膳が完了。ビールを半分残したまま、実食がスタートいたします。そんな麺顔はこんな感じ!。
 

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 おおお!ラヲタな私としては、近年非常に馴染みのある淡麗醤油系でありつつ、鶏醤油のコンテンポラリーさ溢れる麺顔ではないか!。清湯フォーマットの醤油で表層に艶めいて漂う鶏油が分厚いイメージ。そしてトッピングは、低温調理系で鶏豚2種の一枚づつ。薬味はこれといってないシンプルな構成で、飾りとしてカイワレ菜が、少し乗っかるのみ。微妙にスープに泡立ちを感じるところは、いろんなエキスが溶けているような妄想をかき立て、なかなか旨そうじゃないか!。
 

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<スープ> 丸鶏!?更に明るい鶏油のコク深さ!なま醤油の風味がベストマッチ!乾物系の円やかな甘味がナイスマッチ!

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 レンゲを静かに沈めると、凹みにはベーススープと香味の鶏油が分かれたままで流れ込む。凹みの中で渦を巻いて一体化します。ゆっくりと味わいますと、ううう・・・予想通りの味わいだが、期待以上の旨さの表現じゃないか!。まず、鶏・・・丸鶏系の豊潤で分厚いコク深さがズドンと染み入るようです。しかしワイルドさはなく、とてもしなやかに優しく浸透するイメージで、実にわかりやすい鶏系のわかりやすく明るい旨味!。
 
 

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 カエシが実に円やか!。色合いは濃ゆいですが、濃口醤油のようなパンチはあまりなくて、私の中では「なま醤油」イメージ。決して「生醤油(きじょうゆ)」ではありませんかな。生揚げ醤油とも思えるが、鶏油の影響でそこまで判別はつきません。この醤油感が実に鶏コク・鶏油と非常によくマッチしており、全体の味を決定づけてます。
 

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 それだけじゃないよね。乾物の溶け込みが、一層円やかに昇華させてるかと。昆布・節・煮干等一連のは溶けてると思いますが、邪推しますと椎茸もある?。醤油がとても円やかなので、鶏油だけではないかなと考えて次第で、ひょっとして干し椎茸の甘みの助けもあるのかと考えたけど・・・案外、鶏と水だけと言われると、それはそれで面白いんですがー。
 

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<麺> しなやかで汁を吸いがちなストレート細麺!汁の持ち上げもナイス!柔らかい素地の甘みと豊潤な出汁エキスとの相性が抜群!

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 麺がとても合う!滑らか!シルキー!穏やか・・・色々言葉を探すが一つで言い切れない。加水はやや高めでしなやかな腰付きが印象的ですが、序盤から汁が浸透始めているのがわかるようです。最初の端をあげる時でもピタッと麺が揃うイメージで、汁の持ち上げも素晴らしい。並行して汁を吸い込んでいるようで、ますます腰付きがしなやかになりましょう。
 

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 地肌もすべすべしてます。汁の持ち上げもあるから、啜りあげる力がとてもライト。スルッと口の中に入り込んで前歯で千切りますが、スパスパと非常に心地よく、奥歯で潰すのもクチクチととても軽やかで、すぐに麺に甘味を感じるイメージ。出汁と麺の素地が双方一体化した旨さがダイレクトに伝わるようです。
 

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 また汁系(らーめん)の場合、大盛設定がありません。バランスが崩れるのを避けているようですが、この風合いなら大盛も合うのではと個人的には思うのだが・・・汁浸透が進みすぎるからか、スープの余韻に変化が大きいからなのか。
 

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<チャーシュー> 今風王道の鶏豚低温調理肉!豚肩ロースは淡麗な肉味に仄かな塩気!鶏胸肉は淡くスパイシーな味わい!共にスープに相性抜群!

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 さてチャーシュー。今やとてもよく目にするスタイルですね。「低温調理系」。スペース少なくたくさん作れるからなのか?それとも失敗が少ないからなのか?。薄出汁のソミュール液が深く隅々まで浸透しているのに、淡麗な味わいと肉本来の旨味が深い。肉の本来の旨味が伝わるのがいいね。好みによってスープに浸したり泳がしたりして、食べ手が調整できるし、そんな食べ方もまた別の旨さと思える楽しさ。
 

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 豚は肩ロース。赤身の味わいが崇高で残りのビールがよく進みます。脂身部分はスープの熱でしっとり変化し、味わいにも豚脂のコクが広がるので、ラーメントッピングとしては最高に機能します。また、鶏は胸肉。コンフィっぽい仕上がりで、周囲には軽くスパイスが浸透しており、醤油スープとはまた別の刺激があって、味の気分が変わるので飽きません。これはいくらでも食えるので、余裕がある人は特製で肉ましを激しくオススメ!。
 

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<メンマ> 砕けるように解けて千切れる穂先めメンマに出汁が染みる旨さ!

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 これも10年そこそこ前から、一気にラーメンに広まった具材ですね。穂先メンマのいいところは、何と言っても柔らかい歯応え。砕けるようで優しく繊維が解けるところが、高級感与えるかも。また他のメンマスタイルより、汁の浸透に優れているので、味わいも深く感じられるかと。これも特製だったらマシになるのだろうか・・・激しく期待したいです。
 

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<味玉にハズレなし!> 出汁の深い浸透でマニュアで濃密な旨味が抜群!ねっとり舌に絡み甘味すら覚える!

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 さすがにこの味玉は深いね!。見た目から深い出汁の浸透感じますが、割ってみると白身にも黄身にも出汁で色変化して濃ゆいのがわかります。味わうと実に濃密。出汁の旨味がそれぞれの旨味と完全結合したイメージで、ねっとりと絡みついた後は、卵黄が熟したかのような深い厚みのある旨味が広がる・・・。
 

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 その旨味と甘さは、和菓子と比較しても上回りそうです。白身だった味わいを深く感じるほどの浸透ぶり。この味玉は是非追加すべきと激しくオススメ!。嗚呼、やっぱり味玉の旨さにはハズレはなしいのですな!。
 

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総じまして「シンプルに感じる鶏醤系の旨味!コク深さ染み入る出汁の奥深い旨味!迷ったならここ!」

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 ・・・と言う感動!。近年よくあるフォーマットとは思うが、作り込みレベルの高さがありあり。本郷三丁目と御茶ノ水の中間地点にあり、近隣にも色々いい店あれど・・・迷ったり混雑で困ったら、自信を持って激しくこちらをオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 

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