ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4308】 SOBA HOUSE 金色不如帰 新宿御苑本店 (東京・新宿御苑前) 焼きのり味玉そば 大盛 〜茸と貝の芳醇な出汁!小麦の風味と甘味が立つ自家製麺!素朴な風貌とは裏腹でカラフルな味風景!旨さカオスな崇高醤油そば!

秋晴れの開放気分!日頃行けないビッグネーム店に突撃訪問

 


SOBA HOUSE 金色不如帰 新宿御苑本店 (東京・新宿御苑前) 焼きのり味玉そば 大盛 〜ラーメン食べて詠います

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 当番出社日に狙われ、会議や相談事に遭遇。午後から移動してサテライトオフィスでWeb会議&作業のつもりだったが、昼飯タイムまで打ち合わせが延長。ま、上期末前後ってのはそんなもんですよ。仕事があるだけまだ有難い。
 

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 ところでコロナ禍ですっかりなくなったものは、パワーランチかも?。大体、飯を食いながら仕事の話をするというのも気に入らんけど、会議の効率化が叫ばれた上に、このコロナ影響では、下火になるのも当たり前と思われます。そう言えば「Zoom飲み会」ってのも一過性だったよね・・・一度だけやったけど、今はかえって邪魔くさい?。そんなこんなで、維持でも出社タイミングで用事を詰め込まれるのかもしれません。
 

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 へへへ・・・でもね、逆にランチが遅れた時間を活かそうよ!。いろいろ考え、新宿三丁目で途中下車して遅いランチタイミングで名店を狙おう!今回は、金色不如帰@新宿御苑前へ突撃訪問いたしました!。土日祝は営業してないから、こうでもないと食えんからね!。とは言え楽には食えないはず・・・混んでたら昼飯抜きというリスク覚悟で店の前に到着すると・・・なななんと、店前に行列がなしじゃないか!。これは奇跡か!!!と興奮して暖簾をくぐろうとしたら、嗚呼やっぱりね!ぎっちりと客で埋まってた(驚)。ここは店内に待ちスペースがあるのをすっかり失念してましたわ。
 
 
 
 
 
<全体> 幡ヶ谷時代から少し霞みが深い醤油感??素朴な風貌で配膳と共に香味が攻めて来る優雅さ!

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 こちら、店に入ればラーメンとメニューブック以外は撮影禁止。今回は簡素な画像メモの貼り付けでご容赦を。思えば移転前の幡ヶ谷時代以来、そば(醤油)を食ってないのを急に思い出し、ならこの際食っておこうという流れ。味玉と海苔を追加して自分で興奮を高めます。今回はこんな麺顔です!。
 

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 おおお!塩そばよりはかなり素朴なお姿!とは言え、低温調理のピンク肉やシャンピニオンや蕪?など洒落た具材が乗っているんだが、出汁の色合いと麺の風合いが素朴と感じさせる。それに個人的な気のせいなのか・・・幡ヶ谷時代よりは、醤油の色合いが微かに穏やかで霞がかかっているようにも感じ、素朴さの他に優しさなんかも感じてします。そんなのほほーん・・・・としていた気分が一瞬で引き締まります。湯気の中の香味がものすごく濃厚で目が覚めるような思い。それはいかにもキノコーーーーってな濃厚な香味。これで一気に気分が盛り上がってきたよ!。
 

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<スープ> 序盤は茸系の分厚い香味の優雅さ染みわたる旨さ!中盤以降は貝エキスの滋味がしっかり伝わる輪郭!最後の一滴まで旨し! 

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 単なるシャンピニオントッピングだと思っていたんだが、それだけじゃないよ。上に降りかかるのはひょっとしてタルトゥファータか??。いつもお世話になる「健やか@JR三鷹」では、ブラウンマッシュルームベースのタルトゥファータを体験済だがそうでもなさそう。香りは想像以上に分厚い。何となくポルチーニオイルも含まれているようにも思え、更に黒い粒は・・・黒トリュフが刻まれているのか?。序盤はこの風味と味わいに思考を占領されてしまいます。分厚い香味と優雅な旨味に引きずり回される思い!。
 

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 ゆっくりだけどベースの出汁を探りだすと、そこには豚鶏の旨さ!個人的には豚がメインなんじゃないかと思ってるがいかが?。豚清湯とでも言いたいところだが、やさしい霞が広がってそうも言い切れない。脂が広がるんだが優しい展開で、鶏油のようなキッパリ感は抑えめないメージだが、やさしい旨さで食べ手をくすぐる感じでしょう。そしてカエシの醤油は実に円やか。メニューブックという蘊蓄書きが、座席になかったから詳細は不明だが、なま醤油(火入れしない)であることは確実。また白出汁っぽい柔らかさもあるのが印象的。
 

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 おいおい・・・後半の旨味の盛り上がりが凄い。だいたいこの辺りで麺の風合いがスープに溶けだして円やかに甘味が足されるんだが、むしろ別の旨味がベールをはいだ感覚。それは貝エキスに他ならない!。茸系の旨味が収まり、私の舌も慣れ始めたころあいに、貝出汁が茸系と拮抗するように高まるイメージ。そう言えば、塩そばは蛤エキスのはず。部品の共通化・標準化は製造業の基本ですから、きっと流用されてるんでしょう。最後の一滴まで旨さを楽しませるとはこのことです!。
 

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<麺> 自家製麺!しなやかで粉の風味がしっかり伝わる全粒打ち込みストレート細麺!出汁を吸い込んで香味と甘味を最後まで味わえる楽しさ!

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 冒頭で麺顔は素朴と述べたものの・・・良く見ると麺は上品。漆喰のようなきめ細かさで、落ち着き感じる色合いがいい。ねり水を抑えたような白めがちな質感が実にそう感じさせます。また微妙に全粒の練りこみが感じられ、風味の高さも伝える予想。序盤は、淡いクツリとしたちぎれの後に、麺の素地・小麦の風合いを醸し出すようです。また、スープの茸と蛤エキスと混じった旨味としっかり結びつく。次第に汁浸透しても、元々の風合いをキープするようです。
 

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 中盤以降は、新たな旨味成分として炭水化物が変化し、旨味を昇華させる。それをすすって奥歯で噛み締める瞬間が最高!水分を含むととても淑やかな腰つきに変化し、滑らかさとスベりの良さが際立ちます。口当たりから駆け抜けるスベりは、シルキー!。奥歯で潰した後は、喉奥へと落とし込みますが、その後も喉元抜けるシルエット感覚も柔らかいです。歯応えの主張を抑えつつ、滑らかなスベりの上品さが、いつまでも脳裏に残るよう・・・。
 

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 終盤も飽きません。すっかり汁を浸透させきって、クチクチと潰してゆくとこれまでになく麺を甘く感じるのは私だけ?。茸のエキスと醤油ダレが一体化する旨味で、まるで麺に甘味を与えるように・・・多少妄想めに感じとってしまいました。
 

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<チャーシュー> 淡泊な低温調理の豚肩ロース肉!赤身本来の旨さと出汁を浸透させた旨さが両立!

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 メニュー本が無いので分からんが・・・ブランド豚なのでしょう。肉繊維の美しさを見ればそう感じます。すっかり出汁の熱で薄ピンクに変化してるが、繊維の細かさがハンパなし。そして柔らかい歯応え。なのだが・・・歯応えがして肉本来の旨さも伝えるイメージ。
 

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 余計な脂身が少なかったのも、全体的には調和しており、茸や貝に影響受けずにシンプル豚肉の旨さ。この肉なら、もはやジジイなオレでも食い過ぎても胃もたれいたしません。肉増し必須かとも思うが、平均価格お高めなのが、ラヲタのジレンマ。
 

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<他具材> 出汁を含みながらも素地のフレッシュさを楽しめる蕪!出汁の深い柔らか穂先メンマ!

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 スルーするつもりでしたが見過ごせず。小さい蕪のような野菜が2キレ。出汁に染まって・・・おでんのような味わいかと思えば、わりとシャッキリ感が残っており、フレッシュな風合いも仄かにキープです。焦げ目もあるのも旨さの秘訣か?。これが妙に旨くて格好の箸休めとなりました。
 

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 箸休めと言えば、穂先メンマも然り。イメージしやすい、繊維が解れるような柔らかい食感ですが、出汁が周囲より深めに入っているようで、全体の中では凛々しさもありなむかと。味風景としてはいい脇役を果たしております。
 

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<味玉にハズレなし!> 白身はフルフル!黄身はネットリ!薄出汁が中まで染まった滑らかな味風景!

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 薄い醤油だれが深く染まった感じ。柔らかさが今回は印象的でした。白身は、フルフルとした柔らかさを保ち、タレが深いのは表面層に限る。そこがまた味の分かれ目というか・・・白身の美味しさをダブルで感じさせます。
 

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 一方、卵黄はトロトロソース感はなく、全体的にゆるゆるな芋羊羹状なイメージ。舌の圧量だけで潰れて粘るように全体に貼りつきます。その部分にはスープの浸透を呼び込んで、格別な旨味を形成。後半はやっぱりスープに直付けして味わいを足しこんだりして、味で遊ぶ。嗚呼、やっぱり味玉の旨さにはハズレなしだよね!
 

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総じまして「茸と貝の芳醇な出汁!小麦の風味と甘味が立つ自家製麺!素朴な風貌とは裏腹でカラフルな味風景!旨さカオスな崇高醤油そば!」

 

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 ・・・と言う感動!。都心の人気店なので、サクッと昼飯ついでという訪問は難しく、ゆったり焦らず食らうなら夜の部がよろしいかと。夜なら鴨もラインナップされるとか。またコロナ禍で外国人客が少なめな頃合いに狙うのも考え方ですね。こちらは、塩も醤油も両方得意でトップクラス!。秋の新宿御苑散歩の道すがら、東京トップクラスの拉麺っていかが?激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 
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