ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4272】 麺笑 巧真 (東京・八王子) 味玉塩らーめん 大盛り 〜美しく!明るく!優しく!そしてコスパ良し!穏やか旨さ沁みるよ崇高塩拉麺!

期待の塩がデビューということなので暑くても訪問!

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 久しぶりに八王子。外出先からの帰り道に1時間だけ中抜け制を利用させてもらいましたが、どうしても食いたい一杯があり!。それが、「麺笑 巧真」さんの塩。先日、醤油を食してかなり好印象でして、これなら塩もイケるはずと睨んでおりました。まめにお店の公式Twitterもチェックしてたんですが、塩の提供開始とあってから訪問が一ヶ月以上も経ってしまいました。だって急に暑くなったんだもん・・・しばらく冷やし系に集中してただけ。今回は近くに来たものだから、今しかない!と思って暑くても突撃です。
 

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 確か、店の前に日陰がないんだったよな・・・。行列もそこそこ出来てるという情報もあったんだが、この日に限っておっさん用の日傘忘れて来ちゃた。参ったなぁ〜と思いつつ行ってみると、ランチタイム後半で並び3名。都合がいいことに、その直後に3人客がはけたため、一気に入店することができました。いやぁ〜かなり暑かったからなぁ〜これはラッキー。
 

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 こちらは、八王子の名店「吾衛門」の御子息でありつつ、つつじヶ丘の名店「柴崎亭」でのご経験もありとのことなので、美しい麺線がとても印象的。今回はこの麺線を大いに期待いたしたく・・・トッピング追加は味玉のみにして、麺は大盛り。麺が麺顔に大きくアピールできるようなオーダーにしてみました。
 
 

 

 
 
<全体> ありありとエキスを感じる透明感と霞がかった風合い!麺大盛で一層麺線の美しさが映える!

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 しっかし安いよね・・・デフォルトが650円。減価償却し切った古い店じゃなく、ピカピカの新店舗でしかも質感高い一杯でこの設定ですよ。特製だと味玉・チャーシュー・ワンタンが入って100円ずつアップ。リーズナブルです。ビール置いてないのだけが残念!・・・とまあ我儘な妄想を広げていたところで、仕事が早くあっと言う間に配膳完了!。お待ちかねの麺顔はこんな感じでした!。
 

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 おおお!やはり期待を超えた美しさ!今回も麺線が一糸乱れぬ揃いっぷりで、スープが塩だけに透明感が麺線を大きくアピール。非常に美しい・・・。いつもこのような麺線では「枯山水」の庭園を連想するんですが、たまに柳生博の後頭部を思い出してしまう。・・・もうオヤジしか分からん例えだわな。スープは全体的にしっとりした見栄え。きっぱりとした透明感と言うより、やや霞がかかっておりそれが旨味の現れなのかなと感じます。ゆったりとした香味油が、大小様々な真円を形成しては、全体的に浮遊しては漂う。ビカビカ光ってるようで、とっても明るく映りますが、派手さはありません。むしろ落ち着いた印象を与えている。めちゃ旨そうには違いなし!。
 

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<スープ> 鶏の旨味に魚介の旨味!濃密なまでに円やかな味わい!乾物系の豊かな溶け込みは一層深く!甘味を感じるほど!

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 醤油は、鶏醤のイメージぴったりで、更に乾物の旨味が溶けて深さを感じさせたもの。一方の塩もそれに近いのかと思っていたが・・・・乾物の旨味は醤油よりも前に出てるイメージでした。しかも、あっさり系とも言い切れない。決して重くはないけど、旨味が深いなぁ〜と感心もしてしまいます。塩系の味わいのはずが、味わってゆくと甘くも感じるほど。乾物の中でも、個人的には節系の香りと旨味を多く感じたんだけど・・・実際はどうなのか?。
 

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 とは言いつつ・・・鶏豚エキスも色濃いよ。丸鶏煮出汁のような、芳醇な鶏エキスの抽出がきっとあるのだろう。乾物系で深みを出す一方で、ベースは明るい旨味に仕上がっており、旨味はカオスって感覚か?。味が濃ゆいようで重くないのは、野菜の影響?。微妙に生姜や青ネギでも溶かしているのか?と妄想に妄想を重ねてしまいます。
 

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 そして後半になると如実に感じるのが、麺の風合いがスープに溶けているイメージ。スープの霞がより深くなるんですが、それは麺の風合いが溶けているのかと思う次第で、確実に出汁に甘味が増す思いがするのです。そういうのもあって、塩系スープなのに慣れてくると甘味と感じてしまったんだろうか・・・ラーメンってほんと面白い。
 

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<麺> 赤池製麺:これぞ流麗!揃った麺線はまるで枯山水!熱ダレせずに最後まで風味と甘味をしっかりと伝える!

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 赤池製麺製。実家の吾衛門@西八王子と同じ。これをテボと平ざるを駆使して麺を整える手捌きが、とても若いのに玄人と感じるほど。神経使う作業な割には、客への対応など挨拶が良いのが実に気持ちいいです。仕上げの平ざるの上で、麺を折りたたむところまでは見てとれましたが、確実な湯切りと、麺線整えを一気に流れるように仕上げるのがかっこいいっす。
 

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 今回もあえてカタメを指定外し。デフォルトをしっかりと味わいたいし。そしてその感覚は個人の趣向とベストマッチでした。芯を感じさせない茹で上げですが、歯応えはクシクシとしたイメージで、麺自体の風味を感じさせます。スープは熱めで、この熱めな温度をしっかりキープするために、電磁調理器具を使用されてるようですが、そんな高温スープにも熱ダレなどありません。スープで最後までクシっと風味を感じ取れるのはナイス!。汁の旨味と炭水化物の甘味が一体化した感じも、しっかり楽しめます。
 

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 表層は汁に濡れてツルツルと滑る一方、中心部分がしっかり旨いイメージ。フツーより若干太めなのか、茹で上げで膨らんでいるのか不明なんですが、大盛りでしっかりと楽しめました。質感高いので+100円でリーズナブル。
 

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<チャーシュー> ご存知!低温系大判なる豚肩ロース!出汁で泳がせシャブっと食らえば肉味も更に濃密!

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 レアっぽく大判な豚肩ロースが1枚。注文を受けて、助手クンが塊からスライサーで切り分けて、トレーに後で盛り付けしやすいように配置してました。全体的にしっとりした半レアですが、塩豚系のイメージ。出汁が少し浸透してるか不明ですが、全体的に味は淡白。ところが塩系スープと混じれば変化します。
 

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 まず塩系のスープがレアっぽい淡白な味わいに相性が良い。素直に肉にスープ旨味が浸透して一体化。レベルアップ感あり。またスープが熱々ですから、ゆっくりと茹で上がる。レア感覚が失われない程度で食らうのがベストかと思います。個人的には早々に、シャブっとスープに軽く泳がせて食らう。早々に肉を食い尽くすのも寂しい気がしますが。
 

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<他具材> メンマが旨し!極太なのにシャクリと歯切れる快感!質感高し! 

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 やっぱりここのメンマ好き!材木型のメンマで割と醤油系の深い味付けが期待される色合い。だけどすごくマイルドで薄味。甘味すら感じる旨さで、しかも繊維質もシャクリと小気味よく千切れます。また言うけど・・・メンマトッピング追加ボタンくらいあっても良い感じ。個人的には、金なら出すからもっとくれ!と言いたい。このメンマなら白飯にも合うかもですな。
 
 

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<味玉にハズレなし!> ライトな出汁が深く浸透するタイプ!玉子本来の旨味に沈めて出汁と絡めるとまた旨し!

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 全体的には緩く柔らかい仕上がり。沸騰してから8〜9分ってな感覚かしらん。薄出汁の浸透で淡泊ながらも、玉子本来の味わいを残すタイプ。ぷるぷるとした白身はもちろん、ねっとり卵黄の味わいには玉子そのものってなコクがあります。そのバランス感覚で旨し。これなら「出汁に絡めて味わう」には最適です。
 

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 元々醤油感が少ない味玉なので、特に塩出汁との相性は抜群。塩出汁の旨味と、卵黄のコクを同時に食らうのもまた好きでして、白飯がそばにあったらきっとガツガツとかきこみたくなることでしょう。嗚呼、味玉旨し!味玉にはハズレなし!。
 

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総じまして「美しく!明るく!優しく!そしてコスパ良し!穏やか旨さ沁みるよ崇高塩拉麺!」

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 ・・・と言う感動!。期待通りの塩の仕上がり感でした!。近くにあったらヘビロテしそう・・・。でも私にとっては「柴崎亭」「いしかわや」の方が格段に近いので、頻繁にはこれませんが、ゆっくりとメニュー制覇はしてゆきたいと考えております。そのうち、更に軌道に乗ったら限定麺など出す余裕が出るかも??。そん時は速攻で来るかもですが(笑)。ともあれ実力店間違いなし!。それにしても最近オープンする店の塩系はどれもレベルが高くて・・・TRY新人大賞も相当揉めたのでは???。こちらも激しく期待でございます。ともあれ八王子でランチならここ注目!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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