麻婆の汁なし!そして冷やし系!珍しいのでのってみた
- <全体> 辛さ3段階!辣油が迫力!なかなかトップギア効かせた痺辛ハードな佇まい!
- <麻婆餡> 餡は熱々!挽肉の旨味をしっかり伝えつつ・・・痺れ抑えめ辛さはアクセル!ニンニク入りでスタミナ気分!
- <麺> 平打ち多加水麺!微妙な捩れは餡を確実にキャッチ!冷えて引き締まれど明るいモチモチ弾力キープ!
- <具材> 豆腐の大胆カットとボリューム感で食べ応えあり!白葱は辣油を絡めてスパイス粒子をキャッチ!旨辛トッピング!
- <味玉にハズレなし!> 出汁が染み込む卵黄のトロミと濃密な旨味感!濃密な味わいには甘さも滲む!
- <〆飯> 小ライスがセット!お好みのプチ麻婆飯を作ってガッツリ最後まで楽しめる旨さ!
- 総じまして「冷やし×熱々!辛さ×痺れ!拮抗する旨さのぶつかり合い!コロナ猛暑を乗り切るスタミナ麺!」
実は・・・私、麻婆麺系はかなりフェチでして、一時期ハマりにハマって連日食ってた時期があります。参考までに活動履歴をご紹介しときます。東京23区に絞ってますが、もしご興味があれば!。
このように、ひとことで麻婆麺と言ってもいろいろあるわけですが、冷やし系の麻婆というのは珍しいと言わざるを得ず、麻婆フェチとしては食って押さえておきたかった次第!。


<全体> 辛さ3段階!辣油が迫力!なかなかトップギア効かせた痺辛ハードな佇まい!
しかしよくよく考えたら、わざわざ武蔵小杉で食わなくても、TETSUなら近場の支店で食えばいい
だけだよね!。最寄り駅の三鷹駅のビルにもあるんだから・・・食券購入してから気づいた次第。ま、いつでも食えると思うと食えなくなるもんだし、よしとするか。そんな気持ちがだらけたタイミングで配膳は完了!それがこんな麺顔です。
おおお!想定以上になかなかワイルド感ある迫力じゃないか!激辛麻婆麺の迫力を少し感じさせるじゃないか!。辛さが3段階から選べることになっており、当然一番辛い3に指定したわけですが、その甲斐あって辣油の量がしっかりと多め!全体的に赤さを感じさせ辛味を彷彿とさせる・・・。それに合わせてスパイス感も程よく表現され、豆腐とは赤白なるコントラストを湛えて、引き締まる麺顔です。味玉は、もし迫力不足だった時の保険的に追加したんだが、無くても大迫力。平皿というのが意外だったが、汁なし系と捉えたコンセプトなんだろう。冷やし汁なし系というのもレアだねぇ―。
<麻婆餡> 餡は熱々!挽肉の旨味をしっかり伝えつつ・・・痺れ抑えめ辛さはアクセル!ニンニク入りでスタミナ気分!
さてまず餡から食うか。レンゲをさすとあれれ・・・熱々じゃねぇか。冷やしじゃなかったっけ??。どうやら私の早とちりで、冷やし麻婆とは餡をさすのではなく、麺をさすのですね。なのでフツーの麻婆スープ感覚じゃねぇか!と肩透かし感があったのですが、とろみ?粘度?が高めで、ねっとり感そこそこあり!。汁なし麻婆として考え直すと、見え方感じ方も違ってきて、気分はリカバリー。
挽肉はかなり密度感りボリューミー。肉自体はふわふわしており食べやすく、そのまま白飯にかけて食いたい仕上がり。肉自体は元の味付けがナチュラルな塩気と甘味を感じさせるタイプ。噛み締めると肉汁の甘さすら感じるかと。しかし餡は一転して辣油がシャープに決まっており、温度も辛さもダブルホットな味展開です。全体としては辛旨系として楽しめるタイプで、早く何かの炭水化物に絡めて食いたいと思わせる旨さ!。
スパイス感も少し効いてますかな。山椒が柔らかめに入っており、またハッカクが微かに溶けているようです。ただ痺れてヒーヒーいわせるレベルではなく、味わいとしてしっかりと楽しめるもの。それよりニンニクが入っており、パンチを効かせた感じがして嬉しい流れです。ここの味展開が「スタミナ」麺と呼ばせる部分であり、一杯のコンセプトですね。分かりやすい旨さかと!。
<麺> 平打ち多加水麺!微妙な捩れは餡を確実にキャッチ!冷えて引き締まれど明るいモチモチ弾力キープ!
冷やし麺たる重要部分です。フォルムは平打ちでストレートと言い切っても良いが、捩れやすく多少ボコっとした部分もあり。確かに冷えているが、食ってるうちに熱々麻婆餡の熱によって温もってきます。なので最初のうちは引き締まりある食感がありますが、中盤以降はもちもちとした明るい多加水麺の風合いが全体的に広がります。
茹で上がりを一度きっちりと冷やし締められて・・・あとから温まってゆく。何だか汁うどんのような展開ですが、ゆえに食感やプリプリ感が出て明るい食感になるのか??
捩れ曲がってスキマができた部分に麻婆餡がミッチリと絡みます。挽肉も白ネギも、崩れた豆腐も諸共に絡みまくります。ニュルニュルとした滑りをイメージしますが、不思議とツルツルっとライトにスベル部分も多く、思ったよりもライトで食べやすいかと。これは紙エプロンを貰っておいた方がよいです。啜りが想像以上にライトなので、想定外でハネるかも。
<具材> 豆腐の大胆カットとボリューム感で食べ応えあり!白葱は辣油を絡めてスパイス粒子をキャッチ!旨辛トッピング!
麻婆だと賽の目切りが豆腐のイメージなんだけど、かなり大胆なカットで、ボリュームも多そう。豆腐が崩れた様子が少なく、自分の好みで崩して食らいます。後でご飯にも乗せたいから、大きいサイズの残るうちに移しました。豆腐は木綿が好みなんだが・・・つるんとした絹ごし感覚もイイね!。麻婆の辛さインパクトを旨く抑えて、旨さに変換してくれるのが豆腐の役目かもしれません。
また白ネギも多くトッピングされてて満足!。ここに辣油が垂らされて、スパイス部分が引っかかり残る。辣油成分の葱スパイス状態になり、これを絡めて麺を食らうとこれまた旨し!ザクっとした歯応えの後にピリッとパンチと刺激が後追いでくるのが楽しくてなりません。
<味玉にハズレなし!> 出汁が染み込む卵黄のトロミと濃密な旨味感!濃密な味わいには甘さも滲む!
別に無くてもいいかと思ったけど、いえいえそんなことは無かったです。辛旨の味わいが一面に広がる中で、濃密な旨味を甘く感じさせる味玉の存在感は大きかった。クチ休めて的にもなったが、辛さの後の卵黄の甘味はいつも以上に、味わい鮮やかに思えました。
関心したのは、卵黄の中心部まで温もりがしっかりあったこと。舌全体に温もりと濃密なコクが全体に広がって実に愉快です。白身も見た目以上に味わい深くて、つけ麺の濃厚ダレに入れても味が埋もれない旨さ哉。嗚呼、やはり味玉の旨さにはハズレがないね!。
<〆飯> 小ライスがセット!お好みのプチ麻婆飯を作ってガッツリ最後まで楽しめる旨さ!
実はこのメニューは小盛ライス付!最後に麻婆餡が残ったらそれで飯と一緒に食らう図式です。麺丼の方にライスを放り込んでも良いのですが、折角だから麻婆丼みたいにお洒落にしてみたいと思い、具材を飯に掛ける方を選択しました。
へへへ・・・もうこれは説明要らない旨さですよね!。見栄えも考えて味玉の半分も加えてみました。うう・・・正直、飯と食った方が麻婆は正解の旨さでは?と脳裏をかすめますが(笑)。


案外と麻婆餡も多めに投入されていたようで、足らないという不安もなく、濃厚な仕上がりの麻婆丼として堪能いたしまいた!。ここまで含めると値ごろ感ありますね!。


総じまして「冷やし×熱々!辛さ×痺れ!拮抗する旨さのぶつかり合い!コロナ猛暑を乗り切るスタミナ麺!」
・・・と言う感動!。これはシンプルに麻婆としてガッツリ楽しめますし、冷やし麺としても、ライス割としても広がる旨さ!食欲不振でも知らずと刺激を受けて食い切れてしまいそうです。都内の各支店でも展開中のようですし、お近くのお店で是非是非お試しあれ!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!