ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4273】 成城青果 (東京・芦花公園) 醤油そば 特大 + 味玉 + 肉増し 〜切れ味の塩!マイルドな醤油!すでに2種の淡麗旨さで爆発力すら覚える展開!並ぶ価値あり!一回食っとけ!

敢えて暑っ~い日を狙って訪問してみました

 

f:id:TOMASSOON:20200828161900j:plain


 

 並びがもうエグいらしい・・・。そうなる前に行っといて良かった「成城青果@芦花公園」さんですが、最近になって醤油が新たに加わったと言うから、また激しく行きたくなってきた!。しかしこの猛暑と炎天下の中では並びたくない。今回は、早朝ワークと休憩ずらしを活用して、平日昼前に突撃してみました!。暑さ対策バッチリして臨みましたが、開店15分前でギリギリ先頭をゲット。どうも暑すぎる日がかえって狙い目なようですね。
 

f:id:TOMASSOON:20200828161859j:plain


 
 前回訪問とはずいぶんと並びの勝手が違ってました。こちらは店先がとても狭くて、クルマの交通量多いですからね・・・少し離れた南側に幅が広がる場所があってそこで待つ。そこも溢れたら図に従って、また少し離れた南側の路地裏に並ぶ。訪問する前に、お店公式instagramでチェクをオススメ。
 
f:id:TOMASSOON:20200828104326j:plain
f:id:TOMASSOON:20200828104346j:plain

 
 さて・・・券売機を見て慌ててしまいました。「醤油そば」「豚醤油そば」と2種類増えたじゃないか。醤油狙いだったのだが、どちらにしたものか・・・。オッサン早よ決めろやとの目線を後頭部に感じますが、直ぐには決めきれない(汗)。結局、上から順番に食おうということで「醤油そば」に決定。「味玉」と「肉増し」も一緒に召喚しました。
 
f:id:TOMASSOON:20200828110043j:plain
f:id:TOMASSOON:20200828111932j:plain
 

 
 
 
<全体> 名作「塩そば」とはまた違う風合い!一転した華やかなる煌めき!賑やかなる散らばり!

f:id:TOMASSOON:20200828110447j:plain

 
 
 どういう訳かサイズの順列が、並→中→特大。大ではなく特大。これ見た時点で恐らく特大は2玉なのだろうと推察。大勝軒で言う永福町系でも大なら今でもイケるという自負から、いっちょ特大狙ったれや!と今回は意気込んでみました!それはこんな麺顔でした!。
 

f:id:TOMASSOON:20200828110450j:plain


 
 おおお!ある程度SNS等で予習してきたとは言え、想像を超える煌めきと散らばり!塩の時より明らかに煌めいてみえる香味油の光が眩しく広がり、これでもか!と言うほどに大小玉葱微塵が散らばる楽しさ!八王子系の玉葱とは違う大胆さが印象的で、よくよく見ると柚子皮までしっかりめに入っているじゃないか。そして相変わらずメンマと刻み葱・・・三つ葉の質感が高くて全体を盛り上げる。更に、肉がデフォルトでもしっかり多めに感じる。肉増ししてしまったが、肉まで特大になってしまった気がするね・・・。
 

f:id:TOMASSOON:20200828110452j:plain

 
 
 
  
<スープ> なま醤油の円やかさ!香味油と豚エキスが溶けあうマイルドなコク!ナチュラル甘味は乾物系と玉葱エキス!+柚子の清涼感!

f:id:TOMASSOON:20200828161730j:plain


 
 しっかし私も全く駄舌だ。前回の塩で思いっきり鶏エキスが芳醇と公言したが、アニマルオフだそうですね(爆)。しかし、コク深さがハンパなかった上に、香味油の仕掛けもあったので・・・あしからず。そんな反省をしつつ、ゆっくりレンゲで味わいだすが・・・これはアニマルオフじゃぁないよね(言い切らずびびってる:汗)。ふっと頭に浮かぶのは「醤油の円やかさ」「薬味の迫力」「ひょっとして魚介と乾物と豚エキス?」ってころかしらん。
 

f:id:TOMASSOON:20200828161734j:plain


 
 「醤油のまろやかさ」・・・つまり塩気と感じさせないマイルドなタイプ。たぶん、なま醤油系主体のブレンドと思われ、香味油とのマッチングが最高です。ベースのスープが甘いのか、香味油が甘く感じさせるのかがまだ不明なんだが、鶏醤油のような分かりやすさとは別の相性。なのにエキス感と溶ける醤油は甘くも感じてしまいます。
 

f:id:TOMASSOON:20200828161735j:plain

 
 
 次に「薬味の迫力」ですがこれは明らかに、玉葱と柚子皮。大量の玉葱を投入して出汁にフレッシュな甘みを足すのは八王子系のイメージ。また千葉の竹岡ラーメンのように、コクが薄目の醤油出汁にドバっと投入してコク増しの役目も期待できるもの。ところがここでの玉葱の役割は、もともと芳醇な旨味が広がるスープに、更にコク増しと甘味を足しこむという図式で・・・それでいてしつこくない仕掛けです。更に柚子皮が入って清涼感をもプラスしますから・・・けっこう賑やかな旨味構成です。案外と柚子皮が多めに入ってるので、苦手な方には判断が割れるかも・・・。
 

f:id:TOMASSOON:20200828161858j:plain

 
 そして「ひょっとして魚介と乾物と豚エキス?」って部分は上述とやや被りますが、円やかと思わせる部分には乾物エキスの溶け込みが深いと思うのです。魚介系中心の安寧で落ち着く旨さとなっております。しかし煮干しや節などの甘味とは少し違うと感じており、椎茸類やトリュフオイルに近い甘味があるよに感じましたが・・・・語るに墓穴を掘ってる気がしてきたのでここまで。出汁か、香味油のどっちかも分からんのだが・・・(汗)。
 
 

 

 
 
<麺> 特大2玉?300gイメージの美しき麺線ロール!超大盛でも最後までスープ熱でダレを一切感じさせない風味感!噛むほどに汁との一体感の甘さ!

f:id:TOMASSOON:20200828161736j:plain


 
 300g限界説。もうこれ以上食うと楽しくなくなる(笑)。正直食い過ぎました。300gならフツーの汁麺だったら楽に食えると思い込んでたら、二郎系よりつらかったかも(爆)。トッピングの下になってよく見えませんが、とても美しく揃え得て折りたたまれており、麺も崩れるのを嫌がるように外れたがらない。そこを強引に割りばしで引き剥がしてゆきますが、嗚呼・・・相変わらずいい麺だ!。
 

f:id:TOMASSOON:20200828161737j:plain


 
 表層は滑らかで漆喰のようにきめ細かい。つるつるとライトなスベリ心地で、啜ったあとに前歯と舌で押し付けて千切ると、麺の風味が一気に鼻孔を駆け抜けますねー。麺の風味!素地の味わい!奥歯へ運び入れて噛み締めると旨味甘味すら覚える!。サイズ的には標準の太さですが、微妙に密度感があるためか、熱ダレを一切感じさせない。薄皮一枚程度、滑りを思わせる透明層があるもんだが、それも妙に薄め。全体でクッシリと食わせるような歯切れ感覚でしょうか。
 

f:id:TOMASSOON:20200828161827j:plain


 
 しかも特大盛りで、食うのに時間がかかるんだが、最後まで風味よく食えるのが秀逸です。時間経過で次第に汁を吸い出して・・・しなやかさが増して、汁の持ち上げも発揮する感覚がいい。こうなると白髪葱とも絡めて、ほのかな清涼感と絡めて食らうもいいね。三つ葉も、汁に風味を溶かすより、麺と絡めて潰し食らうのが楽しかろう。
 

f:id:TOMASSOON:20200828161822j:plain

 
 
 
 
<チャーシュー> 実は肉得意!ご自慢の低温調理肉を今日は肉増しで!そのまま食ったりシャブっとスープに泳がせたり!

f:id:TOMASSOON:20200828161732j:plain


 
 後で写真メモを整理して理解しましたが、「醤油そば」と「豚醤油そば」は、トッピングが違うだけ。乗る肉が「薄切り」なら醤油そば。「厚切りカット」なら豚醤油そば。肉増しの場合はどっちがどうなるのかは不明だけど。
 

f:id:TOMASSOON:20200828161823j:plain


 
 てなことで今回は前回に続き、真空低温調理の豚肩ロース肉。大判サイズで大胆に一枚。割と洋風な下味で、ペッパーが効いて実に旨い。ただ汁がアッツ熱だから、見る見るうちに桜色が変色してゆきます。熱退避しても埒が明かないので、早めに食いきるが、へへへ・・・今回は肉増しで別皿に用意してあるから余裕ですよ。別皿で肉増し提供というのは、熱で見る見る内に変化してしまうのをちゃんと見越した対応なのでしょうね。
 

f:id:TOMASSOON:20200828161828j:plain

 
 
 だからその赤身の熱変色を、自分好みで食らうことに集中しました。ある程度麺や他の固形物を食って減らして、スープに入れて肉をシャブシャブするスペースを作る。そこに、別皿で待機してる低温調理肉を引きはがして泳がせるのです!。熱によって脂身がいい感じで溶け出すのが旨いよね。汁の塩気と、脂身の甘味が溶けて一体化する旨さ・・・酒を思わず欲する!。
 
f:id:TOMASSOON:20200828161856j:plain
f:id:TOMASSOON:20200828161857j:plain
 

 
 
 
<メンマ> 深みある風合い!少し酸味を残した極太材木サイズ!繊維の千切れに引っかかりなし!

f:id:TOMASSOON:20200828161733j:plain


 
 自家製なんでしょうね。料理の修行感がハンパないご店主ですから。それに見栄えがもうハンドメイド感バリバリです。タイプにもよりましょうが、素材の発酵感と下味付けの妙技・・・その両方が深くてバランス感ありってな感覚。微妙に酸味を周囲に与えております。これが実に旨い!。全体が飴色にも感じさせる仕上がりで、柔らかく、繊維が絡まること全くなしです。解けるように繊維が千切れてこれもまた旨し!。いつかお酒も提供するようになれば、メンマも追加とか別皿で出てくるようになればいいなぁ~。
 

f:id:TOMASSOON:20200828161821j:plain

 
 
 
 
<味玉にハズレなし!> 薄味出汁のマイルドな浸透感!やっぱり深みと濃密さを感じるうまさだよ!

f:id:TOMASSOON:20200828161731j:plain


 
 前回は開店間なしだったので味玉はサービスしてくれました。もうそれはなかろうと購入したが、今回もまたサービスだからと、丁寧な言葉で返金してくれました。開店前に待ってたからかな?。こうもわざわざ頭を深く下げて返金してくれるとかえって恐縮してしまうね。ありがたく頂きました。
 

f:id:TOMASSOON:20200828161825j:plain


 
 全体的に熱と円やか出汁でほわっと心が緩むような味風景。濃密さが濃ゆいマチュアな甘味ではありません。もっと優しくてほっこりした旨さ。これは上品だね。やや淡白な旨味で、むしろ味が浮き出る感覚。 意外と薄味で出汁とのコントラスト感じつつ・・・今回も最後の一口分は、スープに沈め絡めてから頂きました。見た目によらず玉子の本来味も残しつつ、出汁の旨味も増して旨し!。嗚呼やっぱり味玉にハズレなし。味玉好きなら絶対食っとけと今回もお伝えしたい!。
 

f:id:TOMASSOON:20200828161826j:plain

 
 
 
 
総じまして「切れ味の塩!マイルドな醤油!すでに2種の淡麗旨さで爆発力すら覚える展開!並ぶ価値あり!一回食っとけ!」

f:id:TOMASSOON:20200828161728j:plain

 
 
 ・・・と言う感動!。塩とは思い切って方向転換した醤油ですが、やっぱり同じDNA。質感高くて崇高感すら覚える旨さと申せましょう。そして実は肉得意な店ですから・・・分厚めカットの豚肩ロース肉も是非食してみたい!また来たいと気持ちよく思わせる接客もいいね。近いうちにまた狙うかもです。個人的にはお酒があれば訪問頻度もあがると思う次第だが、大いに期待したいところ。京王線利用者は沿線にいい店多くて羨ましいけど、各駅停車で芦花公園も狙ってみてはいかが?激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

f:id:TOMASSOON:20200828165318j:plain

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
f:id:TOMASSOON:20200828111940j:plain
f:id:TOMASSOON:20200828111924j:plain

関連ランキング:ラーメン | 芦花公園駅八幡山駅千歳烏山駅

 

世田谷ラブストーリー

世田谷ラブストーリー

  • 発売日: 2019/02/12
  • メディア: MP3 ダウンロード
 
アイバンのラーメン

アイバンのラーメン

 
世田谷ライフmagazine No.67[雑誌]

世田谷ライフmagazine No.67[雑誌]

  • 発売日: 2018/11/06
  • メディア: Kindle版