ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4089】 佐々木製麺所 (東京・西荻窪) 醤油そば 特製 + アサヒスーパードライ350ml缶 〜隅々スキなしの丁寧さ!肩肘張らない馴染みの深さ!安心気分で溢れる王道今風醤油そば!

あまり知られてないけど旨い店
 

 


佐々木製麺所 (東京・西荻窪) 醤油そば 特製 + アサヒスーパードライ350ml缶 〜ラーメン食べて詠います

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 西荻窪も面白い街。ディープな飲み屋が集まる反面、東京女子大が近くにあったり、洋食グルメが有名だったり、スイーツ系も行列ができるほど。ラーメンも当然良いとこあるんだが、実は隠れ名店があるとしたら、個人的にはこちら「佐々木製麺所」をピックアップしてしまいます。
 
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 外観はさすが杉並の女子大通りと言うオシャレな感覚。店内だって清潔感そのもの。そこには経験感じるラーメン職人が落ち着いて仕事してるって感覚。良い店の条件揃ってる〜。開店から3年近く経った割にはまだ新しさが残っておりますよ。
 

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 西荻窪駅から少し歩くので、客は地元の方ばかりと言う感覚。メニューは割とシンプル。そしてしばらく来ないうちに油そばがあったのを発見!。激しくそれと迷ったんだが、なとなく醤油系気分だったので、特製の醤油そばと言う定番にまたしてしまいました。
 
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<酒> アサヒスーパードライ:ちょっと飲みたい!ガツンと味わいたい!そんな350ml

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 真夏で喉カラカラだとスーパードライの刺激が良いよね!。実は今、花粉症の薬飲んでるので、副作用なのかいつも喉がカラカラなんですわー。そんな気分も合ってスーパードライが超うまい!。
 
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 大体、酒があればあるだけ飲んでしまう性格。昼間は小瓶や350ml缶程度でちょうど良いのでしょう。ラーメン食う前に腹膨れることもなく美味しくいただけるでしょうし。ちょっと飲みたい!ガツンと味わいたい!そんな気分!。
 

 

 
 
 
<全体> 定番な今風醤油そば!全体から滲み出る丁寧さと質実さが実はハンパない!

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 待つ間、自分の過去ブログなどでチェックですが、記憶では女子大が多いから割と女性客も多かったかと。客の年齢層が高いのはたまたまなのか?。あ、そうかもう3月からコロナ系で休校なのか??。そんな野暮なことを思い出しつつ、暗い気分になっていたところで配膳が完了!。それはこんな麺顔でした!。
 

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 おおお!今風淡麗醤油そばの王道感ありありなんだが・・・どこかしら全体的に穏やか!。しかし汁や透けて見える麺をはじめ、具材それぞれに丁寧感が溢れだし、スキがないような緊張感もありなむか。でもやっぱり、ほっこりとさせるんだよなぁ〜。最近になって疲れてまでガッツリ系など「埋もれたい」ような欲望が薄れてきたオレなんだが、ちょうど等身大の質感って言うのだろうか。目新しい要素はないんだが、なぜか崇高な迫力なんてのも感じてしまう不思議さよ。
 
 

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<スープ> あっさり系鶏醤油に魚介のにじむ甘さ!なま醤油のイキイキ感と柔らかいエッジング!

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 スープをひとくち啜って、嗚呼ここ当たり!だとやっぱり直感してしまう。典型的な鶏ガラ主体の醤油系。これを動物感を強めてパンチとキレを効かせるか、魚介を溶かして落ち着きと深みを与えるか・・・ですが、これは明らかに後者。鶏ガラだけじゃないんだろうが、動物系と魚介系のイメージは、半々といった感想です。
 

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 鶏ガラは鮮やかと言うよりアッサリ。鶏油系のコクも加減もほどよく、肉厚とは感じさせません。しかし表層にはキラキラ澄みきったような脂が漂う。アッサリとは所感したが、醤油の円やかさとよく合っており、カエシもキレと言うより穏やかな風合いがいいね。この感覚・・・なま醤油系なのだろうか。非常に明るいのに落ち着きのある醤油風味と感じます。
 

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 きっと乾物系のセンスが良いのでしょうね。煮干系の甘味はあってもニボ苦味感は120%なし。節系も鰹と言うより華やかさよりもっと穏やかなもの。甘味もあることから軽く椎茸があってもおかしくないが、駄舌ではわからん。ただ魚介のカオスさがしつこくない程度に響いており、グイグイと汁を最後まで一気に飲み干させる魔力はあるようです。
 
 

 

 
 
<麺> 自家製麺:軽く全粒打ち込まれ・・・風味に甘味すら覚える味わい深さ!

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 初訪問からかなり時間が経って思い出せないが・・・こんなに美味かったっけ?と思ってしまいました。ここは麺が実に旨い。加水は中程度で、密度感は中庸なストレート細麺。だが汁をぐいぐいと吸い込んで芯が失せても風合いが楽しめて良いね。いやその風合いと言うより、すでに味わい・甘味と感じられるほどで、冒頭から味わい深いと正直思ってしまったよ。よくよく感心しながら見直してみると、全粒が微かに打ち込まれているのね。5%にも満たない程度なのだが、改めて風味の工夫なんかも垣間見た気分でした。
 

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 これで大盛100円はお得感あるね。最近、ワンコインでできなくなりつつある風潮がきついんだが、これなら非常にリーズナブル。また口頭で「平打ち麺」に変更できるとのこと。後客の注文で分かった次第だが、それ既に非常に気になってしまい、近いうちにまた来そう。
 

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<チャーシュー> ホロホロトロトロの豚バラ肉!王道の肉感なのにとっても上品な味わい!

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 そうか・・・麺顔でどこかほっこりと感じたのは、チャーシューだったようです。この淡麗系な麺顔なら低温2種鶏豚が主流になりつつある昨今。バラ肉っていうのが、オヤジ世代としてはしっくり来るのか。しかもそのバラ肉の仕上がりが実に綺麗。
 

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 脂身がトロトロで角煮に匹敵。また脂身で挟まれた肉身の層は既に繊維質が崩れて隙間が生まれてる。そこから汁が入り出して、もはやスポンジ状態。これを崩れないようにそっと箸でつまみ上げると、脂身の旨味が垂れてくる・・・そこをガブリと噛み潰すが、何の力も必要ないほど柔らかい。そして出汁と脂身と肉の旨味が怒涛のように押し寄せる!。嗚呼、バラ肉チャーシューってこんなに上品だったっけ?と思えるほど。これなら白飯にも合わせたい。チャーシュー丼は激しくオススメに違いないのだった。
 
 

 

 
 
<味玉にハズレなし!> 薄出汁の浸透深くマニュアで甘い濃厚さ!卵本来味わいもしっかりキープ!

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 大体、味玉を味わう時に気をつけるのは、茹で上がり・出汁の濃さ・出汁の浸透・そして味の濃厚感。濃厚感ってのは出汁が浸透した後の味変化のことね。この基準でいくと、茹で上げ浅めでふわふわ。出汁は薄い傾向で、浸透はやや浅め。味わいでもわかるが白身の染まり具合なんかで私は見比べます。そして味の濃厚感は浅め。浅め・・・ってのは、出汁と卵黄がじっとりと交わり一体となった熟成感。もはや和菓子かというほど甘いタイプもありますね。しかしこれは、卵黄の味わいが少し残るタイプで、出汁感覚と卵感覚が両方バランスとってる感じ。これも良いよね。卵かけご飯など好きな方なら、この系統の方が好きなんじゃないかな?。旨し!やっぱり味玉にハズレなし!。

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総じまして「隅々スキなしの丁寧さ!肩肘張らない馴染みの深さ!安心気分で溢れる王道今風醤油そば!」
 
 ・・・と言う感想!。気どらなくても崇高な味わいが素敵です。しかもメニューがそれほど多くなく、基本的には醤油と塩、限定などやるでもなく、よく続いているなと思う。その反面それだけ質感高いので固定客を引きつけてるのでしょう。ちょっと西荻窪から歩くのでしばらくスルーしてましたが、これから暖かくなることだし、もう少し訪問頻度を上げても良いかと考え直してしまいました。中央線利用者なら、半分お散歩気分でいかが?激しくオススメ!。そんな思わず宣伝してしまうほど旨し!。なので応援気分で、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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